地球を6.9周分の走行距離を走った 我が家のNC型ロードスター RHT。
通称:カッパーくん。
今回はエンジンルームのリフレッシュと内装の清掃についてお話し致します。
このカッパーくんは基本は走り重視のRSグレード(ラナバウトスポーツの略)に内装はサドルタン色の本革シートをあしらったVSグレードです。
内装はまず お湯で薄めた中性洗剤に綺麗なクロスでシートの本革を濡れたクロスで蒸すように汚れを溶かしてから中性洗剤で軽く拭き取ります。
そして油分と汚れを取り除き 市販の革用の保護剤を使い革の風合いを戻す作業から入ります。
今度はシート以外の内装清掃です。
こちらもお湯で薄めた中性洗剤をクロスに染み込ませて拭き洗いし またもう一つのバゲツには水にセームクロスを浸して固く絞り 拭き取ります。
そしてダッシュボードの保護剤をスポンジに取り 塗る作業です。
この作業の合間にRHT開閉部を清掃及びグリスアップして完成です。
次にエンジンルームの清掃です。
細部についてはバッテリーやウインドウォッシャータンク ヒューズボックスやエアクリーナボックスを取り外して清掃を行いますが 今回は省略
今回の重点項目はストラッドタワーバー(パフォーマンスロッド)付近の清掃です。
このNC型ロードスターからストラッドタワーバーは3分割となり まずは左右のストラッド部のネジ二箇所を緩め 中間部のネジ二箇所を緩め 最後にシャシパネルの左右各一箇所ずつのネジを緩め 全てのネジを外しストラッドタワーバーを取り外します。
この手順でもしバキやギシギシと音が出たり ストラッドタワーバーの位置が少しでもずれるようなら締めまししてこの作業は終了です。
理由はボディーが変形しているからで このまま取り外して 再度付けるとミッションが入りづらくなったり 最悪 走りのフィーリングの変化を起こしてしまうからです。
またこのNC型からストラッドタワーバーが三分割になった理由の一つに左右片側の足回りにダメージを受けた場合 反対側にも押して影響が出るのを嫌っての措置で 近年のクルマはハイテン材などボディー強度が固い分 このようなダメージを受けるとシャシに影響してしまうからと考えます。
ストラッドタワーバーを取り外すと とてもスッキリした感じです。
取り外したら ストラッドタワーバーで隠れていた部分を清掃して組み付けます。
要領は外した逆に行い ナットを仮止めして 最後 トルクレンチで締め上げて終了です。
このクルマの走行距離は

これです。
今後はテスト車両として 子供達と一緒に遊びたいと思います。
Posted at 2017/11/02 17:48:27 | |
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