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ロードスターさーぱぱのブログ一覧

2017年11月05日 イイね!

ロードスター物語:平井イズムの誕生と継承について!!


今年28周年を迎えるマツダ(初代ユーノス)ロードスター。



このロードスター誕生までには2つの意外な秘話があります。

1つはオフライン55(ゴーゴー)と言うキーワード。

意味:本格的開発の全段階の研究中は発売までこぎ着ける確率は5割であると言う見方がマツダ社内でも態勢をしめていた。

もう1つはこのFRスポーツの企画は意外にもアメリカからのものであった事。

[ロードスターの原案(走行車)は1985年に出来た。]
この頃、この計画を形にするために、RX-7(SA22型)の足まわりと、当時まだFR車だったファミリアバンを2台、イギリスの研究所に送り、シャシとボディーは新造して試作車を作るから始まった。

[ロードスターとしてのこだわり]
開発者自身が乗りたくなるクルマを作ること。

そのこだわりがオープンボディーであること。
(軽量化に有利)

足まわりはダブルウイッシュボーンであること。
(セッティングの自由度が体感出来る)

P.P.F(パワープラントフレーム)を採用してダイレクトなシフトフィールを演出する事。
(この機構はミッションとデフを結ぶプロペラシャフトをサブフレームで固定するもの)

ヨーを軽減するために極力低重心にする。
(旋回性能の向上と回答性につながる)


[人馬一体とは]
乗り手の走りの思いをクルマである愛馬がたちどころに察知して大地に伝えて走る。

愛車と人の関係を越えた「人馬」の関係を愛着を込めて人馬一体と言う。


[このロードスターに乗って欲しい人]
ロードスターとはけして速さやスペック上は他のスポーツカーに劣ります。

ですから、ハイパワーを乗りたい人達はどうぞ、ワンランク上のスポーツカーにお乗り下さい。

またデサインもそんなにカッコ良く作れませんでした。

どうぞカッコ良いスポーツカーにお乗り下さい。

しかし走りを楽しみたいと思う方は、どうぞロードスターを試してみて下さい。

また触れてみて下さい。

好きか嫌いかは、そこで決めて結構です。

このように初代開発者:平井氏は言う。



スポーツカーとはそもそも押し売りして買う性格のクルマではなく、乗りたいから買うクルマ。

それなら走りの楽しさに特化したクルマを作る事、そして「誰にも手が届く、また誰もが気持ちいいクルマ」を自信を持ってお届けする。これが基本の根本にあるのです。

これが約100万台と言うライトウェイトスポーツオープンカーでの販売の快挙。

そしてギネスブックに載る偉業につながったのだと語る。

[平井氏からのお詫び]
特にNA型ユーノス・ロードスターオーナー様へ 。



このユーノス・ロードスターは走りを楽しくするためのクルマです。

またマツダとしても多少 儲けないといけないと言う十字架を背負わされたクルマ作りでした。

当時新車価格:170万円

エンジンパワーはそこそこのファミリアのエンジンでごめんなさい。

トランスミッションはゼダンのルーチェのミッションでごめんなさい。

灰皿はトラック用のものを流用してごめんなさい。

そして内張りは段ボールにスポンジを入れ、ビニールで巻いただけのものでごめんなさい。

しかし、走りの楽しさは超一級品でごめんなさい。笑顔


平井氏のこの精神「人馬一体」はその後、貴島氏 山本氏 中山氏へと受け継がれ、NA NB NC ND型と4世代を作り続け、来年、28周年を迎える。



スポーツカーとしては一級品ではありませんが、走りの楽しさだけは一級品。

私(さーぱぱも)も4世代のロードスターを長期に渡り間 テストをさせて頂きましたが、最高の相棒とさせて頂きました。

ロードスターに乗られているオーナーの皆様には、これからも楽しいロードスターライフを送りましょう。

またこれからロードスターに乗りたいと思われている方は是非ロードスターに乗って見ましょう。

またロードスターに興味のない方もロードスターをどうか宜しくお願い致します。と最後の言葉に代えさせて頂くさーぱぱなのです。
Posted at 2017/11/05 05:36:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年11月05日 イイね!

質問コーナー:イギリスのスポーツカーはなぜグリーンなのぉ~?に対しての答えする


2014年11月05日 掲載

ある人からイギリスのスポーツカーはなぜグリーンなのぉ~?と聞かれ おはなしした事。

その答えは似合うからとか、伝統とか、曖昧な答えになってしまいます。

しかしこの質問の答え的な要素が私なりにモータースポーツにおける「ナショナルカラー」ではないのかなぁ~と思いお話させて頂きました。

【ナショナルカラーとは】
4輪モータースポーツを統括する国際自動車連盟(FIA)が、国別に車両の塗装色(ナショナルカラー)を指定していた時期がありました。

現在では、その規定はないのですが、現在でもナショナルカラーを使用しているのは、F1のフェラーリ=赤である(注:フェラーリの本来のコーポレートカラーは、社旗・社章にも使われる黄色ですねぇ。)

元々このナショナルカラーは、1900年に開催されたゴードン・ベネット・カップで各国国別に車体の色が決められたことが発祥とされる(アメリカの新聞「ニューヨーク・ヘラルド」紙の社長ジェイムズ・ゴードン・ベネット・ジュニアの発案と言われています。)

このレースは国別対抗戦であり、参加した四ヶ国はそれぞれ、アメリカの赤、ベルギーの黄、ドイツの白、フランスの青と決められていました。


その後 主なナショナルカラーは以下の通りです。

イギリス(英国):緑
ロータス、ジャガー、ベントレーなどやや暗めの緑。
(ブリティッシュ・グリーンと言う。)

アイルランドはやや明るめの緑。
(アイリッシュ・グリーンと言います。)

フランス:青

ドイツ:銀(1934年以前は白)

ベルギー:黄

オランダ:オレンジ

イタリア:赤

アメリカ合衆国:青地に白のストライプ(かつては赤や白だったこともありました。)

ニュージーランド:橙

南アフリカ共和国:金にボンネットが緑

タイ:薄い青に黄色のストライプ

日本:白地に赤いアクセント(かつてはアイボリー地に赤丸。)

ホンダのF1参戦に伴い、それまでなかった日本のナショナルカラーを決める必要が生じたました。

当時 本田宗一郎氏は「黄金の国、ジハング」にちなんで日本のナショナルカラーとしてゴールドを希望しましたが しかし、ゴールドは既に南アフリカのナショナルカラーであったので却下し、そこでアイボリーを提案するがこれはドイツと見分けづらいということで日の丸を追加し「アイボリーに赤丸」が日本のナショナルカラーとなった訳です。

これがこの質問の答えになっていないことは、私もわかっていますが、少なからず、クルマの伝統色だなぁ~と思いますねぇ~。

以上、これを質問に対しての答えとさせて頂きました。

Posted at 2017/11/05 04:54:36 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「@*はる* 軽ミは不参加だったんですね。来年は参加されることを願っております。😃また機会がありましたら爆走のお供にをさせてくださいね!」
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はじめまして ロードスターさーぱぱと申します。 以前はサーパパと言う名前でみんカラをやらせて頂いておりましたが 携帯電話の機種変更によりロードスターさーぱぱ...
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