今回 マツダロードスターのDMAが世界のスポーツカーに息づく(作る)。と言うテーマをブログに書いてみます。
【エンジン編】
[ジネッタ G40]
(マツダNC型ロードスターのMZRエンジン)
(ジネッタG40のエンジン)
マツダは英国のスポーツカーメーカー(ビルダー)にエンジン供給をしています。
このエンジンはマツダ三代目NC型ロードスターのシリーズ1のスペック170馬力をほぼ流用し 車両重量795kgとクーペスタイルでは超軽量化を実現したスポーツカーです。
(ジネッタG40の外観)
フロントマスクはどことなくマツダ2代目NB型ロードスターに似ているように見えるのは私だけでしょうかね。
[ゼノスE10型]
ゼノスのエンジンは基本的にはフォード製ですが ベースとなった設計はマツダMZR型2000ccエンジンです。
このエンジンをリアミッドシップにマウントしたパワーレイアウトでNA(ナチュラル アスピレーション)で200馬力 E10Sのターボチャージで250馬力 最近発表になった2300ccターボで300馬力とメリハリの付けたラインナップも走り屋の心をくすぐる逸品です。
尚 クルマのデメリットはドアが開かないため 乗り込むときに股がなければならず 女性のミニスカートでの乗車は要注意ですねぇ。
[ケータハム スーパー7]
最近ではスズキの軽エンジンを搭載され 話題となるケータハム。
しかし本来の白ナンバーモデルは フォード製デュラテックエンジンで このエンジンもまたマツダMZR型エンジンを吸気側だけでなく排気側にもVVT(バリアブル(可変) バルブ(弁)タイミング(瞬間))を採用していることが 最大の特徴です。
これによりマツダのMZR型エンジンの強みである低中速域での使い勝手に 新たに高回転域での気持ち良さをプラスしたエンジンで 海外ライトウェイトスポーツカーメーカーは この高回転域でのレスポンスが無いのがマツダ製エンジンでなく マツダ製エンジンを改良したフォード製を選ぶ最大の理由なのかも知れません。(尚 この手のライトウェイトスポーツカーメーカーは資金的提携や関連会社にフォードがいるからこのフォード製エンジンを選ぶのも事実かも知れませんね。)
番外編 日本の自動車メーカー光岡が作ったスーパー7
[光岡ゼロワン]
このクルマが発売された当時 マツダのロードスターは初代ユーノス ロードスター。
エンジンもこの通称 かまぼこヘッドで搭載。
和製スーパー7にロードスターのDMAが融合した一台で 本家のケータハムと大きな違いは 光岡ゼロワンはリアサスペンスにドディオン式でなくダブルウィッシュボーン式にしたのと サービス面ではエアコンがつけられるようになった事が特徴の一台です。
【総括と苦言をマツダにもの申す。】
マツダのガソリンエンジンは低中速域の使い勝手の良さはディーゼルエンジン並にトルクフルであるのに対して 高回転域ではスカスカ感が大き過ぎる。
高回転域はただ回っていれば良いという時代は昔々の話です。
マツダの場合 RX-7 8のロータリーエンジンでの高出力モデルとロードスターの低次元での楽しい走りを楽しむクルマに色濃く 分けられているのは良いのだが 現在 ハイスペックのRE(Rロータス Eエンジンの略)シリーズが無い現状 この二枚看板をロードスターが背負っていかなければならないと思います。
またトヨタ86乗りからはロードスターを「走りは楽しいが エンジンの出力にワクワク感が無い」と言われるのは悲し過ぎる。
究極はロードスターの取材に来られた方から軽さが武器?ハァ 重くてハイパワーでも峠を速く走らせられると言われる身になって欲しい。
ロードスターに多くの欲は言いません 分速回転7500まで気持ち良く パワーフルに回るエンジンの搭載を望む。
あるマツダの方は言う。マツダはトヨタやホンダは目指さない。(私からすると目指せません。) ポルシェを目指す。と豪語するならもう少し私を気持ち良く ワクワクさせるエンジンを搭載させてくれたならマツダをもう一度 大好きになれるのかも知れませんね。
最後は長々と私の本音の愚痴になってしまいました。
しかしマツダロードスターは私にとって永遠に心のオアシスであるのも事実と思う さーぱぱなのです。
Posted at 2017/11/28 09:27:41 | |
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