2017年12月30日
マツダはロータリーエンジンを今も開発を進めている 。
しかしロータリーエンジンは人類史上 約200年間もものにすることが出来なかったエンジン。
世界中で マツダだけが物に出来た 匠の技術でした。
そしてこのロータリーエンジンにはたくさんの虐めにあい その都度 マツダ(当時は東洋工業)それを克服して来た。
そのいじめは「 ロータリーエンジンは作れる訳は無い。世の中を惑わすエンジンだ。」や「耐久性が無いなど」の誹謗中傷から始まり 燃費が悪いや1991年のル・マンの優勝した時もロータリーエンジンはエンジンオイルまで燃料にしているから燃費が良いなど 様々な物がありました。
その中でも大変だったのは自動車税です。
本来 現在の自動車税はクルマの排気量の違いにより課税されるものだと思いますが2ローターの13B型ロータリーエンジンは排気量1308ccなのに ロータリーエンジンにはロータリー換算があり 実際の排気量に1.5倍をして換算排気量を課税比較すると このロータリーエンジンは1962ccとなり2000ccクラスの税金となる訳です。
このロータリー換算の肯定的見解はロータリーエンジンは同排気量のエンジンと比較して出力が高いと言われます。
現にホンダS2000の2000ccエンジンがNAエンジンで250馬力に対して1308ccのロータリーレネシスエンジンも250馬力を発生する。
だからと言って出力だけで比較課税するのは実馬力基準となり自動車税の項目にはありません。
おかしい話です。
また体積変化を基準にしたと言うなら4サイクルエンジンと2サイクルエンジンでは工程が倍の働きをするため 働き排気量は2サイクルエンジンは4サイクルエンジンに比べ 倍の排気量となる訳ですが この2サイクルエンジンは多くの自動車メーカーで作っていたので自動車税は同等扱いとされています。
そして究極は過給機の扱いです。
同じ排気量のシリンダー内に圧縮混合気をいれて燃焼させているから 過給機付きエンジンは出力も上がると同時に空気流入量も上がる。
ロータリーの体積変化と言うなら 過給機付きエンジンの課税が実際の排気量基準だけだとは納得行かない事なのです。
これは私が思う 不公平と言うしか無く 単なるマツダいじめだと思う。
以前これらを踏まえ「ロータリー換算」について 財務省(当時は大蔵省)に問い合わせたところ 当時のこの規定が出来た経緯がわからないとの事。
なおさらおかしい事です。
【さーぱぱがなぜロータリーエンジンにこだわるか?】
さーぱぱがなぜロータリーエンジンにこだわるかについて聞かれると答える話を致します。
それは現在マツダで開発中のFR乗用車計画が静かに始まったからです。
またマツダとスバルの販売台数はほぼ同じなのに 利益はスバルの方が上であると言うこと。
マツダは良いクルマを作っても消費者からは単にデザインの良い安く買えるクルマと言うイメージが多大にあるのです。
マツダの走りは楽しいのに サルーンカーや高級車は作れないと思われがちなのかも知れません。
しかしマツダが高級車的なエンジンを開発するなら3ローターロータリーエンジンの20Bロータリーエンジンです。
このエンジンは基本 1962ccのエンジンでNAでも今の技術で350馬力 過給機で500馬力を発生させ また滑らかな回転感性は まさにV12気筒エンジンに匹敵するほどです。
この出力をレシプロエンジンで発生させるとしたら3500ccくらいになり税金は58,000円になるのに対して3ローターエンジンなら39,500円となります。
自動車好きなら このマツダに対するいじめをやめさせても良いのかな!と思うさーぱぱなのです
Posted at 2017/12/30 10:22:32 | |
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