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ロードスターさーぱぱのブログ一覧

2017年10月20日 イイね!

マツダの強み 100年の常識を変える挑戦

自動車が一般大衆に受け入れられた理由の一つに低価格があります。

この低価格を実現するために今から約100年前に アメリカフォード車は「T型フォード」を発売した。

この低価格を実現するためには 大量生産と分業化により生産性を高めた結果、安価なクルマが世に発売 自動車は庶民の足となりました。

因みに この当時のT型フォードは1車種 1塗装(黒塗り)しかなかったのです。

しかし昨今の自動車メーカーでは セダンやクーペ SUVやステーションワゴン ミニバンやスポーツカーなど 様々なお客様のニーズに応えるために車種を増やす結果に。

すると生産ラインの種類は膨大となり 新車発表時にはフル稼働の生産ラインも5年も経つと10%くらいになる生産ラインも珍しく無い状況となりました。

これでは弱小自動車メーカーは廃業の憂き目になるだけです。

そこで今日のマツダの改革の一部をご紹介致します。

【コストダウンへの挑戦】



世界の常識は一枚の鉄板から部品を切り出せる割合は60%で40%は無駄が出ていたのが マツダでは70%にすることに成功したのです。

これを実現するためCX-5のCピラー(屋根を支える柱で クルマの一番後ろの部分)を大胆に 2分割にして 組み立て時に二つの部品を溶接してつけると言うもので 今までの常識ではこの方法の方がコストは高くなると思われていました。しかし厳密に計算した結果 低コストにすることができました。

【分業化の弊害を克服する】

専門分野のエキスパートを作り 分業化 細分化して自動車を生産すると片寄った考えが生まれるようになった。

そこでマツダは生産や設計を一緒にクルマ作りをするために「一括企画」なる提案する。

これにより設計は生産担当にものづくりの相談がしやすくなり生産は無駄をなくすために設計担当に改善を共に考えるようになりました。



この改善成果の一例がフロントメンバーを今までドライブシャフトを通すために湾曲させていたものを直線的に設計することができました。

【新素材 ハイテン材を使用する。】

ハイテンと言う材料は一般の鉄板より重量が同じでも硬い素材です。

(プレス実験)
通常の鋼材


ハイテンの鋼材


しかしこのハイテン材は曲げ等の加工が難しく 熱を加えすぎると強度が落ちる性質を持つ代物で生産担当からはやっかいな材料なので使いたく無いと言いたい鋼材でした。

しかし設計はこれを使うことで より軽くて 強度のあるクルマ作りが出来ると主張し 一括企画制度により設計 生産が より良いクルマを作ると言う信念で作りあげた結晶なのです。

ちなみにロードスターでは。



NC型よりND型ロードスターのハイテン材率は向上していますねぇ。(上がNC型 下がND型)

【広島製 自動車作りのこだわりのマツダ】

安い人件費と安い部品を調達しやすい海外生産を極力するなくする取り組み。



広島製の自動車を世界のマツダファンに体感 共感 感動して頂き 購入して頂く。

このための問題点は 新車発表時は売れるが5年も経つと売れなくなり 生産ラインはガラガラになる。

これを解決するために問題に取り組んだ。

解決策は同じ一つの生産ラインにデミオもロードスターもCX-5も流すと生産ラインは常に100%以上の生産性を確保出来る。

この課題を解決するためには 専用のジグを開発することと各大小の車種を一定の企画化することで解決しました。

(NCロケーター)


(NCロケーターが車体に差し込まれる写真)


このロケーターを任意で移動出来るものを開発 ラインの基準寸法を任意化し 溶接や組み立てラインに反映することが出来 これによりより良いクルマが より安く出来るようになりました。

【スカイアクティブエンジンの生産】

超高圧縮比のエンジンは高効率なエンジンにはなるが 事実上はノッキングなどを引き起こしてエンジンを壊してしまう。が自動車100年間の常識でした。

しかしマツダはこれに挑んだ。

市販のエンジンなら圧縮比は11前後をあえて13以上にするとノッキングが安定して 高出力になることを発見した。

しかしこの圧縮比を実現するためには普通のエンジンを作るラインでは 到底作ることの出来ない代物。

F1エンジン製造の精度が要求される難しいエンジン生産にチャレンジしたのです。

詳しくは次回号にて

これにより 他の自動車メーカーが真似の出来ない独自性を持ったマツダは復活を遂げたのだと思います。
























Posted at 2017/10/20 09:20:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年10月18日 イイね!

マツダロードスターを「より楽しく感じられるイベント」紹介!!


2015年10月16日掲載
スポーツカーに乗ると、また所有すると「速く走りたい」と「己の技量を知りたい」の2つのドライビング感を試したくなるものだと思います。

ロードスターにお乗りの方々もこの気持ちは例外ではないと思うのです。

その気持ちをかなえるためにマツダでは各種イベントを開催しています。

今回はその走りの魅力やロードスターとの「走る喜び」をあなたにと題してお話致します。

その1:Be a driver.マツダ・ドライビング・アカデミー
専門のインストラクターやマツダ開発スタッフなどの講師陣による座学と実技をとうしてマツダのクルマ造りである「人馬一体」を学ぶドライビングレッスンです。

その2:マツダファンフェスタ
毎年12月に岡山国際サーキットで開催されるマツダファンの祭典exclamation歴代のレースカーや開発、モータースポーツに関するゲストのトークショー、オーナーズミーティング、ゲーム大会など楽しいイベントですねぇ~。

その3:マツダファンサーキットトライアル
マツダ車を選んだファンがその愛馬のポテンシャルと限界を体感するイベントexclamation走行会形式なので好きな時にタイムアタック出来て、タイムはJAF公認記録なのも嬉しいです。

その4:マツダファン・エンデュランス
ル・マン24時間レースに国内自動車メーカー唯一の優勝を成し遂げたマツダが燃料満タンで2時間30分を全開走行し、燃費コントロールを学ぶイベントですねぇ。

その5:ロードスター・パーティーレース
「遊び心を忘れない」大人達のレースをコンセプトに、イコールコンディションの中、ライトウェイトスポーツカーの操る楽しさを知って頂くイベントですexclamation(尚、このイベントに参加して頂くには、ロードスターのNR-Aグレードに一定の保安基準の装備を装着した車両に限る。)

その6:ロードスタークラブオブジャパンが主催するイベント

ロードスターの地方クラブを支援、コミュニケーションを取り合う場として組織したクラブexclamationロードスター最大の祭典である「軽井沢ミーティング」や「北海道、富良野ミーティング(フラミ)」、「マツダR&D開発センターミーティング」など、ロードスターの世界をもっと楽しくするイベントを開催しています。

等々

【最後にマツダと言う会社の魅力】



マツダの社員一丸でドライバーを主人公とし、走る楽しさを提供すると言う数少ない自動車メーカー。

イベントの際には、開発スタッフや社員の方々が休みを返上して参加してくれる。

それが、スタッフの人達も共に楽しんでいる。

スタッフがドライバーと身近な存在となり、やがては同士と呼び会える仲間となる。

これがマツダの強みなのかも知れません。

マツダの開発者は自分たちが乗って楽しいクルマ造りを忘れない。

だから、一般ユーザーの方々と接してアピールしたい。

それがマツダイズムなのだから。



Posted at 2017/10/18 00:36:03 | コメント(1) | トラックバック(0)
2017年10月16日 イイね!

我が家のロードスター東北ミーティング

今回、ロードスターのミーティングは初参加になるさーぱぱ家族。参加する東北ミーティング開催日を心待ちにしておりました。

参加はさーぱぱ さーさん 娘の3人。


特に免許取りたての娘と嫁さんには 日頃の感謝と慰労のため 前日から宿に宿泊し、次の日に参加することにしました。

【宿の近くで撮影】



【途中の沼でパシャり📷】


ミーティング当日は クルマをオープンにして磐梯山ゴールドラインをドライブ。(写真が無いのが残念)

会場入りすると 主催者と地元のボランティアの方々から熱烈な歓迎を受けて そのオフィシャルさんの多さにびっくり!



会場に到着するなりロードスター クラブ オブ ジャパン 会長の水落さんや主催者さん マツダ開発関係者の皆様にご挨拶。

(この日 NA型ロードスターレストア責任者の山本元開発主査はアメリカ出張で来られていなかったので メッセージを商品本部の方に託して来ました。)

また、ロードスターブロスの方にも大変 お世話になりました。(ありがとうございます。)


【参加された方々のロードスター達】


【NA型ロードスターレストアに関する説明】


地元の方々の熱いおもてなしに大感激を受け 一日が終了致しました。

余談話ですが 我が家ではロードスター好きから子供達 4人中 3人がマツダの営業、生産、整備でお世話になっています。

今回 一番下の娘もマツダに入社志望と言うことで マツダ開発女性陣に入社の際の傾向と対策を熱心に聞いていました。

帰り道は娘に新旧ロードスター乗り比べ試乗会を実施。

【新型ND型ロードスターRF】


【旧型NC型ロードスター】


娘のこの二台のロードスターに乗った感想を聞いて 走り以外の評価の違いを聞いてびっくり‼︎

女性目線のクルマ作りを再認識させて頂きました。

最後に 今回のロードスタースタイルin東北ミーティングは私たち家族にとって大変 有意義な思い出になりました。

このミーティングを開催して頂いた全ての皆様にありがとうとお疲れ様でしたと言いたいさーぱぱなのです。



















Posted at 2017/10/16 07:12:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年10月12日 イイね!

神戸製鋼データー改ざんとロードスターのリコールについて

神戸製鋼のデーター改ざんの続報

JR東海の新幹線(700系) 台車の部位で 車軸の軸受について問題視されている。

ではロードスターではどの部位がアルミ製なのか?を考えてみました。

【ND型ロードスターのアルミ製部位】



ND型以前からのアルミ製品
1、ボンネット トランク
2、パワー プラント フレーム
3、フロントアッパー ロアアーム
4、X字形補強メンバー
5、リアハブケース リアサブフレーム一部

ND型からアルミ製品採用部品
6、フロント リアのバンパー内 強度フレーム
7、フロントフェンダー
8、フロントハブケース
9、車体下部の補強材
10、屋根のインボード材等
11、ファッションバー付近&オープン格納部

ND型ロードスターRF専用部品
12、フロントルーフ

ここで最重要な問題は走りに関係して 固有の振動を受け 金属疲労を起こしやすい部位

ハブケースだと思います。

基本この手の部位はアルミ強度7000番代を使用し 同等の使用部位では銃などにも使用されている強度ですが 今回この強度にばらつきがあるとしたなら破断破損が考えられる。

この場合 自動車旋回中にアームの付け根が折れるか リアショックアブソーバー付け根が破断するか ハブケース部の亀裂によりハブベアリングが暴れることが想定されます。

【リコールの出願時期を考える。】
1、現時点でリコールを出願する。
(予言的出願)

2、強度サンプル検査をして不具合があればリコールを出願する。
(検証的出願)

3、事故が起きてリコールを出願する。
(偽装発覚的出願)

この順番は自動車メーカーのこの問題に対処する姿勢と今後 その自動車メーカーの信頼 信用を図る上でのバロメーターです。

出来れば3番 三菱自動車的な考え方はやめてほしいと願うさーぱぱなのです。

Posted at 2017/10/12 06:59:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年10月11日 イイね!

私が人のクルマをテストする時に注意する点!! ロードスターネタ


2015年01月04日掲載

私が友人やお店の方々にクルマを乗せて頂く機会がありますが乗せて頂くことに、私なりの注意点をお話させて頂きます。


まず最初は走行の安全第一の運転を心がけます。


また走らせて頂く前に目視で乗るクルマのタイヤ状況やボディの傷、操作系のタッチ等の状況を自分の目で見て触れて判断します。


また、テストに入る前にエンジンやクラッチ、足回り等のそのクルマが持つ挙動や癖みたいなものをドライバーズシートにおさまり、スローで走りそのクルマ自身に聞く作業から始まります。
(最初のクラッチミートから3速までが緊張します。)


それから周囲の安全を確認してテストに入るように心がけます。


そして走行してテストの評価する際には2つ事に注意します。

その1つ目はそのクルマが持つ個性を尊重する事です。

なぜなら乗る人の個性でクルマのセッティングを変えられるロードスターは特に注意を払います。


私が不自然と思う挙動でもそのクルマの個性が好きならそれが正しいからです。
(速いクルマを作ると乗って楽しいクルマ作りはイコールではないためであるからですねぇ。)

もう1つは壊れている箇所や危険な挙動をするクルマはオーナーにお知らせして、このようにしたら良いかと思うんですがと改善案をお話する事が良いと思っておりますと話します。


話は違うかもしれませんが、我が家の長男がまだ免許を取り立ての頃、中古で購入したばかりのNA型ロードスターを山で全損させてしまったのです。

その理由は私の脇に乗って、私がそれなりに走らせていた事が自分にも出来ると思ったのか、私が『このクルマはセッティングが出来ていなからゆっくり走れよ』の忠告を聞かずに事故を起こさせてしまいました。

幸いケガはなく大事には至りませんでした。

後日、別の同じ型のロードスターで、その事故の再現を私が走ってみて検証した所(ぶつかる30秒手前までを再現。)

長男は『その通りのクルマの動きをした。』との回答、その対処の仕方を教えましたが、その事故をやる前に教えていたならと後悔しました。

最後に私が我が家のロードスターに求めるものは楽しいクルマに仕上げる事。速さや絶対的な限界を求めるのではなくFRの挙動に忠実かつ対処が容易に出来るクルマこそ『真の練習機』と言えるのではないかと思うさーぱぱなのです。
Posted at 2017/10/11 10:42:43 | コメント(1) | トラックバック(0)

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「@*はる* 軽ミは不参加だったんですね。来年は参加されることを願っております。😃また機会がありましたら爆走のお供にをさせてくださいね!」
何シテル?   05/27 22:35
はじめまして ロードスターさーぱぱと申します。 以前はサーパパと言う名前でみんカラをやらせて頂いておりましたが 携帯電話の機種変更によりロードスターさーぱぱ...
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2021/01/01 21:55:08

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