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ロードスターさーぱぱのブログ一覧

2017年11月12日 イイね!

質問コーナー:タイヤの銘柄と特徴についてのご質問と私なりの答え!!


今回、タイヤの銘柄と特徴についてのご質問ですが、まず初めに、タイヤの性能とグリップとは何かについて、私なりのテスト経験にてお話致します。

そもそもタイヤとは、クルマと大地をつなぐ部分で、曲がる、止まる、加速するを大地に伝え、またその大地のコンディションをクルマにどのようにフィードバックさせて見せるかが、タイヤの良し悪しになる訳です。

また、晴れの日や雨や風の日などの走行環境に変化が少ないことも大切な要素ですし、耐磨耗速度(ライフ性)やタイヤと大地の摩擦に対する音(ハーシュネス音)も静がなことも大事な要素ですよねぇ。

[タイヤの進学の過程を見てきたタイヤの話]
私は当時 ブリジストンが大好きで、ポテンザRE71からRE710、RE11の進化の過程を見てきました。

RE71との出会いは当時ポテンザRE86(純正装着タイヤ)のコーナー出口付近でのグリップ感覚向上とタイヤのサイドウォールの剛性感を向上させたいと言う思いから履き替えました。

しかし同一サイズ(60シリーズ)のタイヤだとサイドウォール剛性の違いは劇的な変化はないものの、タイヤに熱が入るとグリップ力は路面に吸い付く感覚に…。

これによりグリップ力は向上しましたが、タイヤのライフはRE86の8割程度の持ちと、今度はクルマの足回りに対する剛性不足を感じましたねぇ。

その後、RE71からRE710(改)の変更点は、タイヤライフの向上と新品と磨耗した時のグリップ力変身を少なくすることが改善点の最大の特徴でした。
(改善点を簡単にご紹介: 磨耗に対するグリップ力の安定性を確保するために、排水溝を新品時には広く、磨耗につれて狭くするV字カットにし、磨耗につれてタイヤの接地面積を上げるのと、磨耗につれてコンパウンドの配合量を変えて、少し柔らかいタイヤに変化して行くことで、グリップ力の安定性を確保していますexclamationしかし磨耗につれて、タイヤトレッド表面は柔らかくなるので、減りは早くなりますねぇ~。)

現在のRE11は近年のキャンバー変化(ダブルウイッシュボーンやマルチリンク)する足回りに対応するために内側には対排水を講じたトレッドパターンにし、外側はシームレス構造と適度な冷却性能を上げた作りにした結果、静かでなめらか、また回転をスムーズにする進化を遂げました。

このように、スポーツタイヤ「ポテンザ」の25年間の進化の奇跡を簡単にご紹介しました。

私は近年、たくさんのロードスターに囲まれて生活(ロードスター・スタイル)していると、タイヤ代もバカにはなりません。

そこで取手基地で本採用されたタイヤがフェデラル595RS-Rです。

このタイヤはブリジストンのポテンザシリーズで言うと初期型RE71に近い性能です。

注意点はドライとウエット路面でのグリップ変化やタイヤライフが磨耗につれて、急激に低下する点の2つです。

しかし、価格面ではポテンザRE11の半値。

RE11のタイヤライフで2回のタイヤ交換が出来るフェデラルはある意味で魅力ですよねぇ~。

なおフェデラル595RS-Rでロードスタータイヤサイズが無いのが、185/60R14です。

このサイズに対応するために採用したのが、ダンロップのスタースペック2です。

このタイヤはポテンザで言うとRE710改レベルのもので、路面との会話と操る楽しさは特質ものだと思います。

なお、ヨコハマタイヤのネオバは価格の面で高すぎるので、テストの結果、不採用になりました。またTOYOタイヤのスポーツタイヤは採用したことが無いので、わかりません。

[最後に私にとって最高のタイヤとは。]
タイヤに求めるものにはいろいろありますが、一番は安全性です。

絶対的なグリップ性能ならレーシングスリックタイヤに勝るものは無い。

しかし一般道では、荒れた路面や工事中のダート 急なスコールなど…たくさんの路面環境の変化にそこそこの安定した性能を発揮し、スポーツ性能を最大限に引き出す。

またそのスポーツ性能とは、最大のグリップ力だけではなく、パニックコントロール性能や様々な走りの現象を嫌みなくドライバーに感じさせ、対処出来るタイヤこそ、楽しいタイヤなのだと考えるさーぱぱなのです。
Posted at 2017/11/12 04:03:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年11月12日 イイね!

世界の自動車を育てた道 紹介


日本では伊藤博文氏が生きていた時代の1906年。

イタリアではタルガ・フローリオで自動車レースが始まった。

(ブガッティT35C (1927年) カーグラフィックTVでもお馴染みのレーシングカーですねぇ。)


(ブガッティ T35B カーグラフィックTV)


一周、全長148.823㎞のコースで地位と名誉のためにレーサーたちが闘っていた時代。

一般道路を封鎖して、市街地や山岳、ダートまで過酷なコースでした。

ちなみにマツダのRX-7(FC型)のプロモーションビデオがこのタルガフローリオでしたねぇ。


(タルガを疾走する赤い RX-7は私の心に響くものを感じさせてくれました。)

また50回大会から54回大会の連覇した ポルシェは通算で11勝を記念したモデルに「タルガトップ」と命名

(ポルシェ911 タルガ)


その後、ドイツでは1927年にはニュルブルクリンクが作られました。

(ニュルブルクリンクのコース)




今日 日本の自動車メーカーではニュルブルクリンクにてクルマを鍛えている。

その最大の理由はこの二つのコースは公道であること。

ポルシェやフェラーリはこのような公道テストコースで昔から走りを鍛えて来ました。

この歴史のギャップを埋めるために日本でもこのような公道テストコースでクルマが鍛えあげられることを願うさーぱぱなのです。

(その後に安全を考慮したサーキットは「箱庭」的なコースとしか思えない私の考えでもあります。)
Posted at 2017/11/12 03:46:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年11月11日 イイね!

天皇陛下がデートカーに選んだくるま

天皇陛下が乗るクルマと言えば トヨタロイヤル(トヨタセンチュリーベースの公用車)ですね。



しかし私用の愛車はどんなクルマに乗っているのか?

答えはホンダ 1991年式 インテグラルのRXグレードの色はグレーだそうです。


(鉄チンホイールがまた渋い)

価格は119万円(東京価格)だそうです。

(天皇陛下と美智子様のツーショットドライブ)


使用目的はお住まいの皇居の中にあるテニスコートまでのドライブ 本当に仲の良いご夫婦ですね。







このクルマの特徴は1600ccエンジンで出力は105馬力

またキャブ仕様のエンジンだそうで これもまた渋いと思います。

サスペンションは四輪ダブルウィッシュボーン。

【素朴な疑問について】
疑問その1 日常の整備などは宮内庁が行なっているの?

回答:このクルマは天皇陛下の個人の愛車なので 点検や整備は外部にお願いしているそうです。

疑問その2 一般道も運転するの?

使用は皇居の内部で運転しているそうです。

疑問その3 天皇陛下は運転免許を持っているの?

高齢者教習を皇居内で実施して運転免許の更新をされているそうです。

本当に仲良しなご夫婦ですね。


因みにこの人は?



英国の女王 エリザベス女王も運転されているそうです。









Posted at 2017/11/11 17:44:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年11月11日 イイね!

ロードスターのタブーを告白

我が家のロードスタースタイルは3代目NC型ロードスターから始まった。

私は昔 テストドライバーの真似事をしていたこともあり 初めて乗った時の印象は 今までのロードスターとは比べものにならない程のシャシ(ボディー)とパワートレーンにゆとりがあり このゆとりに相まって MZRエンジンが2000ccとなり まさに50年前のトヨタ2000GTや箱スカGT-R フェアレディ240Zのような余韻すら感じられた。

しかしこのゆとりのシャシならやりたい事が ハイパワーエンジン搭載でした。

その計画がレネシスロータリーエンジン搭載ロードスターです。

このレネシスロータリーの特徴は 分速9000回転まで回る高回転型エンジンで 最高出力は250馬力 トルクは22.0kgmと言う 軽いロードスターにはうって付けのエンジンで走りの気持ち良さは天下一品だと思うものでした。

このゆとりのエンジンパワーを伝達するトランスミッションをどのようにするのか?

私なりに最高速を220kmまで落として クロス気味の6速マニュアルトランスミッションにするか?はたまた最高速を250kmとして4から6速をハイギアードに設定するかはとても迷う事でした。

この製作上の問題点はロータリーエンジン搭載時の位相とトランスミッションの位相 プロペラシャフトの長さをつめる作業とエンジンを制御するコンピュータとコネクターカプラをどのようにするか?

連日 製作工場(機械加工工場)と議論した結果 コスト高の割に成果が出にくい。

またレシプロの2500ccMZRエンジンを搭載したほうが相性が良さがよりわかりやすいことがわかり 計画が頓挫したことは 今も懐かしい思い出です。

このことを当時 ロードスター開発者だった方々にお話しし メーカーで作れないか?とお話ししましたが 結果はボツ。

マツダの作れない理由の一つは 二つのスポーツカー戦略があること。

一つはロードスターのように走りの楽しいクルマづくり。

もう一つはRE(ロータリーエンジン)搭載のスーパースポーツカーの開発。

この二つが融合することはタブーとされている事でもあるとの事。

計画は白紙となり 落胆した矢先。

追い討ちをかけるように ND型ロードスターのパワートレーン&足回りを見て「キャシャ過ぎる。」

ハイパワーには不向きそうなシャシに完全に真っ白になりました。

このシャシを見た時にアルファロメオの計画が頓挫した理由がわかりました。(幻のフェラーリエンジン搭載を視野に入れていたと思われます。)

これを裏付けるものとしてアバルト124スパイダーはNC型のパワートレーンを使用しています。これはND型の許容パワーが少し低いことに他ありません。

今後 ロータリーエンジン搭載車はロードスターベースとなるようですが パワートレーンと足回りの設計変更は急務となる課題でもあると思うさーぱぱなのです。
Posted at 2017/11/11 01:54:53 | コメント(1) | トラックバック(0)
2017年11月11日 イイね!

ロードスターのライバル達には問いたい事。

1960年代 英国などでライトウエイトオープンスポーツカーの文化は花開く。

(ロータス エラン)


(MG B)


(オースチンヒーレースプライト)


(トライアンフ スピットファイア)


その後 ライトウエイトオープンスポーツカーは時代の流れに 廃れていった。(廃れた理由:これらのメーカーは俗に言う ビルダーと言われ 小ロット生産で製造したメーカーで ロードスターのように乗用車を生産していたマツダとは流用するパーツを持たない自動車メーカーだった。だから安く作ることの限界が低かったのだと考えられる。)


そして迎えた 1989年に初代ロードスターが登場するや、世界中の市場が熱狂をもって迎え入れられました。

初代NA型ロードスター

(当時ベース車両は170万円)

それまで「不毛の領域」と思われていた、ライトウエイトオープンスポーツカーのジャンルへのニーズは本来、以前からあったのです。

しかし、たまたま「安価な新車がなかったから」とされている。

だとすれば、何故 ロードスター以降に登場してきたライバルたちは居なくなってしまったのだろうか?

またロードスターとライバル車の決定的な違いは駆動方式の違いか? それともヨー慣性の少なさなのか?

それはもちろんロードスターの最大の魅力の根本ではあるけど、一番大きなのは「多くの人々に愛されるライトウエイトオープンスポーツ」のエッセンスを開発スタッフが知っていたことにあるのではないだろうか。

そのエッセンスに、ロードスターはかつて大衆車と呼ばれたクルマの価格帯で販売され、幌の開閉機構は単純かつ簡単であり、異常なまでの防水性と耐久性が露天駐車場でも平気だった事。

またパワステ、エアコンも選択可能だったから人に我慢を強いることもないし、必要最低限のトランクルームが旅行はもちろんの事、日常の買い物にも使えたり、通勤だって可能だった事が最大の魅力。

そして休日は峠やサーキットで、純粋な本物のスポーツカーライフを味わえる。



これらの要素が実は世界で圧倒的支持を受けてきた先輩ライトウエイトオープンスポーツカーの必要条件であったのです。

ではその後に発売された 消え去ったライバル車種は、高性能を求めるあまり価格帯を無視し、走りの為と偽りトランクスペースを無くし、駆動方式でさえ、FF車やミッドシップを選択したが上手く行ったのだろうか?

そして何より運転して心の底から楽しかったのだろうか?

オープン2シーターを持てる喜びは他のクルマでも味わえる。

しかし「日常乗れるし、毎日乗りたい」ライトウエイトオープンスポーツカーとなると、それを根強く評価されたのはロードスターだけなのかも知れませんねぇ。

当時 ハイパワーのホンダ・S2000が消え、純粋なミッドシップライトウエイトオープンスポーツカーのトヨタ・MR-Sも消え、価格帯の安いスズキ・カプチーノやホンダ・ビートも消えた。

(ホンダS2000)


(トヨタMR-S)


この消え去った最大の理由は特化してこだわった為や、コストが高く、企業として儲からない、採算に合わない事だったと思う。

その点、ロードスターの生産ラインはマツダ・デミオの同じラインで作り、マツダ・ファミリアのエンジンを使う、足回りのダブルウイッシュボーンは他社のストラットよりコストは安く、トランスミッションはマツダ・ルーチェのを採用し、開発費を抑えたのだ。

内装の内張りはダンボール見たいなものにスポンジにビニールシートで包みこんだものだし、灰皿などはマツダのトラックで使われていたものを流用していた。

これによりコストは安く押さえられたのは、開発者たちの知恵を絞り出した証。

またこのクルマに対する開発者の思いは「自分達が乗りたくなるようなスポーツカー」を作るが、コスト面、機能面、メンテナンス面、カスタマイズ面、そして何より走りのピュアな心を忘れないで魂を形にした事が成功に導いたと信じるさーぱぱなのです。
Posted at 2017/11/11 00:57:52 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「@*はる* 軽ミは不参加だったんですね。来年は参加されることを願っております。😃また機会がありましたら爆走のお供にをさせてくださいね!」
何シテル?   05/27 22:35
はじめまして ロードスターさーぱぱと申します。 以前はサーパパと言う名前でみんカラをやらせて頂いておりましたが 携帯電話の機種変更によりロードスターさーぱぱ...
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