2020年03月18日

チューナー選びを間違わなければ、
パワーが比較的簡単に出てしまう
REにとって、ミッションは本当に
悩ましいパーツだと思います。
FD3S純正のミッションは軽めの
ブーストアップ程度なら、なんと
か耐えてくれますが。。。
大きなインタークーラーを使った
ブーストアップやタービン交換
したあたりから、けっこうな
頻度で壊れ出します。
このため良くわかっている方は、
次のような対策をしてなんとか
延命をはかっているのだと思い
ます。
衝撃過重をかけない運転を
心がける。
少し半クラ長め。
急なクラッチ接続をしない。
衝撃過重がかかりにくいクラッチ
を利用。
シングルクラッチ。
ダンパー付き。
カーボン素材。
など。
ハイグリップ過ぎるタイヤを
避ける。
ギヤオイルの銘柄にこだわる。
油温を下げるカバーや
油量を増やすカバーの利用。
ミッションオイルクーラーの
装着。
変速ミスを減らすアイテムの
利用。スティルウェイの
ゼロヨンシフター、サーキット
シフターなど。
(ミスって一段とばすと簡単に
壊れます)
多くの方はシングル系の
クラッチ利用で、タービン交換
してもブースト控えめで、
なんとかもたせているようです
が。。。
中にはポート加工エンジンに
ハイブーストかけて、エンジン
出力600馬力前後の仕様で
ノーマルミッションを運用して
いる方もおられます。
お値段はかなり張りますが、
カーボンツインで優しい操作を
心がければ、なんとかタイム
アタックは可能。。。
そんな事例もあるみたいですね。
ちなみに変速が荒っぽい僕の
場合は、昔乗っていたBOSCH
のシャシダイで520程度の仕様
でも、メタルツインプレート
クラッチ利用だと6000キロも
ミッションはもちませんでした。
良く壊れたのは3速か5速です。
だから一説にはファイナルを
工夫して5速を使わない方針を
とると壊れないという話も
あったりします。
事実、前述の比較的長持ちして
いた方は、ファイナルを3.909に
して、5速の利用は皆無でした。
いずれにしましても、タービン
交換以上の世界で純正ミッション
をもたせるのはナカナカやっかい
ですので、大き過ぎるタービンは
避けて、ブーストを控えめで
運用するのが延命するコツだと
思われます。
デカいタービンでもブースト圧を
下げれば、壊れにくくはなるとは
思いますが、大きなタービンで
低ブースト圧設定だと中間域が
悲しい感じになりますので、
あまりオススメはできません。
どこからでも過給する小さめの
タービンをEVCやプロフェック
マップで回転数補正かけて、衝
撃的な過重を避けるセッティング
をしたほうが楽しいクルマに
仕上がる気がします。
小細工せずに名工の素晴らしい
エンジンやセッティングを最高
クラスのパワーで楽しみたいと
いう場合は、社外ミッションに
チャレンジするしかないのです
が、正直これが本当に難しかっ
たりします。
続く。
Posted at 2020/03/18 19:49:58 | |
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