
当家に連れてきたS4、これまで保有した輸入車の中でもひときわ困ったヤツのようです。
そんなヤツを買うのがいけないのですがそこは好きな車種がお値打ちに出ているとつい手を出してしまうのが人間の業、どうしようもありません。
「手のかかる子ほどかわいい」そうポジティブに考えましょう。
これまでが運がよかったのでしょう。
ここらで天罰が下るのもしょうがありません。
まず問題と対策を整理してみましょう。
1.購入時にはすでに明らかだった問題
○メンテナンスノートがない
○パーツ欠品、不具合
・後席灰皿のフタのヒンジが壊れている
・スイッチのゴム塗装劣化
2.購入後発覚した問題
①取扱説明書がS4のものではない
-B6-A4のものでした(笑)
店のインチキ納車ですね。契約するときに気づけっつうの。
②ホイールが純正18インチに換装、タイヤかちかち
-車検対策とのことでしょうがねえなあです。
③納車がやっつけ仕事でいい加減
-車検で不具合発覚のヘッドランプが中古品に改悪
-サイドスリップ落第、すなわちアライメントが適当
3.積み残しの課題
①エンジンオイル交換、ブレーキフルード交換
-車検通すだけだったので早期に実施するべき
②車高問題
-低すぎ?純正サスに戻すかどうか。
タイトル写真のようにちょっとした段差でギリギリ。
AudiのB7世代はホイールベースが短くオーバーハングがムダに長いのでこういうことに。
かつてBMWのE36M3が最もロードクリアランスにつらい車高でしたがこれも難題。
どのホイール入れるかにもよりますが純正車高に戻す?
③電装品
-レーダー探知機が未装備
→B8のようにOBD2から電源とれなさそうなのでボチボチ考えましょう。
-ドラレコ後方録画
→デジタルルームミラーを装着すれば解決
まずは連れてきたぽっちゃりS4を検分するところから始めましょう。
天気の良い日に各部を点検。
その前に取説を熟読、ただし前型のA4のヤツです。
すると次々と細かな不具合発見。
①燃料タンクのフタのヒモ切れ
※よくあること
②バッテリカバーのフタのツメがない
※「取れないなあ」と思ったら両面テープで固定してありました(笑)。
新品買うとバカ高いので気持ちはわかります
※エンジンルームは年式からいうと大変キレイですがカバーの中が砂まみれ。
目に見えるとこだけを一生懸命掃除したのでしょう。他にも見えないところが砂まみれ。ちょいと騙された気分ですな。
③バッテリ本体もこの有様。
HELLAのバッテリ初めて見ました。
しばらく使えそうなのでこのまま。しかし交換するのが固定方法やら重さで大変そう。
B8になるとバッテリはトランクに移動しますね。
④スイッチの一部が残念な状態。
大体ハザードスイッチが禿げるものですがセンサーのスイッチの方がひどい。
よほど押したんでしょうか。左隣のもダメですが狙いが狂ったのでしょうか。
⑤スペアタイヤは未使用なようです。
8.5Jの19インチが入るかと思ったら微妙に高さがアウト。
純正18インチが8Jなので入るかも。
前クルマでタイヤがバーストしたので通常タイヤにしたいところ。
工具はタイヤの左右に入ってますね。
ざっと見たところ、こんなところでした。
このクルマ、昨年10月に下取で入庫したのを年明けに商品化しているらしいのですが、店の兄ちゃんたちが一生懸命クリーニングしたようです。
内装などは15年前のものと思えない状態の良さ。
外装もみえるところはぴかぴかです。
この間に
○エアコンコンプレッサ交換
○P/Wスイッチ交換
○ソナーのコントロールユニット交換
○ファンベルト交換
○右ヘッドランプ交換
とやってます。
最初は得した気分でしたが...
見えないところがえらいことになってました。
洒落にならない事態に...
Posted at 2020/03/11 11:51:19 | |
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いじくり道楽 | 日記