
バイク探しを始めてみると「中古バイク選びはクルマよりも難しい」ことを痛感します。
まずは「何を買うか」を決めるべきでしょう。
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すると欲しいバイクが百花繚乱。
まさに何でもある状態。
4メーカーに輸入車、昔欲しかったヤツが全部売りに出ております。
といっても90年代後半以後の車種は知らないヤツばかり。
だいぶ勉強せねばなりません。
80年代頃、中坊から独身ものが中心となって牽引したバイクブーム。
昨今のリターンライダーと呼ばれるらしいオッサンの好物がその当時の人気車種ですね。
栗之介もその辺から絞り込み。
すると大変、80年代ものは全部100万前後、希少品・上物は200万クラス。
これは気合いが要りますね。
最近の相場はちょっと前からだいぶ盛られているようです。
200万出したら新車買えるんじゃねえのと調べてみるとその通り。
ただしお釣りがジャブジャブもらえるかといえばさにあらず。
いくら日本がデフレの国といってもクルマの世界は牛丼とは違います。
バイクの新車価格は感覚的に倍以上。
HONDAのラインアップをながめてみると・・・
オーソドックスなCB系の最上位がCB1300、こいつが150万〜。
スーパースポーツ(SS)クラスとなるとCBR1000−RR−Rが242万〜。
Rが4つもついとるやんけ。
ちょっと小さくRが1個ついていないCBR600RRが160万円〜、CBR250RRが82万円〜。
HONDAの旗艦GoldWingの上位モデルなんかはびっくりの300万超え。
中古のM3買えるじゃんね。
イタ車の雄、ドゥカティ(どかってぃと発音してしまうのはオッサンの証)。
昔憧れたMHRとかSS、F1パンタなんかの後継はいろいろ進化していてよくわかりません。
パニガーレV4というモデルが277万円也、V2が225万円也。
何とHONDAのトップモデルと同じ価格帯です。
TYPE−RとM3が同じ値段ということかもしれません?
バイクの世界は新車価格の差が違いますね。
ややこしいのがジャンル分け。
クルマでいえばセダン・クーペ・SUV・ミニバンというような用途に合わせたジャンルがありますわな。
バイクでいうと昔はオンロード・オフロード・アメリカンくらいだったのが80年代になるとレーサーレプリカなるジャンルが大流行。
それから栗之介の知らないうちに出てきたのが「ストリートファイター」とか「アドベンチャー」。
「何じゃそりゃ」とアタマがチンチンになってきますが、トム・クルーズがノーヘルで乗っていそうなのがスト・ファイということでいいでしょう。
アドベンチャーは80年代風にいうと「パリ・ダカ」でしょうか。
さてさて「どれにすっか」と考えるとCB好きの栗之介、HONDA縛りでいくならCB1300、ハールカウルを付けると200万円。
しかしかつてレプリカ好きだった者としてはどうしてもCBR何とか何とかが欲しくなるのが性。
値段一緒だからねえ。
さらに浮上するのが「中古なら2台買えるじゃんね」問題。
元々栗之介のクルマ道楽は「中位モデルを新車で5年乗る気になれば上位モデルが2個買える」がスタートライン。
こういう性根が判断を狂わせます。
さらに悪魔がささやくのです。
「200万出したらKATANAもCB900FもRZVも上物が買えるんやで」
いかんいかんと「リハビリ用に30万くらいで適当なヤツないかいな」を検討。
と思ったら名の知れたバイクショップで400CC以上は30万では何も買えません。
バイクなんぞは30万くらいで買うものと思っていたのは30年前のこと。
そらそうだわなあ。
売値30万ということは仕入れが5万でも粗利25万、これではバイク屋さんは儲かりませんわ。
四輪では100万200万乗っけるところもふつうなのになあ。
かつて20〜30万でVF750FやらCBやら乗りまくった時代また来ないものでしょうか。
VF750Fを探してみれば手頃なものはなさそうです。
ということでのっけからバイク選びは難しいじゃんね。
Posted at 2020/12/22 18:25:21 | |
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乗換道楽外伝(単車編) | 日記