
今日はいよいよVFR750Fにアディオス。
埼玉県は寄居のBE COOL殿に返却しに行きます。
夜明けからいそいそ準備、日の出と共に出発。
湿気でスクリーンが曇っているものの始動は今日も一発、V4エンジン快調です。
こいつは昨年10月に購入以来半年経過。
外装外してもっと中身を楽しみたかったところ、繁忙期に突入したので十分堪能できなかったのが残念。
FZR1000みたいなリフレッシュ作業もしてねえぞ。
この半年間、バッテリー上がった以外は全くのノートラブルでメンテいらず。
さすがHONDAのバイクは頑丈で高品質です。
寄居までは関越乗れば2時間くらいで行けるはず。
なれどV4エンジンも今日で終わり、寂しいので下道でチンタラ行くことにします。
まだまだ寒い季節ですが天気がいいのでメッシュジャケットにパーカーはおっただけ。
風が当たる肩あたりが冷たいけれども我慢できないほどでもない。
真冬以外はインナーなしでも半日くらいは案外薄着でいいかも。
所沢街道から入間に出て北上、川越街道に入って嵐山へ。
渋滞もなく快調に行くと途中でDUCATI996に遭遇。
懐かしいテルミニョーニサウンドを残してぶち抜かれます。
いつもは渋滞しがちな市街地ばかり走ってきましたが今日は空いてる休日の田舎道、
お巡りさんを気にしながらブチ回します。
1万回転までの全開加速などやらかしてみると改めてHONDAのギアトレーンV4の威力に感服。
元々低回転域のトルクが豊かで信号ダッシュはDUCATIにも負けない能力。
そいつがレッドゾーンまで変わらず続いていきます。
エンジンだけならこのV4が一番扱いやすいでしょう。
反面よく言われるパワーの盛り上がりのなさも納得。
「V4はつまらん」というのも事実です。
Ninjaなんかは途中、トルクの谷がある分、その上の豹変がたまらん。
BMWのKもまたおもしろい。
並列4とV4どっちも楽しいのが難しいところです。
扱いやすい並列4と軽快なV4。
結局栗之介がV4好きなのは結局NR紀元の4ストV4の歴史から。
RC36は見た目がレプリカともツアラーどっちつかずなのが愛着が湧かない原因でしょうなあ。
バイク便やってるなら最高のバイクなんですが・・・
ハンドリングは素直そのもの、何もクセがありません。
ど素人の栗之介がサーキットを走ったらDUCATIよりもこっちの方がタイムが出そう。
横にデカい並列4気筒、前が軽い空冷Lツインと違って何事もなく曲がり、怖い思いもせず立ち上がり加速で開けていけます。
「ええバイクやなあ」とつくづく感服。
できることなら手放したくないものです。
トンネルの中でブンブン回して楽しみます。
我ながら「うるせえなあ」
メカノイズはバイクの味わいのひとつ、それでもギアトレーンはうるさすぎ。
たまに聞くにはいいですが一日中これ聞かされると耳障りかも。
こいつは走行距離が不明なので何万Km走ってるかわからぬ代物、ちょっと調教すると閑かになるのかもしれませんが・・・
そんなこんなで名残を惜しんでいると寄居に入る。
寄居の名所は何といっても後北条氏の渾身作「鉢形城」。
立地といい曲輪の縄張といい東国山城の傑作です。
この城は本丸なんかをクルマで横断できる珍しい城、ちょいと立ち寄って休憩。
パン食いながら名残を惜しみます。
城を出ちゃうと10分でバイク屋に到着。
このバイク屋さん、BE COOL殿は四輪原チャリなんかを扱っていたりする謎のバイク屋さんですがVFエンジン大好きな店主で店内にはVFRが3台鎮座、昨年秋に来た時にもあったRC36後期型18万Km走行車もまだいますよ。
売る気ねえのかいな。
日本でHONDAのV4好きなバイク屋さんはこの店主くらいかもしれません。
ネットでみると意外に多いV4好き、特に180度クランク。
しかし中古車で出てこないのがちょっと謎。
ほいほいと手続きして譲渡完了。
寄居の駅まで送ってもらってトボトボと帰って参りました。
この半日で「VFRええなあ」を100回くらいぼやいてましたよ。
追記 店主は「引き取ったら売り物にするよ〜」と言っていましたが一向にGooBikeに出てきません。やっぱ売る気ねえのなあ。
ちなみに栗之介はGooBikeでたまたま見つけて買ったんですがそれ以後、RC36は1個も出てきません。
ヤフオクではたまに上物が出品されて意外な高額入札があるようです。
変な人割といるのね〜
Posted at 2022/04/05 12:17:40 | |
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VFR750F | 日記