
年末ギリギリで連れてきたK1100RS。
DUCATI、HONDAのV4とかつて「欲しいのぅ」とため息ついてたバイクがもう1個追加。
長生きしてよかったなあ。
残念なことに今は冬、そうそうバイクで遠出できない季節です。
暖かい日の午後、その辺をチョコチョコ走り回ってみるとコイツはなかなかの変態バイク。
乗り出す前から異質、乗り出した瞬間さらに「何じゃこりゃ」感が満載。
まずはデカい。前からみるととてもデカい。
ミラーとウィンカーがカウルの中に収まって威風を放ちます。

このミラー、ちょこっと当てるとポロリと落ちることで有名。
カプラーだけでぶら下がるかというとそんなわけなく落下するそうです。
外れクセが付いてしまうと高速走るだけですっ飛んでいくらしい。
オーナーたちはストラップで予防するんだとか。
店の兄ちゃんも「走る前は必ずチェックしてな〜」とのんきなもの。
幸い変なクセはなさそう。
しかし巨大なカウルのおかげで風防効果も抜群、確かに風が手に当たらないので寒くない。
デザイン上もイイ感じです。
またがってみるとタンクがスリムでハンドルのグリップも真ん中よりで脇がしまる。
これは20世紀モノのRシリーズなんかも同様でBMW乗ってる人を後からみると肘が開かずしゅっとしてますよね。
測ってみるとどうなんでしょう。
シートは硬めで分厚くそこそこシート高が高いので足着きはよくない。
端が切り立っているので車幅が狭くても足が開いちゃう。
身長180cmの栗之介、両足ビタ着しますが足こぎがちょっとつらいぞ。
しかもクソ重いので取り回しに苦労しそう。
立ちゴケも時間の問題でしょうなあ。
ステップが前寄りにあるので乗車姿勢は足は楽。
しかしハンドルが遠くて低目なのでちょっと前傾、高速域だと風圧とバランスして快適そう。
ちょいと甲州街道やら環八やらをそこそこのペースで走ってみるとなんともいえない変な感じがします。
股の下にでかい塊をぶら下げて走っているようでコケる気がしません。
クソ重いエンジンがレンガ状態で積まれているのでこれ以上低重心にできないでしょう。
それでいて挙動は軽快、操りやすい。
史上初のインジェクションのバイク、どんだけ大きくスロットルを開けても急加速しない仕様で「全くもって遅い」。
笑えるほど加速しない。
走行音もこちらの気分が高揚するような快音ではありません。
「Zmomomomo〜」とのんきに回転が上がるだけ。
今どきのHONDA4気筒のような「Fooooo〜n」とかではない。
同じDOHC4バルブなのになあ。
バイクの方がやる気がないので乗っていても疲れません。
これは乗ってみないとわからんなあと感心。
ブレーキはブレンボの4POTでよく効きクラッチがワイヤーで激軽。
全くストレスなし。
クラッチは何と単板乾式。
DUCATIみたいにシャリシャリいわず半クラも問題なし。
何速に入っているかインジケーターをみていないとわからないので発進時は要注意。
知らずに3速発進してまったらできちゃうのがすごい。
さて1983年に投入されたBMWの渾身の作「Kシリーズ」、栗之介がバイクに乗り始めた頃にようやく日本でも見かけるようになっておりました。
乗っている人が大体上から下までちゃんとしている紳士ばかり。
俺らのようにノーヘル短パンサンダル素手なヤツはいません。
まあ違う世界の乗り物。
買う気すらおこらない一生縁遠いバイクでした。
これとDUCATIの900SS(ベベルのヤツ)が京都時代の「神バイク」。

当時、BMWもDUCATIも村山モータースの扱いでしたなあ。
東京に出てきても入れない結界が張られてましたよ。
うちのは3代目のフルカウルなのが残念とはいえまさか縦Kに今跨っているとはなあ。
などと感無量で50kmくらい走行。
棺桶がみえてきたおっさんにはちょうどいいバイクです。
これは一生モノと思って京都のお店の兄ちゃんにありがとうメールをしたら・・・
「赤のK1入ったで〜 見に来てな〜」とお返事。
もうやめて〜〜
Posted at 2022/02/13 15:11:22 | |
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K1100RS | 日記