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栗之介のブログ一覧

2022年04月19日 イイね!

FireBolt/XB12R #1 点検と化粧直し

FireBolt/XB12R #1 点検と化粧直しウチのXBRは前オーナーが気合いを入れてカスタムした箇所があちこちにある。
カーボン化粧が各所にあってオリジナルとは違うテイスト。
カスタム具合が上品で見た目で買ったのが半分。
ミラー換えると随分印象が違う。

そのまま乗れないこともないが早速ちょいちょい手を入れて乗りやすくしたいもの。
まずは各所を検分。

とその前にまずはステッカーはがしから。
塗装されているタンクカバーのBuellロゴ以外は全部はがす。
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記念に貼ってあったブランドをメモ。
前オーナー殿が実車に実際に使われているものをお貼りになっていたようです。

Magical Racing
カーボンミラー、フレームカバー、フロントフェンダー
※結構な高額パーツをありがとうございました。

MICHELIN
前後タイヤ(パイロットロード2)
※アメ車ならFireStone、GoodYearにしそうなところ・・・

このふたつは知っていたが以下よく知らないブランド。
MoonEYES
Bern(ヘルメットメーカーらしい)
OneDesign
TECHNICAL SPORTS(TSRではない)

そんなステッカー類をヘラでシコシコ撤去、中には劣化して素直に剥がれないものもあったが何とかキレイに除去できた。
唯一、スクリーンに貼ってあるフレアがとれねえ。
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塗装ではないようだが頑強。
いっそボディの方にも書いちゃう?
いやいやスクリーン換えた方がいいでしょう。

サイレンサーはJardinのRT4。
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見た目、爆撃機が吊す爆弾みたいでかっこよく性能バッチリらしいのだが何せうるせえ。
始動時にはハーレーっぽい音質、加速時などはDUCATIとはまた違った爆音
詰め物すると性能ダウンがひどいらしいので今後の課題。
またベルトテンショナーもついていて吉。
バネで調整いらず。

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前後ウィンカーは rizoma、テールランプはLED。
タンデムシートにGIVIのタンクバッグがくくりつけてあり中にいろいろ入っていた。
納車の時にちょうだいといったらくれたのはいいが中身の工具がボッシュート。
スペアキーが入っていたのは吉。

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ハンドルバーはPOSHのアルミ、ポジションはちょうどいいといえなくもないがフォークと干渉しているので対策要。
グリップはプログリップ。
ハンドル共々交換予定。
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ステッカーはがしたらスッキリした。
風呂上がりのようです。

せっかくなので何か貼ったろうかと思案中。
赤系塗装ならマルボロかラッキーストライクにするところ。
青のアメバイクに似合う仕様がなかなか思いつかない。
ゴロワーズはちゃうわなあ。

Posted at 2022/04/26 00:14:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | XB12R | 日記
2022年04月18日 イイね!

乗換道楽外伝(単車編)#32 GPz900Rの家出/4 嫁ぎました

乗換道楽外伝(単車編)#32 GPz900Rの家出/4 嫁ぎました土日に悩んだふりをしてCB1100EXの契約、条件を詰めて最終見積をもらいます。
といってもUSB電源を追加しただけ。
追い金が15万ほど出ましたが22年度の自動車税を回避できたのと車検が伸びたのでがまんしましょう。

Ninjaは何でも土日で売れたようでちょうど搬送されていくところでした。
バロンの巨大トランスポーター、2階建てやね〜
よくもキチキチに詰めるもんだと感心。
兄ちゃんに聞いてみるとムーバーなしでガコガコ寄せるんだと。
DUCATIの貧弱なサイドスタンド大丈夫かいな。
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積み込まれる前に記念撮影。
BMWのスニーカーにHONDAのカーゴパンツなのがご愛敬。
ウチにあるF14のワッペン付きの革ジャン着てくればよかった。
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GPz900R、短い間でしたが楽しめましたよ。
見ているだけでニヤニヤできる美しさ。
せっかくのドノーマルなので何も足さず何も引かず。
GPz900Rは大体どっかカスタムされる個体が多いのでもはや貴重品ではなかろうか。
マフラーを換えるとカウルが付かずセンタースタンドも撤去する。
だからセンターカウル以下が付いている個体が少ない。
アップハンにするのも定番のようですなあ。

性能としてはそもそも80年代市場投入のバイクなので全くもって「遅い」「重い」バイクです。
登場時には世界最速だったはずですがウチのが経年変化でくたびれていることを考慮してもまあほんとに遅い。
そのかわりブチ回したときのギャップが萌えポイント、0発進をやると一瞬タメを作った後で加速開始、そして5000回転くらいでトルクの谷が来る。
ウチのはノーマルキャブでメンテが完璧でないのもあって結構ガクンとくる。
その後は一気に軽くレッドゾーンまで吹ける。
ゴゴゴゴ・・・ガックン・・・ギュイーンという感じ
最初はビックリしたもんです。
そうそうフル加速する訳でもないのだがトルクの谷というやつは高速走行していると結構気になる。

Ninja好きの人はコレがイヤでカスタム沼にはまっていくのではなかろうか。
まずキャブをFCRに換えて点火ディバイスを追加。
マフラーを換えないと意味がないので集合管にする。
干渉するのでセンタースタンドを撤去、サイドのカウルも撤去。
するとカウルなしではステーが気になるのでサブフレーム入れてラジエターも大径化・・・
一方、中途半端な前傾姿勢、伏せないと大して効果がないカウルを見限ってバーハンにするとブレーキラインが足らなくなって一式換装、ついでにブレンボ化やって・・・
いくらつぎ込めばいいのでしょう。

ところで栗之介の道楽のひとつは陳列と鑑賞。
日々眺めて悦にいる。
四輪を大して動かす訳でもないのに2個置いていたのがこの趣味です。
去年1台減らして二輪集め出しても大して動かしもせず動体保存の域。
バイクそれぞれにかっこよさはあるが栗之介の場合、GPz900Rはノーマルの状態が一番かっこいいと思うのでカスタム道はまあねえなあと思っておりました。

また「かっこええなあ」と思うバイクはまだまだいろいろある。
GPz900RはランクAではあるもののAAではなかったのが手放す理由でしょうなあ。
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盆栽としてみるとGPz900Rが惜しいのはエンジンの造形。
水冷でコストも考えると気の毒ではあるが全くもって美しくはない。
左側なんかは「カムチェーンはいってまっしぇ」なデザイン。
ここを空冷GPzっぽくするとまさに神バイクでしょう。
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初代Ninjaから始まった4気筒の水冷化、Kawasakiに限らずHONDAもYAMAHAもどんどんエンジンの外形が無機質、無表情になっちゃう。
これは時代の流れでしょうが寂しいものです。

さてこれから初代Ninjaなど旧車の域にハマっていこうという方向けに、
ノーマルのGPz900Rなどというバイクを持っているとどんなことが起こるかを考えてみましょう。

まず他人にほめられる。
栗之介、他人にバイク趣味を話さずツーリングにもいかないのでバイク好きと接触する機会がないのですがウチにやってくる人が車庫のバイクをみつけると一番引きが強いのはGPz900R。
DUCATIよりもリフォーム工事の職人兄ちゃんたちに大人気。
またガソリンスタンドで声かけられるのもGPz900Rだけ。
人に自慢するならGPz900Rはいい選択でしょう。

走って楽しいかというとこれは好みでしょう。
Kawasakiのバイクは独特の感性を持っていてリスペクトに値する。
ギアやらチェーンがうなってキュルキュルいうのはHONDAにはない特徴でハマるとずっと聞いていられる。
回り方も独特で空冷は特にゴリゴリ。
ミッションはガチャコンと入り、温まらないといい加減にチェンジできない。
停止時にはニュートラルに入ると二速に上がらない余計なお世話仕様。
押し掛けする時に困る。

また並列4気筒ならではの振動もGPz900Rは多目。
3000回転くらいを常用しているとハンドルグリップにビリビリきて降りると両手がシビれている。
というようにKawasakiは硬派なバイクです。
「漢川﨑」などといいますがならば栗之介漢ではない。
「オカマHONDA野郎」なんすかね〜

GPz900Rが現役時代はそんな話は聞かなかったのが1番プラグホール問題。
サイドスタンドで駐車していると水がヘッドカバーに堰き止められてて水没、ホール周りが腐るというもの。
よってNinjaはセンタースタンドで駐めとけなどという説もあり。
水ぶっかけ洗車や雨の中走った後なんかは気にした方がいいかもしれません。

もっと怖いのがカムかじり。
四輪では暖機運転や空ぶかしに気を遣ったものですが二輪は暖機運転した方がいい機種とやらない方がいい機種が明確にあるらしい。
GPz900Rはオイル圧を上げないとヘッド周りにオイル吹かないので冷間始動は回転上げておけなどといわれます。
昭和の頃はそんなこと気にするヤツはいなかったと思うが...
栗之介はもっと気難しいBMWの縦置4気筒を飼っておりますので理屈はそうかもしれぬと思い出した。
K1100はセンタースタンドで駐めても次回始動で確実に白煙をモウモウと吹くのだ。
Buellはしっかり温めないとエンストしがち。

さてバイク乗りにとってどのバイクでキャリアを始めるかは実に重要。
ファッション感覚ではなくガチで4気筒バイクをはじめる人はこんなことになるのではなかろうか。
最初がHONDAだとKawasaki乗ると「乗りにくいのぅ」
逆だと「HONDAはつまらんのぅ」
ついでに考えると「YAMAHAはとらえどころがないのぅ」
SUZUKIのバイクは乗ったことないのでようわからん。
DUCATIは「俺にはムリかも」
Buellは「壊れとるんちゃうんか」

ちなみにGPz900Rよりカッコええと思う史上最高のKawasakiはZ1じゃなくてコイツだ。
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などなどとヘタレがKawasaki愛を披露してみました。
そこそこ程度のいいノーマルNinjaを1年経たずに手放しちゃったアホですがKawasaki好きの人おこらないでね。

思えばこんなガレージ状態もありました。
全部いなくなっちまったのが残念。
アブク銭がいっぱい入ったら・・・
CB900Fを真ん中にGPz900R、FZ750、KATANAと並べてみたいものです。
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Posted at 2022/04/22 12:44:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 乗換道楽外伝(単車編) | 日記
2022年04月12日 イイね!

乗換道楽外伝(単車編)#31 GPz900Rの家出/3 幸せはすぐそこにある

乗換道楽外伝(単車編)#31 GPz900Rの家出/3 幸せはすぐそこにある栗之介が今まで買ったバイク、全てが即決もしくは商談中にしてもらって数日後に契約という流れです。
出会いの仕方は大切ですね。
いくら閑とはいえ、毎日GooBike監視している訳でもありません。
たまたま「何かおもろいブツあるかな〜」と捜査しているうちに発見することもあります。
FZR1000、VFR750F、K1100RS、MonsterS2、Buellがそれ。
二度と同じ程度、価格のタマは出ていませんのでまさに運命の出会い。
Monsterは格安でいろいろあるもののカスタム具合がマッチするモノはまず出てこない。
中古車は二輪も四輪も一期一会です。
神様のいたずらを感じますなあ。

別のバイクを見に行ったところちょうど入庫してきた下取車を偶然発見して横取りというパターンもあります。
DUCATI996がそう。
程度がイマイチでしたのはご愛敬、神様が「勉強しいや」と送ってくれたのでしょう。

さてバロンに奪われたGPz900Rの代わりに神様は何を下賜するのでしょう。
買った値段で売れそうなので思い出だけをもらったことにしてもいいのですが・・・
店長と「何かないの〜」などとだべっているその後に鎮座していました。
CB1100EX。
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トイレに行こうと展示スペースを歩いていると「おーCBおるやんけ」
このSC65のCB、現行モデル(厳密には2021年で生産終了)の中で栗之介の好きな機種。
新車で買っとけばよかったとちょっと後悔したバイクです。
新車価格が130万円也、それで60万円のバイクを2台買う方に行っちゃった。
そこそこタマがあるのでバイク屋にたまに在庫あり。
でもおいてある値札をみると腹が立つのよ。
新車価格より高いやんけ。
SC65はこの前、寄居のバイク屋にVFRを返しに行ったとき教習車落ちがいくつかあった。
しかし「8万走ったヤツなら80万で売ったるで〜」てな相場。
バリモノの仕入れは新車価格超えるんだと。
調子こくのも大概にしとけという御時世、俺らみたいに買う方が相場つり上げちゃうんですけどね。
こいつのいいところはエンジンの造型。
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設計者が見た目にこだわった変態設計です。
こういうことするのがHONDAの伝統。

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なんか昔乗ってたCB750Fを思い出す視界です。
オマージュとしてはCB750FourらしいがどことなくCB400Fourっぽいのもおもしろい。

「また調子こいた値札付けとるんやろ」と値札みてみると意外に良心価格。
RSではないしファイナルエディションでもないからなあ。
RSは新車価格を遥かに超えるぶっ飛び相場、当分そんな感じで高騰しそうな気配ですよね〜。

ちょっと見、不具合なさそうで保証も半年付くそうなので店長に「これにするで〜」
DUCATI売りつけようとパソコン叩きまくっていた店長も「なんでやねん」とずっこけてます。
このCB、何でも数日前に下取で入ったんだと。
これも運命です。

かくして初代Ninjaは21世紀の空冷CBとちょっと追い金で換えっこになりました。
二度と手にはいらんだろうNinjaがいなくなるのは何ともつらい。
KawasakiはH2の方のNinja買うから待っとけよ〜
(TopGunが5月に封切りになるので絶対高騰するハズ、GPz900Rもつられるものと思われる)

ということで
「悔しさも 中くらいなり オラが春」

このCBはいろいろカスタムするぞい。
まずは巨大なアップハンからやなあ。
Posted at 2022/04/20 11:45:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 乗換道楽外伝(単車編) | 日記
2022年04月11日 イイね!

乗換道楽外伝(単車編)#30 GPz900Rの家出/2 勝手に名変

乗換道楽外伝(単車編)#30 GPz900Rの家出/2 勝手に名変バロンに出戻ったGPz900R。
その日はファイヤーボルトの納車日。
Ninjaが実家に出戻ったのでウチの車庫はしばらくジュリエッタとK1100RSの2台だけ。

♫いつもよりも眺めがいい〜 
などと鼻歌で車庫を掃除片付けしております。
Buellはちいちゃいので収納が楽そう。

せっかくなのでファイヤーボルトをドコドコいわせながらNinjaがどんな扱いを受けているか偵察に行きます。
すると道路からみえる一番いいところに陳列されています。
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Kawasakiの看板と位置があっているのがやる気を感じさせますなあ。
要は客寄せパンダです。
寄ってくるのは昭和デビューのおっさんだけでしょうが・・・
店長によると割と効果があるようです。
かく申す栗之介も通りがかりにローソンレプリカ(Z1000R)が置いてあるのを見かけてフラフラと店に入ってしまい隣にあったNinjaを衝動買いしたのでした。

展示されているところをみるとまだ売れていないようです。
早速店長に聞くと惜しい案件がどんどん来るとのこと。
危ねえ、ホントに売れてしまうようです。
店長が「絶対売れまっしぇ」とのんきなことを言っているので釘を刺しておきます。
「4月一杯で売れんかったら返してもらうで」
「そんなん言わんといてもう名義変えちゃいましてん」
「えー何ちゅうことすんねん」
「返すんならまた名変しますがな」

クルマを譲渡するときは印鑑証明がいるのはご存じと思いますがバイクはこれがいらんのです。
車検証も所有者抜きで再発行可。
要はカギと車体があれば誰でも名変できて売り飛ばせます。
車体番号で手配はかけられるもののドロンしちゃえば追跡不能。
怖いですね。
お上は何でこんな緩いことさせとんでしょうなあ。

同じ名義で3月末またいで抹消、名変をやるのは当然お上にバレると問題です。
これやられると自動車税が入ってきませんからね。
任意保険会社もいい顔せんでしょう。
こうなるともうNinjaはウチに帰ってこないのが確定。
実家に帰った嫁が親に復縁拒絶させられたようなものです。

しょうがないので店長にNinjaに変わるよさげなブツを探してもらいます。
初代Ninjaから乗り換えて後悔しないバイクはそうそうありません。
強いていうとCB○○Fなら全く問題ないのですがさすがにまともなタマは200万コース。
追い金が数十万円必要、少々くたびれているとはいえちゃんと走るNinja持ちとしてはそこまでしてCB欲しいの?と自問自答です。

第一候補はまあDUCATIでしょう。
しかしNinjaのように20世紀の若き頃の思い出を背負った眺めて楽しいバイクはDUCATIではベベルの900/750SS、初代パンタF1/F3くらいなものです。
妥当な選択肢はやはり999か749でしょう。
タマもまだまだありそうです。
在庫検索してもらうとちゃんとあるのがバロンのすごいところ。
何個か出てきます。
バロンは整備/修理できない(したくない)機種は売りに出さないのでさすがに80年代以前のDUCATIはありません。
あっても高くて買えませんが・・・
またバロンは違法改造のまま販売しないのでそこは安心。

いくつか候補を出してもらって検討。
大体80万くらいで999が買えそう。
だいぶお釣りがもらえそうです。
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999/749はDUCATIの中では不人気車。
前モデルの916系の方が遥かに好評価、相場も高い。
996なんかは栗之介が買って売った時よりだいぶ相場があがっちゃってます。
(手放すタイミングをまた間違ってまった)

そんなにあせることもないので「ほな何か探しといてね〜」と挨拶して帰ろうと思ったら・・・
「何じゃこりゃ」
不思議なオーラを放つやつがおりましたぞ。

(続く)
Posted at 2022/04/19 00:43:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 乗換道楽外伝(単車編) | 日記
2022年04月10日 イイね!

乗換道楽外伝(単車編)#29 GPz900Rの家出/1 実家に帰ってもうたがな

乗換道楽外伝(単車編)#29 GPz900Rの家出/1 実家に帰ってもうたがなVFR750FとMonsterが去ってしまったのでDUCATIなぞ調達しようと算段。

ウチにあるのはBMWとNinja、いずれも長距離ツアラー。
どっちもクソ重いので軽目の小さいヤツを探した結果がBuellファイヤーボルト。
用途がかぶるのでついついMonsterを手放しちまった。
結果手持ちバイク合計3台で車庫に余裕ができたもののDUCATIがいないのは何とも寂しい。
ハートに穴があいたようです。

S2R800は素晴らしく扱いやすいがDUCATIとしては刺激が足りませんでした。
かといって激辛996でDUCATIの厳しさも痛感した身としてはスーパーバイク系は覚悟がいる。
そこでまあまあ辛口ではあるが手頃でデザインも好きな900SS、750SSなんぞを狙う。
SSには3世代あって最初がいわゆるベベルのSS、栗之介の一番好きなヤツ。alt
その次が90年代CAGIVA時代の900SS。
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3世代目(とはいわない人が多いが・・・)はSS900という言い方になった。
いわゆる?テルブランチもの。
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栗之介が狙うは2代目、3代目はこの御時世でも相場が上がらないお買得車なれどデザインが好みではないのだ。

さてさてDUCATI増やすと4台体制になっちゃう。
車庫がまた溢れてまうぞ。
さりとてNinja手放すのももったいない・・・
などと悶々としていた3月末。
うちのNinjaを購入したバロン某店に在庫パトロールに行くと名物店長が、
「DUCATI買うならNinja売って〜」とのんきなことをささやきます。

2022年春、旧車ブームがまたブーストがかかりKawasakiの空冷4ストはさらに高騰。
70〜80年代車はどんなやつでも200万超え、便乗してDAEGなんかも日に日に高騰する始末。
このKawasaki人気、HONDA党の栗之介には理解不能。
素人拒絶のバイクがKawasaki、いつの間にメジャーになったのでしょう。
GPz900Rも売値が上がっているように思えますが、何せ数が多くカスタムしまくるタマが多いので相場はわけわからんことに。
ノーマル状態のNinjaなんかはめったにお目にかかれません。
こういう市況だと仕入れる方は何かといちゃもん付けて買い叩こうとします。
そして売値の方は強気で行く。
バロンなんかの値付は割と良心的、旧車メインの悪徳業者は100万積んでます(多分)。

「古いクルマは故障が怖いので高く買えまへんなあ」といいながら、
「古いクルマでも貴重品ですから安くは売れまへんのや」ということになる。
ウチのドノーマルNinjaなぞ貴重品だと思うのですが査定に出すと○○王、S○Xなんかは「60〜80でどないや」ということになります。
そらバイク業界もうかりますわなあ。悪徳業者ならボロ儲け。
(四輪の方が市場が広くて深いのでもっと儲かっていると思う)
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当然、バロンもそんな出方です。
「下取ならともかく買取だと80くらいになっちゃいますなあ」
「古いバイクは置いてるだけでもリスクがいろいろありまんねん」
買う方の栗之介としては「その手は桑名の焼きハマグリ」。
「まあ買った値段以下では絶対売らへんで」とスルーします。
すると「ほなら店で預かりますわ。あんたに買値以上わたしたらええんやろ」
と店長が喧嘩を売ってきます。
武士に二言なしが我が信条、ついつい「おう、そんならまず売ってみいや」
とうかつに喧嘩を買ってしまいました。バカですねえ。
すると遠くでバロンの番頭はんが我がNinjaを整備工場の方に拉致していくのがみえます。
貧乏人の娘をさらっていく遊郭のようですね。

まあまあ、比較対象の相場がないとはいえなかなかの値付けです。
売れなければ連れて帰ればいいのです。
「ふた月経ったら引き取るで〜」と念押しして撤収、お手並み拝見です。
「ほなら栗之介はんの好きなDUCATI探しときますよ〜」とのおまけ付き。

こういうハートがないとバイク屋できないのでしょうかねえ。
おそロシア。

(注)栗之介は京都で4年暮らし岡山と天下茶屋の友人とつるんでいたのでインチキ関西弁がたまに出ますが店長は関西人ではありません。
また本作は事実を元にしていますが話をちょこっと盛っていますことをお断りしておきます。
Posted at 2022/04/18 00:55:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 乗換道楽外伝(単車編) | 日記

プロフィール

「[整備] #FZR1000 バックミラー純正交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2856776/car/3111138/6540160/note.aspx
何シテル?   09/12 00:32
四輪二輪の購入・整備・乗換話、自己満足の自伝です. 仕事がもの書きなので読み物風になっちゃってます. E39でBMWにめざめ、格安大排気量車をお値打ち入手、...
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