
DUCATIがどうも本調子ではない模様。
始動性が悪くアイドリングが不安定、猛暑で乗る日が空いちゃったのが原因でしょうか。
今日もちょこっと走らせてみてもエンジンが不機嫌。
そろそろ購入店に持ち込んでみてもらおうと思いつつ甲州街道を西へ行くと府中のレッドバロンの前交差点で赤信号。
何気にショウウィンドウをみると1100KATANAが鎮座しています。
用を足しての帰り道に寄ってみることにします。
2階に上がってみるとこの2型KATANA、なかなかのよいブツです。
ヨシムラのチタンフルエキにリアがオーリンズ。
走行距離も年式にしては少なめでそこそこリフレッシュされている。
お値段は170万くらいで高いといえば高い。
「うーんこれを買うとCB1100EXが出ていくなあ」と悩んでいるとそばにCBR600RRがあります。
ロクだぼは価格高騰中のバイク市場でもまだリーズナブルな方。
去年、最初のバイクを選ぶのに候補にしていた機種です。
大型4気筒にしてはあまり値段が変わっていない珍しい存在ともいえる。
ウチの4台は巨大なK1100RSに意外にデカいCB1100EX、異様にちっちゃいけれども気合いがないと乗れないXB12R、ちょい乗りにはもったいない900SS。
近所にちょっと買いものや用たしするのに不便なヤツばかりで600CCクラスのものが欲しいなどと漠然と思っております。
ロクだぼがちょい乗りに適するかといえば全くそんなこともないのだが小さめのものも欲しい。
センだぼやR1はさすがに過剰性能にデカすぎです。
店の兄ちゃんが「何がいいんすか〜」と声かけてくれたので「ロクだぼお値打ちだね〜」から「R6の初期型好きなんよ〜」などとしゃべっていると・・・
「R6の初期型そこにありますよ〜」
おやおやおいらの目は節穴なのでしょうか。
「R1の最終型高えなあ」「初期型R1安っすいなあ」と値札はチェックしましたがその間に挟まっていたR6には気がつかなんだ。

HONDA好きの栗之介、YAMAHAのSSのことはよく知りません。ただし最初期のR6だけはデザインが好きでマークしている機種です。
1999年デビューのR6の1999〜2002モデルは前世代のレーサー・レプリカの面影が残るデザイン、フルカウルがふっくらしている。
R6は2006年のモデルチェンジでカウルが全体的にシェイプアップされ面積がどんどん狭くなってくる。
それでかつてのレプリカのデザイン上の特徴である派手なグラフィックや各種ロゴ、それを貼るスペースが小さくなっちゃう。
レプリカ大好き野郎としては「Marlboro」「Lucky Strike」「Rothmans」と書いてあると萌えるのだが、もうそんなデザインはMotoGPでは消滅。
タバコ以外のメーカーロゴでも文字が入りきらなくて切れちゃうのが実に残念。
さて改めてR6を見てみましょう。
大体気に入るバイクは栗之介センサーが発動、遠くからでもロックオンするものですがこのR6がスルーされたのはグラフィックのせい。
初期型R6は赤白か青白のラインなしでストロボっぽいグラフィックなのですがこいつは青基調のライン入りの白ストロボ。
北米で発売された1000台限定モデルでシリアルナンバーも入っている。
そんなモデルあったんかいな。
各部をざっと眺めてみると外装はなかなか上等、転倒歴はなさそう。
気になる点としてはボルト類の錆、下部が特にひどいのでカバーかけっぱで置いてあったのでしょう。
国産の古いバイクあるあるです。
何でも前オーナーが長期間乗らずに置いていたとのことでエンジンかからず。
「家帰っていろいろ調べてみるね〜」と言い残して退散。
Webを漁ってもこの機種の情報はそう多くない。
海外限定で出荷台数も少ない。
こういう珍品、希少種が大好きな栗之介。
実車をみちゃうともう止まらない。
翌日にもう一回見に行って契約。
さらにR6買っちゃってるのに「最初にみていた1100KATANAどうすっか」と悩む始末。
1回地獄に落ちた方がいいのかもしれません
Posted at 2022/09/01 12:10:12 | |
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乗換道楽外伝(単車編) | 日記