
ファイヤーボルト、次はハンドルバーを交換。
ノーマル状態のXB12Rのハンドルはクランプがトップブリッジ一体。
ずいぶん前に生えていてタンクを抱えるようなポジションになる。
それでも車体がアホのようにちっちゃいのでガタイのいい欧米人にはこれでも窮屈でしょう。
サラブレッドではなく木曽駒ですから。
ウチのは前オーナーが低目のPoshのバーハンにしていました。
高さはそれほどアップしませんが結構手前にグリップが来るので楽ちん。
ところが納車時からの問題がワイヤーの取り回し。
余りまくって変な取り回しになっています。
ノーマルではスッキリしているハンドル回り、低目のセパハン仕様のXBRをバーハン化するときにアップハンの部品を付けたのでしょうか。
こんなことになっていて見るからにキツそう。クラッチワーヤーがフォークと擦れてキュッキュいいます。
なぜスロットルワイヤーをタンクから生やすか謎ですね。
ならばグリップ位置を上げてしまえば取り回しが楽になりそう。
ポジションも年寄り向きになる。
という思いつきで20代の自分ならあり得ないアップハンドル化にトライ。
部品は何せ脳みそが20世紀なのでいろいろ勉強です。
ついつい「トマゼリ」で検索しちゃうのはアタマが固い証拠です。
それでハリケーンがまだ元気なようなので「コンドル」でも付けてみっかと思っていたらこんなのがアップガレージに出品されていた。
おそらくビューエルのユリシーズ純正ハンドル。
しかもお値段980円也。
アドベンチャーモデルなので結構なアップ度合になりそうです。
何事もやってみるのはまず極端から攻めていき、問題を修正していけばよい。
早速換装してみるとなかなかのマッチング。
乗車姿勢だけはポジションが楽でこりゃええわ〜。
色味もエエですなあ。
さすが激安だけあって車体とマッチするヤレ具合です。
さて肝心のワイヤーの取り回しはさほど改善しません。
長さそのものがまだまだ長過ぎ。
一体何用の部品なのでしょうか。
さらに以下の問題発生。
①ブレーキラインがぱっつんぱっつん。
→ひとまずケーブル固定方法を変えてみた
②クラッチレバー連動のスイッチが使用不可
→ギアがニュートラル位置以外だとセルが回らない
つまりエンストするといちいちニュートラルに入れないと再始動できない
③右側のスイッチへ行くケーブルがぱっつんぱっつん。
→配線を見直してひとまず干渉しない位置に固定
こんなことになってもうた。
クラッチ側の配線以外は使用、機能上問題なし。
ケーブルそのものが残念な状態だったので絶縁テープで補修。
接点復活材を吹いて気休めに、カウルをばらして全体を考え直した方がよさそう。
一番問題なのはスタイルです。
前からみるとガチャガチャで見るに耐えられねえ。
ミラーの位置がハンドルより下になっちゃった。
最初からわかっちゃいたんですけども・・・
元々セパハン前提のカウルミラーなのでこうなりますわな。
当然、手と干渉して後がみえにくいこと・・・
ダメだこりゃ・・・
マジカルレーシングのカーボンミラーをあきらめてハンドル設置にせねばならぬ。
元に戻そうかとも思いましたが何ともしっくりくる座り心地。
シートを換えたところでこれが座布団のようにケツにフィット。
ポジションがこれまたイイ感じの背筋になりました。
ハンドルはこれにして他の問題を解消していきましょう。
無計画にカスタムしていくといじりのループとなる問題。
まだまだ先は長そうですなあ。
Posted at 2022/05/24 11:33:55 | |
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XB12R | 日記