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2018年11月17日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その30)【インテークマニホールド取り付け完了】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その30)【インテークマニホールド取り付け完了】予行練習の甲斐あって、本日無事インテークマニホールドが載りました!

先週インマニボルトの1本(一番前方の長いボルト2本のうちの1本))が錆びていることが判明したため、急遽手配しました。


翌週作業の為、できるだけ早く入手したかったので、純正品を英国四輪駆動車部品販売さんに発注。
(左右2本とも)
在庫ありとのことで、すぐに届きました!
いつも迅速に対応していただき助かります。


届いたボルトを念のためねじ込んで、問題ないことを確認。


ここからインマニ取付作業開始です。
まずシールというゴム部品がハマるところに液体ガスケットを塗ります。
特にブロックとヘッドの窪みにはたっぷり塗ります。(ちょうどチューブの先端があるところ)
ちなみにワークショップマニュアルにはブロックとヘッドの窪みのところのみ液ガスを塗布するように書かれていて、シールの当たるところにはシリコーングリースを塗布するように書かれていますが、私はオイル漏れが心配だったので自己判断で当たる面全てに液ガスを塗りました。


エンジン後方も同じように塗布。



シール(黒いゴム部品)を装着し、ワークショップマニュアルどおりにインマニの冷却水通路の周囲に液ガスを塗布します。これを塗らないと水漏れするらしい。


左バンク拡大


右バンク拡大
あとでわかりますがちょっと塗りすぎたかも。


エンジン後方の冷却水通路にも同じように塗布。
また、シールの上面にも塗布(これもマニュアルには書かれていない)


インマニガスケットを置き、クランプという金属部品をネジで軽く固定します。(ここでは仮止めのみ)


インマニガスケットの冷却水通路にも液ガスを塗ります。(4箇所)


インマニを慎重に載せます。


この時、インマニを載せながら、ウォーターポンプの後ろ側に冷却水リターンホースの短い方を繋ぐことが必要です。
片方の手でインマニを少し浮かせて(ガスケットには液ガスが塗られているので)後ろにずらして、もう片方の手でホースを差し込みながら定位置に着陸させるという難易度の高い動作が求められます。
(私は力尽きて着陸させてからずらしました、笑)
長い方のホースはインマニをねじ止めした後でも繋げられるのですが、短い方は柔軟性がないのでこの時しかつなげないようです。

手を痛くしながら、なんとかホースを接続


インマニボルト12本を中央部から外側に向かって順番に少しづつ締め付けながら、最後はトルクレンチで規定トルク(47-54Nm)に締めます。

インマニボルトにはネジロック剤を塗布


右バンクの2本目のネジがなかなか入らず難儀しました。(単体では問題ないのですが、インマニを付けると入り難くなります)
本当はいけないのですが、半ば強引にねじ込みました。

そのあと、仮止めしてあった前後の「クランプ」のボルトを本締めします。

インマニ取付完了(疲れた、翌日筋肉痛)


液ガスが盛大にはみ出しています(涙)
水漏れを恐れてちょっと塗りすぎました。
内側にはみ出したものが水路に流れて行かないように祈ります。


はみ出した液ガスは拭き取っておきました。

またシールとガスケットにスキマがあると前回のブログに書きましたが、ボルトを締めこんでいったらシールが潰れてスキマはなくなりました。(良かった良かった)

冷却水リターンホースの長い方をウォーターポンプに繋ぎます。


次に水温センサーの取付(合計3本)





フューエルラインの組み付け
(注:この構造は86〜88年式のフラップ式エアフローのモデルのみ。正規輸入車は構造が異なります)

分解前にフューエルラインの幅寸法を測っておいたので、同じ寸法(120mm)になるようにホースを差し込みます。






インジェクターの取付

インジェクターに固定プレートを通してゴムリング(大)を取り付ける


マウントブラケットに通す


固定プレートとブラケットをネジで固定する


インジェクター先端にゴムリング(小)を取り付ける


8気筒分完成


インジェクターをインマニにボルトで固定




続きはまた明日



Posted at 2018/11/17 22:08:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年11月11日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その29)【インテークマニホールド取り付け準備その2】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その29)【インテークマニホールド取り付け準備その2】昨日に続いてインマニの取付予行練習です。

インマニの後ろ側からバルクヘッドのヒーターインレット、アウトレットへ接続されるヒーターホースは供給終了しているため、汎用品を使うことにしたと昨日書きました。
現物あわせで長さをあわせてカットして、仮組みしてみました。


こんな感じになります。
内径15mmの汎用のL字型ヒーターホースを4本使いました。
U字型の黒いものは元から付いていた金属パイプで再利用しました。

ちなみにヒーター配管がこのようにインマニの下を通るレイアウトは88年式までのようなので、正規輸入のクラシックレンジとは異なります。

また、昨日書きましたがインマニをセットした時にヘッドから少し浮いてしまい、ガスケットの穴とネジ穴が若干ずれてしまうので、ボルトが入るかどうか全ボルトを軽くねじ込んで確認しました。



ボルトは右バンクの前から2本目(写真左側の手前から2本目)以外は全て軽くねじ込むことができました。

なお、右バンクの一番前のボルトが錆びていたため新しいものを用意することにしました。
(外した時に見落としていました)
インマニの取り付けはボルトが準備出来てから行うことにします。

その他下記作業を行いました。

ファンベルトの交換
(古いのを外す)


付いていたもの
(ファン、ACコンプレッサー、パワステポンプ用)
オルタネータ用は既に取り外し済み


新しいもの
(10年ほど前に購入してあったもの)

ここで問題発覚。
ACコンプレッサー用のベルトがないことがわかり購入することに。
(購入済みだと思い込んでました)
ベルト交換は中断。

パワステポンプブラケットの取付
(ウォーターポンプのボルトで共締め)


オルタネータブラケットの取付


パワステポンプの取付


パワステポンプはブラケットを完全に固定するとネジがブラケットに通らず取り付けられないことが判明。(私の個体のみかもしれませんが)

一度ブラケットネジを緩めて、パワステポンプのネジをブラケットに通してからブラケットの固定ネジを完全に締めることでクリア。

そう言えば3ヶ月前に取り外す時にもどうしても外れず、ブラケットを緩めながらでないと外れなかったことを思い出しました。

前かがみの体勢で悪戦苦闘したので腰が疲れました(笑)


Posted at 2018/11/11 18:30:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年11月10日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その28)【インテークマニホールド取り付け準備】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その28)【インテークマニホールド取り付け準備】車検までには何とか走れるようにしようとオーバーホールを進めて来ましたが、作業が遅く昨日でクラシックレンジの車検が切れてしまいました。

もう急ぐ必要は無くなったので、あとは焦らずゆっくり作業を行なっていきます!(笑)

本日はインテークマニホールド(インマニ)の取り付け準備を行いました。
インマニの取り付けは、ただ載せてボルトを締めるというものではなく、ボルトを締めるまでに複数の冷却水ホースを接続するなどの作業を行う必要があり、かつ液体ガスケットを塗りながらの作業になり難易度が高いです。

そのため失敗するとリカバリーが難しいので、あらかじめ組み付けの予行練習を行いました。
作業の順番は次の通り。

①インマニガスケットの下に装着する「シール」というゴム部品が当たる面(シリンダーブロック)に液体ガスケットを塗ります。
(予行練習では省略)

②シール(新品)をシリンダーブロックの前後にセットます。


前側


後ろ側



③ヘッドの冷却水通路の周りに液体ガスケットを塗ります。(予行練習では省略)

④インマニガスケット(新品)を載せます。


⑤クランプと呼ばれる金属部品をガスケットの前後に置き、軽くネジ止めします。
(この部品は塗装して再使用)


この時、シールとブロックに段差があることが判明。


そのためかインマニボルトのネジ穴がガスケットの穴と合わない。大丈夫か?




⑥インマニをガスケットの上に置きます。

やはりシールの末端とインマニ設置面に段差ができ、インマニがヘッドから浮いてしまう。
このままインマニボルトを締めても大丈夫なのか??



⑦ウォーターポンプの後ろからインマニまで2本の冷却水ホースを繋ぎます。

もともと接続されていた時の写真




今回ホースを新しくします。


右のホース(ERC2319)は購入できたのですが、左(ETC6888)は欠品で入手出来なかったので右のホースを2本買って、それをカットして左に使えないかと考えました。

2019/06/09追記:上記ETC6888は間違いで正しくはERC2320(Hose - Water Pump)で入手可能でした。
ERC2319のカット品は形状的に無理があり厳しいです。

部品番号はERC2319


現物あわせして


カットして




なかなか良い感じ


なんとか仮接続できました。


2019/06/09追記:ここの接続は短い上3次元的なので、このERC2319カット品では無理があることがわかりました。その後、正しい部品ERC2320(Hose - Water Pump)を使用しました。

ERC2319カット品(上)と正しいERC2320(下)




⑧インマニの後ろから2本のヒーターホースをバルクヘッドのヒーターインレットとアウトレットにつなぎます。(この工程はあとからでも可能なので必須ではありません)
(これらのホースも新しくします)

参考にもともと接続されていた時の写真



これらのヒーターホースは欠品で購入できなかったので、今回は汎用のヒーターホースを使ってみました。




これも現物あわせで切断します。
写真にはありませんが、ホース同士をU字型のパイプで接続します。

また、イギリスから買ったホースバンドは長すぎて使えなかったので、ホームセンターで良さそうなサイズのものを買いました。

⑨12本のインマニボルトを締めます。
(予行練習では省略)

今日は予行練習で終わってしまった。





Posted at 2018/11/10 23:28:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年11月06日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その27)【ロッカーシャフト、ロッカーカバー取り付け】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その27)【ロッカーシャフト、ロッカーカバー取り付け】天候が悪く、なかなか作業が進みませんが経過報告です。

プッシュロッドをついていた位置に装着します。


プッシュロッドが付いたところ(右バンク)



左バンク


ロッカーアームが付いたロッカーシャフトをヘッドにボルトで固定します。


締め付けトルクは40Nm


摺動部にはエンジンオイルをたっぷりとさしておきます。


ロッカーシャフトを固定したところ


参考に洗浄前の写真



次にロッカーカバーに液体ガスケットを塗布します。左に写っているのはロッカーカバーのガスケット。

写真はありませんがこの後、ガスケットをロッカーカバーに装着してからガスケットの裏面(ヘッドと接する面)にも液体ガスケットを塗ります。

ロッカーカバーが付きました。
少しガスケットがズレたところもありオイル漏れが心配。











全体


参考に洗浄前の写真





後は細々とした部品の塗装など行いました。

オルタネータの塗装
(シルバーと黒い部分)


塗装中(シルバーの部分はマスキングしてスプレー塗装)

黒い部分はハケ塗り


デスビの塗装
(シルバーの部分)


塗装中




インジェクターのボディの塗装
(黒い部分をハケ塗り)
乾燥時の置き台としてペットボトルの口のところにちょうど良くフィットする(コネクタの部分が引っかかる)ことを発見。





Posted at 2018/11/07 04:27:52 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年11月03日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その26)【左バンクのヘッド搭載、エキマニ組み付け】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その26)【左バンクのヘッド搭載、エキマニ組み付け】ヘッドガスケット交換のつづきです。
先週、右バンクのヘッドを載せたところで時間切れとなっていました。

本日は左バンクの組み付けを行いました。

ヘッドガスケットは左右同じもので、社外品のメタルガスケットです。


ガスケットをブロック面に載せます。位置決めピンに穴を合わせます。


左バンクはヘッドの奥のネジに3本のアースケーブルが接続されるようになっており、ヘッドを固定してからだと非常に作業しづらいため(ほぼ不可能?)、ヘッドボルトを締める前に接続します。


上下2箇所に接続します。


ヘッドボルトは新品を購入しました。
(一番短いボルト8本は写真撮り忘れ)


ヘッドをブロックに載せてヘッドボルトにネジロック剤を塗ってねじ込みます。
詳しくは前回のブログ参照ください。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2863564/blog/42118252/

左バンクのヘッドボルト締め付け順序



なお、クラシックレンジのエンジンは助手席側(左)に少し寄って搭載されているため、左バンクの奥の10番のボルトは右バンクよりもクリアランスがなく、ユニバーサルジョイントを使ってもトルクレンチのヘッドが入りませんでした。そこでこちらはこの写真のようにユニバーサルジョイントの手前を延長してからトルクレンチを繋ぎました。




左バンクはヘッドボルトを締め付けるときにトルクレンチを押す方向になるため、特に奥の2本は力が入らず規定トルクまでなかなか到達せずに少々難儀しました。最後は気合いで95Nmの「カッチン」音を鳴らしました(笑)

左バンクのヘッド搭載完了。


両バンクの眺め。


参考にオーバーホール前の写真(8月)


見違えるように綺麗になりました。

そのあと左右エキマニを固定。
エキマニボルトには焼きつき防止の為ワコーズのスレッドコンパウンドを塗布してから組み付けました。
エキマニボルトも新品を購入。




右バンク


左バンク(よく写真を見たらネジ締める前でした)





エキマニはマフラーの重さで下がっているため、ネジ穴を合わせるのが大変でした。
1箇所のネジ穴とエキマニの穴にドライバーを差し込んで強引にドライバーをこじりながら位置合わせして他のネジを入れました。

続きは明日。


Posted at 2018/11/03 18:21:44 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「@aki017 さん
モーターは動くんですね!失礼しました。
ギア欠けだったら、市販の汎用ギアが使えると良いですね。」
何シテル?   09/21 17:19
CRR1987です。 1987年式 クラシック レンジローバー5MT(1997年購入)と、1986年式ジムニーSJ30(3型)(1994年購入)、2010年式...
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