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2018年10月14日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その20)【エンジンマウント交換他】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その20)【エンジンマウント交換他】ヘッドや補機類が外れて作業スペースが確保されているうちにエンジンマウントを交換しました。

先日ブログにも書きましたが、先週はネジを緩めたところで時間切れとなっていました。

今週はネジを外してオイルパンに当て木をしてエンジンをジャッキアップ。

まずは右側のマウントから。
この時左側のネジは緩めるだけで完全には外さない状態にします。
両側を同時に外してしまうとエンジンがズレてマウントのネジ穴を合わせるのに難儀すると思ったからです。


ジャッキの長さが足りなかったのでブロックに載せています。



エンジンを慎重に上げていきます。
ファンがシュラウドに当たったので、シュラウドを外しました。


少しづつブラケットとマウントの間にスキマができていきます。
マウントを手で外れるか確認しながら徐々に上げます。
上げすぎるとベルハウジングがボディーに当たるので注意します。


マウント外れました。
ボディー側の穴が長穴になっているので、斜めにしながら上に引き上げると外れました。


外したマウント(左)と新品(右)
潰れ方にはあまり違いはないですね。


新品のマウントを装着。
ここからエンジンを下げていくので、両方のネジ穴に入るように仮置きします。

外す時にエンジンを上げすぎるとこの状態にできませんので、その時は少しだけエンジンを下げます。

エンジンを下げたらネジを締めます。
ちなみに反対側を交換する時にエンジンをまた上げるので、この時はネジは完全には締めないようにします。反対側を交換後にしっかり締めます。
右側完了。



左側も同様に交換しました。
新旧比較。
左側はだいぶ潰れて変形しています。


ネジを締めて左側も完了。



その他、エンジン中央部のプッシュロッドが付いているところ(名称わからず)の清掃を行いました。
プラスチックのヘラを使ってオイルスラッジを落とし、パーツクリーナーで洗浄。
カムシャフトの方にゴミなどが落ちないように注意しながら作業しました。

清掃前





清掃後
金色っぽい表面処理が現れました!








錆びないようにエンジンオイルをたっぷり塗っておきました。


それからプレナムチャンバーの洗浄も行いました。
内側のカーボンは落ちましたが、外観にはアルミの腐食のようなものがあり、あまり綺麗にはなりませんでした。

洗浄前










洗浄後













Posted at 2018/10/14 11:11:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年10月09日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その19)【シリンダーブロック研磨他】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その19)【シリンダーブロック研磨他】右バンクに続いて左バンクのシリンダーブロックの研磨を行いました。

恥ずかしながら今回初めてわかったのですが、クラシックレンジのエンジンは少し左(助手席側)に寄って搭載されています。
そのため右バンクよりも左バンクの方がフェンダー側からの距離が近く、作業しやすいことがわかりました。

左バンクの研磨前



研磨後


今まで真っ黒のオイルスラッジでコーティングされていたエンジン番号が見えるようになりました!
私のは3.5LのEFIなので24Dです。

(これまで車検の時、検査官は懐中電灯で原動機番号を確認している素振りを見せていたのですが見えていなかったと思われます(笑))


エキマニが錆びて汚かったので、耐熱塗料(シルバー)で塗装してみました。
ネットで純正品の色を調べると、ネズミ色のようですが、ホームセンターで売っている耐熱塗塗料は黒かシルバーしかなかったのでシルバーにしてみました。

使った塗料



塗装前



塗装後


こっちも


耐熱塗料が余ったので、マフラーエンドも塗っちゃいました。





また、エンジンルーム内の塗装が剥がれて錆びていたり、汚れて見すぼらしくなっていたため、塗装をしました。

錆びている部分にはサビ転換剤のサビキラーを塗り、その後つや消し黒塗装。













エンジンルーム全体



塗装と並行して、ピストンのカーボンも除去しましたが、非常に頑固に付着していてサンエスK1の湿布を3回しても全て落ちませんでした。
時間の関係もあり、ここまでで良しとしました。

右バンク


左バンク






余った時間でエンジンマウントの交換。
ネジには1週間前からワコーズのラスペネを吹いておいたので、固着もなく意外と簡単に外れました。
ただ、右バンクの下側はデフ玉にメガネレンチが当たって振り幅が確保できず、非常に外しずらかったです。
短いレンチを用意しておいた方が良いと思います。



右バンクの上側もオルタネータとパワステポンプが外れている状態でもレンチの振り幅が取れずに苦労しました。

ネジを緩めたところで他の予定があり時間切れ。
マウント外しはまた来週。





Posted at 2018/10/09 01:41:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年10月06日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その18)【シリンダーブロック研磨】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その18)【シリンダーブロック研磨】昨日は久しぶりに天気が良い休日だったので、シリンダーブロックの研磨を行いました。

シリンダーブロックの方もガスケットの残りをスクレーパーで削り取ってもガスケットの跡が消えませんでした。
アルミ製シリンダーブロックにメタルガスケットが食い込んでおり、少し研磨する必要がありました。

研磨前



シリンダーヘッドと同じく荒目のオイルストーンでガリガリいきました。

研磨後



ヘッドの時は自分が作業しやすい位置に持ってきて研磨できましたが、
シリンダーブロックは車体側に固定されているので、踏み台(ビールケース)に乗り腰をかがめて上半身をエンジンルームに入れて作業をしました。
これが結構キツく、首、肩、腰にダメージを受けました(笑)


また、ブロックの方はガスケット面に位置決めピンが出ていたりエキゾーストマニホールドが近くにあったりして障害物があったため、非常に研磨がしずらかったですね。

荒目の次に細目で研磨して仕上げました。
休み休み作業したので、昨日は右バンクのみ研磨が終わりました。



ピストンの頭に着いたカーボンはプラスチックのスクレーパーでは完全に取れなかったので、サンエスK1で湿らせたペーパータオルをピストンに湿布しておきました。

あとエンジンルームの汚れ落としなどして塗装準備をしました。

今日は左バンクを行います。
Posted at 2018/10/07 04:47:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年10月06日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その17)【作業諸々】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その17)【作業諸々】ここのところ更新できていませんでしたが、週末台風が来たりして天候が悪かった中、少しづつ作業を進めています。


ディストリビューターを外したついでにデスビ横のイグナイターを避暑地へ移設の準備





イグナイターに延長コードを接続


ヒートシンクをつけられるように加工





ついでにFANも付けられるようになってます。




インマニのサーモスタットの交換



















エンジンマウントも買ってしまいました。
普通は交換しづらい場所なのですが、今はヘッドや補機類が外れてエンジン周りがスカスカ状態なので、交換チャンスと考えました。
ここは耐久性を考慮して純正品を選択。



この3連休も作業を進めます。



Posted at 2018/10/06 08:19:07 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年09月22日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その16)【シリンダーヘッド研磨】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その16)【シリンダーヘッド研磨】ヘッドガスケット交換の続きです。

以前のブログでシリンダーヘッドのガスケット設置面の清掃をしたことを書きましたが、スクレーパーとオイルストーン(細目)だけではガスケットの跡が取れませんでした。



ガスケットの突起部分がアルミのヘッドに食い込んでしまっています。
このまま新しいガスケットを組むとまた漏れが発生するおそれがあるため、ここは慎重を期して荒目のオイルストーンで平滑になるまで削ることにしました。

荒目のオイルストーンを探して、近くのアストロプロダクツや大きなホームセンターを探しましたがどこにも売っていません。

ネットを探したらストレートでやっと売ってました。荒目と細目が両面になっているものです。
即ポチり。



これでガリガリ研磨しました。(紺色の面が荒目)
一ヶ所を集中して削ると面が歪むので、全体を均一に研磨するように気をつけました。

手前が荒目で研磨した後、細目で仕上げたヘッド。
奥が荒目で研磨する前のものです。


1時間ほど研磨してやっとガスケットの跡がなくなりました。
結構削ったので、念のためストレートエッジとシックネスゲージで歪みを確認すると、全て0.05mm以内に入っていました。
良かった良かった。


その他、インテークマニホールドの洗浄を行いました。
インマニは重いし、入りくんでいて大変でした。

上面


裏面

3.9Lとはヒーター用配管の取り回しが異なり、3.5Lはインマニの下側(裏側)を通っています。
ちなみにGoogleで検索すると3.9Lはインマニの表側を通っているようです。


インマニの裏面には鋳造した日(86年10月15日)が記されていました。
感慨深いですね。



Posted at 2018/09/22 20:07:44 | コメント(1) | トラックバック(0)

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「@aki017 さん
モーターは動くんですね!失礼しました。
ギア欠けだったら、市販の汎用ギアが使えると良いですね。」
何シテル?   09/21 17:19
CRR1987です。 1987年式 クラシック レンジローバー5MT(1997年購入)と、1986年式ジムニーSJ30(3型)(1994年購入)、2010年式...
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