• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

CRR1987のブログ一覧

2018年09月08日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その10)【インジェクターフィルター交換】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その10)【インジェクターフィルター交換】先週クラシックレンジのインジェクター洗浄をしましたが、今日はインジェクターのフィルターを交換してみました。

フィルターはインジェクターの入り口に圧入されています。




インジェクター洗浄業者さんは専用の引き抜き工具を使って外すようですが、素人の私は当然ながらそんなもの持っていません。
手持ちの工具を眺めながら試行錯誤した結果、ドリルのような先端のドライバーがあったので、入れてみるとサイズはちょうど。



それをフィルターにねじ込んで、らせん部分を引っ掛けて左右に振りながら引っ張ったところ無事外れました。









付いていたフィルターは金属メッシュのもので、圧入部の外径は6mmです。



30年間、約15万キロ稼働していた割には綺麗でした。

あらかじめ1ヶ月ほど前に新しく取り付けるフィルターを購入しようとネットで検索したのですが、国内では販売しているところが見つかりません。
さらに検索すると下記のアメリカの業者さんで買えることがわかりました。
injector-rehab.com

下記は届いたフィルターに同梱されていた名刺。


同じものはなかったので合いそうなものを一か八かで発注。
購入したフィルターは下記のものです。
http://injector-rehab.com/shop/Bosch-Universal-Filter-Basket.html



発注後、2週間ほどで到着しました。
1個の値段は$0.56で安いのですが、送料が1,500円ほどかかってしまうので、この際ちょっと多めに3台分買っておきました。

フィルター新旧比較


インジェクターの入り口に圧入したところ、サイズはバッチリでした!









Posted at 2018/09/08 19:34:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月02日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その9)【インジェクター洗浄】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その9)【インジェクター洗浄】
今日は雨なので家の中でインジェクターの洗浄を行いました。
本当はプロにやってもらうと確実ですが、1本5,000円くらいするので、自分でやります。(笑)
概要をブログに載せておきます。

外しておいたフューエルデリバリーラインです。


まず、フューエルデリバリーラインからインジェクターを外します。
参考までにフューエルデリバリーラインの構造は、89年からの3.9L(正規輸入車も)では一体型になっているのに対して、86〜88年の初期の3.5Lインジェクションモデルでは左右で分割されゴムホースで連結されています。

また、インジェクターの形状も異なり、3.9Lはデリバリーラインに直接インジェクターが挿さるのですが、3.5Lはデリバリーラインとインジェクターの間にゴムホースがある構造です。

3.9Lのインジェクター(ネットより借用)


下の写真は私の87年3.5Lについているインジェクター(ホース付き)






ホースが劣化して亀裂が入っていたので交換したかったのですが、インジェクター根元で金属リングによりカシメられていて簡単には外せません。
ネットで調べてみると他車(80年代のジャガーやアルファロメオ、スカイライン、フェアレディZなど)でDIY交換した事例が載っていましたので、私もやってみました。

それは金属リングをニッパーでカットしてホースもカッターで切って外すという方法です。



外れました。

ホースを接続する部分は「タケノコ」になっています。
ちなみにここのホースはパーツリストにないため、内径8mm の汎用ガソリンホース(インジェクション用)をネットで購入しました。
また、カシメはできないので通常のホースバンドで固定する予定です。

8本全て外れました。


次は乾電池でインジェクターを開閉させる簡単な回路の製作をしました。
ホームセンターで売っていたワニ口クリップ、押しボタンスイッチ、電池ホルダー、電線をつないで作りました。




なお、インジェクターには低抵抗タイプ(1.5Ω~3Ω)と高抵抗タイプ(13Ω~15Ω)があり印加電圧が異なるとのこと。
低抵抗タイプはECUからの配線の途中に抵抗がかまされていて12Vから5Vに降圧されているとのことです。低抵抗タイプに12Vを印加すると壊れることもあるようです。
実際に抵抗値を測定してみると、2.2Ωだったので私のは低抵抗タイプでした。よって印加電圧は5Vです。
単3乾電池3本で駆動することにしました。

また、インジェクターには極性があるのかと思って調べてみたのですが、端子には極性は無くどちらをプラスにつないでも大丈夫でした。

この回路をインジェクターにつないでスイッチを押してみると「カチカチ」とプランジャーの動く音がして先端のスプレーチップが無事動きました。

ここで超音波洗浄機の登場。
ちょっと奮発して安心のシチズン製を購入。



超音波洗浄機に水を入れ、ダイソーで買ったステンレス製のお米の計量カップにフューエル1を入れてインジェクターを浸けます。
1合用の計量カップがインジェクター4本入れるのにドンピシャサイズです。隙間なくピッタリ。











コネクタ部分がカップの縁に引っかかって先端は底から浮いた状態で保持できました。

これを超音波洗浄機に入れます。



タイマーが最長5分までしかかけられないので、5分を4セット、合計20分洗浄しました。



洗浄中は電線をつないで順番にプランジャーを開閉させました。

最後にインジェクターの内部を洗浄するため、入り口にキャブレタークリーナースプレーを接続して、スイッチでインジェクターを開けた状態で勢いよく噴射します。



最初は出が良くなかったのですが、クリーナーを送り続けるとだんだん勢いよく噴射されるようになりました!



インジェクターの口にスプレーノズルを差し込むところは、スプレーの圧力に負けないようにキツキツに差し込まなくてはいけないのですが、アストロプロダクツでたまたま購入してあったプラスチック注射器の付属品(アタッチメント)がピッタリでした。




また、ノズルを挿す穴は千枚通しで少し拡大したらスプレーノズルもちょうど挿さりました!



これを8本のインジェクターに行って洗浄は完了です。
全てのインジェクターが正常に噴射するようになりました。



どうでも良いことですが、クレのキャブクリーナーはバニラのようないい香りがして好きです。



Posted at 2018/09/02 18:18:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月01日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その8)【リーク箇所】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その8)【リーク箇所】クラシックレンジのヘッドガスケット交換の途中経過です。

先日、ヘッドの洗浄についてブログに書きましたが、リーク箇所のことを書いていませんでした。

ガスケットリークの場所を確認するため、ヘッドガスケット周りを洗浄前に観察しておりました。
しかし汚すぎて、素人の私にはリーク箇所がよくわかりませんでした。(笑)




これは左バンクのヘッドですが、両側の縦の長い穴が冷却水の通路です。
(ローバーV8は冷却水ラインが極端に少ないですね)

向かって一番右のシリンダーが1番シリンダーなのですが、シリンダーと冷却水通路の間が黒くなっているので、おそらくここから燃焼ガスが冷却水に吹き抜けていたのではないかと思います。

しかしその他の部分も色が変わっていますね。

1番シリンダーの拡大写真です。
以前測定した圧縮圧力も1番シリンダーが最も低かったです。





右バンクのヘッドです。



向かって一番左が2番シリンダーです。
右も冷却水通路とシリンダー間のところが結構汚いです。
その他のところも色が変わっています。

結局のところあまりよくわかりませんでした‥。(笑)

どなたかわかる方いますか?

Posted at 2018/09/01 22:12:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月26日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その7)【左右シリンダーヘッドの洗浄】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その7)【左右シリンダーヘッドの洗浄】クラシックレンジのヘッドガスケット交換作業の途中経過です。
本日は、シリンダーヘッドの洗浄を行いました。

まずヘッドが入るくらいの深めのプラケースを準備。
ギリギリ浸かる量の水を入れます。約25Lでした。



そこに洗浄剤を投入。今回はサンエスK-1を500g使いました。
ヘッドはアルミで、変色するおそれがあるため、濃度は標準の3%よりも薄い2%にしました。




洗浄前のヘッド(左)です。






外側とロッカーシャフトケース内はオイル漏れとスラッジでギトギトに汚れていて、バルブ周りはカーボンかびっしり付いています。
右も同じような状態です。

洗浄にはこんな道具を使いました。





この竹串が細かいところに入り、いい仕事をしました。

洗浄後です。(左ヘッド)
右も同じくらいになりました。






こんなに綺麗になりました。
サンエスK-1恐るべし!

でも、すぐに汚れが落ちたわけではなく洗浄液の中でこすり続けて、片側のヘッドの洗浄だけで約2時間半、両側で5時間かかりました。
腕と肩が死にました(笑)

ロッカーシャフトケースのところは完全には落ち切っていないのですが、この辺で良しとしました。

他にも洗浄すべき部品がまだまだあります。
土日しか作業が出来ないので、いつになったら終わるのやら‥









Posted at 2018/08/26 20:16:49 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年08月25日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その6)【吸排気バルブ外れた】




本日、クラシックレンジの左右シリンダーヘッドから吸排気バルブを外しました。
この作業もこれまで写真で見たことがあるだけで、生まれて初めての経験です。




この作業のためにネットで購入した格安バルブスプリングコンプレッサー。
格安ですが問題なく使えました。
レンジのバルブスプリングでは一番大きな30mmのアタッチメントを使いました。








バルブコッターをダイソーで買った100円ピンセットで取り外します。


外した16本のバルブとスプリングなどの部品は付いていた場所がわかるように、ホームセンターで購入した引き出し式のパーツケースにテプラで場所を印字して一つづつ入れておきます。
事前にバルブの長さを調べておいて、ちょうどいいケースがたまたまありましたので助かりました。






大雑把な性格なので、実はこういうのは苦手です。

なお、バルブステム(棒の部分)とバルブガイド(ステムが入る穴の部分)のガタは全てのバルブ全くありませんでしたので、ガイドはそのまま使えそうです。

こんな所まで分解するのは初めてなので、色々観察しながら行ったので、16本のバルブを外すだけなのに3時間くらいかかってしまいました。

明日は別件の用事をこなしつつ、ヘッドの洗浄をしてみたいと思います。



Posted at 2018/08/25 22:55:47 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「@aki017 さん
モーターは動くんですね!失礼しました。
ギア欠けだったら、市販の汎用ギアが使えると良いですね。」
何シテル?   09/21 17:19
CRR1987です。 1987年式 クラシック レンジローバー5MT(1997年購入)と、1986年式ジムニーSJ30(3型)(1994年購入)、2010年式...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

ステアリングギアボックス オイルシール交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/23 19:17:13
TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/T LT225/75R16 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/28 05:49:09
エンジンオーバーホール その13 塗装編2~焼付塗装 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/11/12 03:03:10

愛車一覧

ランドローバー レンジローバー ランドローバー レンジローバー
1987年式クラシック レンジローバーです。 model-yearはDA 本国仕様 V8 ...
スズキ ジムニー JB23 (スズキ ジムニー)
2010年式スズキジムニーJB23(8型)です。 所有しているクルマの中で、最も快適な乗 ...
スズキ ジムニー SJ30 (スズキ ジムニー)
1986年式ジムニーSJ30幌(3型)です。 非常に遅いクルマですが、低速トルクがある2 ...

過去のブログ

2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation