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2018年08月26日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その7)【左右シリンダーヘッドの洗浄】

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その7)【左右シリンダーヘッドの洗浄】クラシックレンジのヘッドガスケット交換作業の途中経過です。
本日は、シリンダーヘッドの洗浄を行いました。

まずヘッドが入るくらいの深めのプラケースを準備。
ギリギリ浸かる量の水を入れます。約25Lでした。



そこに洗浄剤を投入。今回はサンエスK-1を500g使いました。
ヘッドはアルミで、変色するおそれがあるため、濃度は標準の3%よりも薄い2%にしました。




洗浄前のヘッド(左)です。






外側とロッカーシャフトケース内はオイル漏れとスラッジでギトギトに汚れていて、バルブ周りはカーボンかびっしり付いています。
右も同じような状態です。

洗浄にはこんな道具を使いました。





この竹串が細かいところに入り、いい仕事をしました。

洗浄後です。(左ヘッド)
右も同じくらいになりました。






こんなに綺麗になりました。
サンエスK-1恐るべし!

でも、すぐに汚れが落ちたわけではなく洗浄液の中でこすり続けて、片側のヘッドの洗浄だけで約2時間半、両側で5時間かかりました。
腕と肩が死にました(笑)

ロッカーシャフトケースのところは完全には落ち切っていないのですが、この辺で良しとしました。

他にも洗浄すべき部品がまだまだあります。
土日しか作業が出来ないので、いつになったら終わるのやら‥









Posted at 2018/08/26 20:16:49 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年08月25日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その6)【吸排気バルブ外れた】




本日、クラシックレンジの左右シリンダーヘッドから吸排気バルブを外しました。
この作業もこれまで写真で見たことがあるだけで、生まれて初めての経験です。




この作業のためにネットで購入した格安バルブスプリングコンプレッサー。
格安ですが問題なく使えました。
レンジのバルブスプリングでは一番大きな30mmのアタッチメントを使いました。








バルブコッターをダイソーで買った100円ピンセットで取り外します。


外した16本のバルブとスプリングなどの部品は付いていた場所がわかるように、ホームセンターで購入した引き出し式のパーツケースにテプラで場所を印字して一つづつ入れておきます。
事前にバルブの長さを調べておいて、ちょうどいいケースがたまたまありましたので助かりました。






大雑把な性格なので、実はこういうのは苦手です。

なお、バルブステム(棒の部分)とバルブガイド(ステムが入る穴の部分)のガタは全てのバルブ全くありませんでしたので、ガイドはそのまま使えそうです。

こんな所まで分解するのは初めてなので、色々観察しながら行ったので、16本のバルブを外すだけなのに3時間くらいかかってしまいました。

明日は別件の用事をこなしつつ、ヘッドの洗浄をしてみたいと思います。



Posted at 2018/08/25 22:55:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月21日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その5)【祝ヘッド外れた】




スピンナーハンドル+鉄パイプ延長でやっとヘッドが外れました!

ホームセンターで長さ1mの鉄パイプを買って、スピンナーハンドルを延長したら、効果は絶大で常識的な力で28本全てのヘッドボルトを外すことができました。(ケガもせずに)




1本も折れたりなめたりすることなく無事外せて本当に良かったです。
ヘッドもブロックへ固着しておらず、ボルトを外しただけで左右ともすんなり外れてくれました。
アルミ製のヘッドなのでそんなに重くなかったです。

交換手順

■シリンダーヘッドの取り外し
・右のヘッド後端の吊り上げ用金具にネジ止めされているブリーザーホースのブラケットを外す。






・ロッカーカバー内のヘッドボルト周囲のオイルスラッジを清掃する。すごい量のスラッジが溜まっていたので、綺麗になるまで根気よく清掃する。清掃には小さなマイナスドライバーとペーパータオルを使用した。








・ヘッドボルトを締めこむ逆の順番で外していく。
左バンクはワークショップマニュアルに載っているが、右バンクは載ってなかったので自分で書いた(笑)







非常に強いトルクで締まっているので普通のスピンナーハンドルでは怪我をする可能性がある。1mの鉄パイプをスピンナーハンドルへかまして外した。バキーンと言って外れる。一気に外さす、順番に徐々に緩めていく必要がある。

・スピンナーハンドルへ応力が集中しないように、ハンドルへペーパータオルを巻き、鉄パイプへ挿入した。これにより鉄パイプからスピンナーハンドルが外れにくくなり作業性も向上する。







・片側14本を外す。念のためボルトの位置を荷札でつけておく。








・ヘッドは固着しておらず、ヘッドボルトを外しただけでグラグラになり手で持ち上げることができた。ヘッドはアルミ製なので一人で持ち上げることが可能。







・ヘッドガスケットも固着しておらず、簡単に外すことができた。




・なお、左のヘッド後方に2箇所配線がネジ留めされていた。上側はアースとハーネスの複数本、下側は線1本が接続。







やっとピストンとご対面!(カーボンで真っ黒)







取り敢えず、大きな難関は突破できました。
我ながらここまで良くやったと思います。

これからは吸排気バルブを取り外して、各パーツの洗浄を行って行く予定です。


Posted at 2018/08/21 01:59:21 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年08月20日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その4)




まだヘッド外れていません‥。

昨日はエキマニ外して、ロッカーシャフトとプッシュロッドを外しました。

交換手順

■エギゾーストマニホールドの取り外し
・ワッシャーのロックタブをマイナスドライバーを使って起こす。起こしにくい時はドライバーをプラハンマーなどで叩きながら起こす。奥の方のネジは手が入らずに非常に起こしづらいが丁寧に作業する。45度くらい起き上がったらソケットレンチを入れてプラハンマーで叩くと起き上がる。








・16本の固定ネジを外す。固着していなかった。場所によってはしまっていなかった。事前に浸透性潤滑剤を吹いておいた。






■ロッカーシャフトの取り外し
・ロッカーシャフト固定ネジの周りのスラッジを掃除する。




・ロッカーシャフト固定ネジ8本を外し、ロッカーシャフトを外す。ネジはかなり固くしまっていた。念のためボルトの位置を荷札でつけておく。固着していなかった。












■プッシュロッドの取り外し
・プッシュロッドを引き抜き、あらかじめダンボールで作成しておいた差し込みジグに挿す。差し込みジグはプッシュロッドの位置がわかるようになっている。








エキマニボルトには回り止め用にワッシャーが折り曲げられているのですが、狭くて手が入らずそれを戻すのに結構手間がかかりました。
なおエキマニボルトは錆びていましたが、事前に浸透性の潤滑剤を吹いておいたためか固着はしていませんでした。



その後、スラッジに埋まっていたヘッドボルトの発掘作業。
小さなマイナスドライバーとペーパータオルを使って行いましたが、これも狭い場所なのでかなりの時間を消費しました。

やっとヘッドボルトを外すところまで来ました。
ヘッドボルトは外す順番が決まっているので、ワークショップマニュアルを見ながら間違えないように気をつけます。




それにしてもヘッドボルトは固く締まっています。これまでのボルトとは別格の緩めトルクが必要です。
4本ほどは緩めることが出来ましたが、スピンナーハンドルを使って渾身の力で何とかバキッと外れる感じ。
外れた時に勢いあまって手や肘をぶつけてちょっと流血してしまいました。






このままだと怪我しそうなので、作業は一時ストップして対策を検討してます。
スピンナーハンドルに鉄パイプ延長かな。

というわけでピストンとの対面は延期となりました。(笑)


Posted at 2018/08/20 07:01:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月18日 イイね!

クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過(その3)




今日もクラシックレンジのヘッドガスケット交換を行いました。
素人ながら、何とかヘッドボルトにアクセスできるところまで到達しました。

途中、オルタネータのブラケットを外す必要があったのですが、それを外すためにはパワステポンプを外す必要があり、パワステポンプを外すためにはディストリビューターを外さないとダメというメンタルが鍛えられるような場面がありました。
本当は点火タイミングがズレる可能性があるためディストリビューターは外したくなかったのですが‥。
また、デスビの固定ネジが狭いところにあり、非常に外しづらかったのには参りました!
しかしデスビを外すことで作業スペースが確保できて作業性が格段に向上しました。

冷却水のホース類も固着していて外すのに難儀しましたが何とか外れました。

作業手順

■オルタネータブラケットの取り外し
・ヘッド前面に2本と側面のヘッドボルトへ固定されているネジを外す。





しかしヘッド前面の1本のネジが何とパワステポンプの裏にあり、パワステポンプを外す必要あり。(パワステポンプの外し方は下の項目参照)
・パワステポンプを外したら、大きなマイナスネジを外してオルタネータブラケットを外す。このマイナスネジはもし固着していたらマイナス溝が潰れて外すのが難しそうだったので気合を入れて外したが、全く固着しておらず意外と簡単に外れた。














■パワステポンプとブラケットの取り外し
・パワステポンプのベルトを外すためにポンプの固定ナット3箇所を緩めてパワステポンプを動かそうとしたが、ディストリビューターが邪魔をして奥側の1本のナットが外せないことが判明したためデスビを外した。(デスビの外し方は下の項目参照)






・ディストリビューターが外れたら、上記ナットを緩めてパワステポンプを動かしベルトを外す。






・パワステポンプを外した際にホースが引っ張られパワステオイルタンクが引っ張られるので、ストレスがかからないようにタンクの固定ネジを外しておく。






・ブラケットが固定されたままだとポンプのネジが引っかかって外れないため、ブラケットのネジを緩めてブラケットをずらした状態でパワステポンプを外す。




・ブラケットのネジの上側1本は非常に長いネジで、ウォーターポンプを貫通しているため外すと冷却水が出てくるので、受け容器を下に準備しておく。自分は知らずに外したのでほとんどが流れ出てしまった。




・下側のネジはオイルダストに埋まっていて掘り起こす必要があった。






■ディストリビューターの取り外し
・ディストリビューターキャップを外し、ローターの位置がどこにあるか記録する。




・ディストリビューター下のブラケットネジを外す。作業スペースが狭く工具がほとんど振れないのでメガネレンチか小さいモンキーレンチを使い少しづつ緩める。(後の組み付け時のブログには書いたのですが、ここは14mmのメガネ型のラチェットを使うと非常に作業性が良いです。下に貼ったリンクのブログの下の方に書いてあります)
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2863564/blog/42231230/






・ブラケットが外れたら、ゆっくりとディストリビューターを引き抜く。その時ローターが左に回転するので、引き抜いた時の位置も記録しておく。組み立て時に差し込む際に右に回転するので引き抜いた位置で差し込む必要があるため。









・ディストリビューターの穴には異物が入らないように、ペーパータオルのようなものを詰めておく。




■インテークマニホールドの取り外し
・インテークマニホールドからウォーターポンプに行くパイプに分岐接続されているスロットル下部へ行っていた冷却水ホースをバンドを緩めて外す。






・温度センサ2本やサーモタイムスイッチを外す。












・インテークマニホールドを固定しているネジ12本を外す。念のためボルトの位置を荷札でつけておく。固着していなかった。








・ウォターポンプ裏側のホース2本をバンドを緩めて外す。(インテークマニホールド側を外すより簡単)これでインテークマニホールドの前側が持ち上げられて前側にずらすこともできるようになる。








・次にインテークマニホールドの後ろ側のヒーターホースを外すのだが、色々試行錯誤した結果、バルクヘッドのヒーターのIN、OUT接続口を外すのが一番簡単であることがわかった。(接続口が固定されている方がホースに力がかけられて外しやすいため)途中の接続箇所は力がかけづらい。ただしバルクヘッドの接続口も固着しており外すのには難儀した。








・ヒーターホースの接続はインマニの運転席側のホースがヒーターユニットの下側接続、助手席側ホースが上側に接続される。
・インテークマニホールド後部のヒーターホースは部品入手できなかったので、モノタロウで汎用品を購入した。








■ロッカーカバーの取り外し
・左右それぞれ4本づつの固定ネジ(プラスネジ)を外し、ロッカーカバーを外す。全く固着していなかった。





・ひどいスラッジが溜まっていた。








・この時、インテークの口には異物が入らないように養生テープを貼っておいた。

■インテークマニホールドガスケットの取り外し
・前側と後ろ側の固定ボルトを外してブラケットを外す。










・インテークマニホールドガスケットを外す。








・前後のゴムシールを外す。






・カムシャフトが見えている部分に異物が入らないようにペーパータオルなどを詰めておく。



それにしても汚いエンジンです。
スラッジがベッタリ。
ヘッドボルトが見えないくらい堆積してます。
清掃しがいがありそうです!

明日にはピストンとご対面できる予定です。
(ヘッドボルトとエギゾーストボルトがうまく外れればですが。)



Posted at 2018/08/18 21:02:54 | コメント(1) | トラックバック(0)

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「@aki017 さん
モーターは動くんですね!失礼しました。
ギア欠けだったら、市販の汎用ギアが使えると良いですね。」
何シテル?   09/21 17:19
CRR1987です。 1987年式 クラシック レンジローバー5MT(1997年購入)と、1986年式ジムニーSJ30(3型)(1994年購入)、2010年式...
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