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ブレーキは前後にありますが、そのバランスはクルマによって異なります。そのバランスを行う部品が、プロポーショニングバルブ。
普通車において、基本的にリヤブレーキの効きは弱くしてあります。ブレーキング時にリヤを安定させる為に。ですがそれですと、制動力を落としていることになります。なので、競技車輌であるエボ3のプロポーショニングバルブ、通称Pバルブに交換することにしました。
走行距離 ・ 109732キロ
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これがエボ3用Pバルブです。ABS付きであるGSR用を購入しました。理由は後述。
バルブ、プロポ MB699554 6930円(税別)
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左右のゴムキャップを外して中を観察。青いのが見えますが、これでブレーキフルードの流量をコントロールしている、ブレーキバランスを調整しているようです。
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下側はプラのフタ。外すと調整しているバルブが見えると思われます。
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いきなりですが、取り付け後。5AのPバルブはエンジン後方・バルクヘッドの下の方にあり、作業は超難しいのです。なので、Dラーに頼んでやって貰いました。あまりの狭さと固さで3時間ほどかかった!そうで、「もう二度とやりたくないです…」と言ってました。シロートの私では無理でしょう。工賃・17640円の価値はあったかも。
交換後は確実にリヤのブレーキが効く様になり、止まれる様になりました。地味で工賃のかかる部品ですが、ガンガン走るならやる価値はあるかと思います。
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おまけ。
ランサー系には更にリヤのブレーキの効きを強くしたPバルブが存在します。CJ4Aミラージュの競技グレード・RSに採用されているPバルブです。ですが、こちらは前側にもポートがある、ABS無し車しか使えない部品。「同じ付けるならコチラだろ!」で買って付かなくて泣いた部品です。ミラージュ乗りの知人が買ってくれたので幸いでした。
バルブ、プロポ MB699551 4725円(税別)
エボ3用より少し安い。
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