続・野鳥

保護した野生のヒヨドリ。

先日、動物病院に預けた。


電話すると、

「野鳥を保護し、治療して、野生に戻す、

　と言う活動をしていますので、連れて来て下さい」

と言う返事をもらったので、即連れて行った。


病院へ行く道中、

恐らく生まれて初めて乗る車、落ち着かないらしく、

バタバタと暴れていた。

そのうち疲れてじっとしてた。


病院は、平日だからすいていた。

紙を渡され、そこに色々書いた。

大阪府に提出する書類らしく、保護した者の氏名と住所、

保護日時・場所・状況を書くようになっている。

書いてから更に10分ほど待って、診察室に呼ばれた。


保護したときの状況を再度説明した。

頭を打った形跡があるらしく、それが原因で

身体機能がちょっとおかしくなっているのかも、

と言うお話。

一時的なものなのかどうか、今は何も分からない。

「ではこのままお預かりして、落ち着いたら治療を始めておきます」

とのこと。

連れてってからお別れするまであっという間だった。

何だか寂しいなぁ。


病院をあとにして、やっぱり気になるのでもう1回電話してみた。

「野生に戻れない場合、引き取り手を捜したいと思うのですが・・・」

すると、一旦預ると、その後は問い合わせには答えられないことに

なっています、とのことだった。

野鳥は飼ってはいけないことになっているから、

そういう返答になるのは当然ですな。


あっという間の、束の間のトリさんとのふれあいでした。

預けた後の空っぽの虫かごが寂しげだ・・・