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ROY-BG5のブログ一覧

2018年02月21日 イイね!

とらわれの貧しい心で

とらわれの貧しい心で

こんにちは。

業務にヤラれて何も書かない日々が続きます。

特筆すべき車ネタが無い。。。

そうだ「とらわれの貧しい心で」を歌おう。


とらわれの貧しい心で

Posted at 2018/02/21 15:37:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2017年12月09日 イイね!

浜田省吾 100% FAN FUN FAN ライブレポ

浜田省吾 100% FAN FUN FAN ライブレポネタバレしていますので、このイベントについてまだ知りたくない方は読まないようにお願いします。



Road & Sky Shogo Hamada Official Fan Club Presents

《100% FAN FUN FAN 2017
  Wellcome back to The 60's》

〜The Moonlight cats Radio Show〜
  SHOGO HAMADA & THE J.S. INSPIRATIONS



すぐには帰らないつもりで車を車庫から出してyeah、アクセル踏み込んだのは午前11時。早めの出発。

予約しておいたパーキング、車停めて、街明かり…は見ず、まずは昼食を。

アメ村にもある『Red Rock』でローストビーフ丼を頂き、三ノ宮をぐるり。





妻君へのクリスマスプレゼントを購入。
Lalineのボディケアセット。
香りはCherry Brossomを選択。



BodyShopの「さくら」がお好みなのですが、毎年春にしか販売されず…定番商品の中でさくらを探してみました。

店のおネイさんに勧められ、スクラブ体験してみましたが、Lalineに行く前に散々色んなクリームやオイルを手に塗りたくっていたのでよく分からず。

が、よい香りなので、決定。

あとで調べてみると……おい、BodyShopの「さくら」、定番化されとるやんけ(泣)




13:30頃、神戸国際会館に到着。



初めて訪れたので、ひと通り周囲を見て回ってから会場へ。
グッズの列、100名ぐらい並んでいましたが、すぐに順番は来ました。

買うものは『My First Love ペンダント』。
他のものには一瞥もくれず、ペンダントのみ購入。



My First Loveツアーの際に販売され、数年後に復刻再販されました。
銀の高騰で価格は上がり…今回は3度目の復刻かな。
復刻してばかりはいかがなものか、という意見も見かけるけれど、僕にとってはずっとずっと欲しかったもので、ただ嬉しい。

胸が熱くなるのを感じながら、買ったその場で装着。



開場まで時間があるので、さんちかのドトールへと移動。
新しいアルバムの曲たち、歌詞がまだしっかり頭に入っておらず、和訳を見ながら咀嚼。

ほどなく、同日に当選していたじぇたろうさんから「着いた」と連絡があり、会場で合流。



会場前の路上を見ると、サックスを吹く兄貴がいました。
そこにギターを抱えた女性も現れ、セッションが始まりました。

女性のギター、サウンドホールがハート型で可愛らしい代物。
最近バーを開店されたらしく、宣伝に来られていました。
店名は『MUSIC BAR ♡ SHOGO』。




16:30、開場。
座席は……。

1階 6列 29番!




素晴らしくステージに近く、ほぼ真ん中。

スマートフォンという文明の利器を使用し、各方面の友に報告。
皆様一様に喜んでくれました。


1階6列。
1996年から通うON THE ROADですが、これまでで最もステージに近い。
省吾兄さんが弾くギターのコードを目視確認可能な近さです。



写真の青い点の場所が僕の座席でした。
ステージは目の前です。

開演前のステージにはスクリーンが降りていて、田島照久さんが描かれた昼間の猫の街が映し出されています。




開演5分前、その絵が夜に変わり、猫たちが現れました。


17:30開演。
「初恋」が流れ、ドン張にミラーボールの絵が現れ、左下では60'sな雰囲気の車がボディカラーをめまぐるしく変える。
メンバーの写真が順次映し出され、最後に省吾兄さんの顔。
ここで落涙1回目。


「初恋」を流した後に、初恋相手であるROCK & ROLLを演奏するという今回の流れ。

幕が上がり、最初の演奏は『Soulful Strut』。
小田原さんのバスドラムに猫の絵。
ステージ両サイドには巨大なエレキギター。
下手のギターのヘッドにはフェルナンデスのロゴに似た文字が見えました。

背景は豪奢な建物内の窓側を模したもので、窓の外の景色は夜の東京。
風景は曲ごとに変わっていきました。

省吾兄さんのMCはツアーの時よりもずっと砕けた雰囲気です。
成し遂げたことよりも今をどう生きるかを考え、築いてしまった自分を忘れる旅に出られた証だと思えます。

ダークスーツ姿の省吾さん。
痺れるカッコよさ。
2016年初ほどではないが、やや前髪パッツンな感じ。

今回のFFFでは省吾兄さんはDJ。
『北は北海道、南は九州沖縄まで日本全国にお送りしています。
DJは不慣れなのでおかしなことを言ったり放送事故になるような発言もあるかも…』
などと話されました。


第1部のメンバー配置はこのようになっていました。





オーディエンスはほぼ全員着席していましたが、下手の方で序盤から踊っている人が2名いたらしく、『My Cherie Amour』演奏の前だったか、省吾さんがその2人に『元気に踊ってるね〜♪』と声をかけられ、しかし一旦着席するよう促されました。

『Mercy,Mercy,Mercy』演奏前の紹介では『広島県呉市出身なのに巨人ファンの町支くんです!』とおちょくりながらの演出。

『You’ve Really Got a Hold on Me』演奏前、先ほどの2人組に再度声をかけられ、
『踊らないの??』と促し、つられてオーディエンス総立ちへ。

今回のアルバム『The Moonlight cats Radio Show Vol.1 Vol.2』が作られるきっかけになったのは2013年のFFFで演奏した『土曜の夜と日曜の朝』だというお話がありました。
間奏でのホーン・リズムセクションがグルーヴしてていいなぁ♪と感じたことから立案されたんだとか。

『ファンキーでグルーヴしててよぉ♪』
と省吾さんは言われました。
オモロ。

FFFはON THE ROADと比べると、力を抜いてファンと楽しむという雰囲気が元々あるのですが、今回のFFFではさらにそれが強く感じられます。
話し方も、故郷広島のイントネーションが出るのを気にしない、あるいは故意に出していると感じられます。


ファンクラブ会員だけを対象に配信するなどの考えもあったけれど、SMEさんが是非にと言ってくれたこともあり一般発売する方へと向かったとのこと。

結果、オリコンアルバムチャート1位を獲得されたことはとても喜ばしいです。
これまでの浜田省吾のイメージを踏襲する作品でなくても1位になるということに心があたたまります。
メンバーのミュージシャンとしての実力と、全員が楽しんで取り組んでいることが伝わるアルバムに仕上がっていることが1位になった要因だと思います。



少し苦言になるのですが…
今回のアルバムの感想を「微妙」と言ったり、これまでの浜田省吾さんの曲の歌詞や活動内容について、右派だ左派だ売国奴だと罵る声があります。

特段ファンでもないなら構わないけれど、自称ファンなら「微妙」などという意味の分からぬ中途半端な感想を吐かないで頂きたい。
ええ〜これまで通りがいい!今回のは嫌だ!とでもはっきり言うのなら何も問題無いのですが。

また、本当にしっかりと歌詞や活動を見ていれば、右とか左とかそんなものを超越し、ただただ人がひたむきに、しかし心穏やかに生きることを強く願っておられることは分かるであろうに。
批判するなら、まともに聴いて読んで、論旨を固めてからにして頂きたい。


『Crazy Love』演奏前のMCは、長田さんの骨折話。
松葉杖が必要な状態でもライブだけはやるという姿について語られました。
長田さんのボーカルは素晴らしく、聴き惚れます。
オリジナルを超えていると感じるのは僕だけではないはずです。

町支さんの脳腫瘍の話にも触れられました。
町支さんのオペの直前、リラックス出来るようにと担当医が流した音楽があり、その曲が『愛の世代の前に』だったという笑い話。
『あのー、仕事を思い出しちゃうんですけど…』と、笑いを誘われました。



中盤『省吾の秘密の小部屋』が始まり、本公演では町支さん、ユキノさん、河内さんが質問対象でした。

町支さんの神戸の思い出はルミナリエを見たことらしいのですが、『誰と見た??』と省吾さんに問い詰められていました。
町支さんは生物学が好きらしいのですが、最近読んだ本のことを話され、最後に『子をなさなかったオスには、生物学上なんの意味も無いと書かれてあった…』と自虐。
省吾さんにもお子さんがいないので、その後しばらく『いても意味がない』に関わる発言で我々を笑わせました。

河内さんの奥さんは省吾さんの同級生の娘さんらしく、僕は初めて知りました。
河内さんはムーンウォークを披露されました。
終始和やかな小部屋でした。



『Stop in the Name of Love ~ You can’t Hurry Love』
『10.Will You Still Love Me Tomorrow』
と続けて演奏されました。

竹内さんのメインボーカルが印象的で、もっと聴きたいと思います。
来年にアルバムを出す予定だそうで、それは聴かねばならぬ。
歌唱も身のこなしも素晴らしい。

ユキノさんの柔らかい歌声は『Will You Still Love Me Tomorrow』の曲調に合っていて心地よいです。


夏頃からファンクラブ向けに配信されていたインターネットラジオ、『もっとやってもいい?』と省吾さんは言われ、我々は喝采。
『クリスマス特集をしようかな』と話されました。
またラジオがありますよ皆さん♪


『What’s Going on』が沁みました。
今回のアルバムを代表する曲であり、省吾さんの音楽活動におけるテーマにも通じる曲です。

『The in Crowd』が演奏される間に、それまで演奏した曲名を省吾さんが改めて紹介しつつ、第1部終了。


一旦幕が降ろされました。
ドン帳には大きな満月が浮かぶ夜の光景。
その大きな月の周りを小さな月が回っています。
地上では省吾猫?がマイクの前でリズムに乗って身体をスウィング。


第2部、最初の曲は『DARKNESS IN THE HEART (少年の夏)』。

省吾さん自身が少年時代に恋に落ちた相手『ROCK & ROLL』『R & B』。
その頃の曲を演奏することがテーマとなった今回のFFF。
その第2部でオリジナル曲を演奏するとなると、1曲目はアルバム『MY FIRST LOVE』『J.BOY』からの選曲になるかと思ったのですが、演奏されたのは『DARKNESS IN THE HEART』。

何を意味するのか。
初めて今回のセットリストを見た時『DARKNESS IN THE HEART』が異彩を放つと言うか目立って見えました。

そもそも、何故に心の奥の『暗闇』なのかが僕にとって謎で、意味深い何かがあると感じます。

欧米の音楽に拳を突き上げてきた少年が、かつての父の年齢を上回り、今度は当時の曲を自分が演奏するということに、継承や輪廻のようなものを感じます。
同時に、それが欧米から入ってきたものだということに、その継承や輪廻が単純なものではないことも感じつつ、また、どこで生まれたものであれ人類に共通する思いってやつはある、というふうにも感じます。

そんなわけで、アルバム『FATHER'S SON』の息吹をセットリストに入れないわけにはいかない、というお考えで第2部の先頭に持ってきたのかもしれない。
そんなふうに思います。


第2部最初の語り。

『ON THE ROADを始めて35年。
その頃に集まってくれたファンは20代や10代の人たちが多かった。
みんな今は50代や60代になってる。
その間、生きてきてよかったと思うことがたくさんあったはず。
反対に辛いことキツいことも多くあったでしょう。
そんな時を経て、今こうして集えることに感謝。
いい夜にしたいと思います』

うまくメモできていなくて朴訥とした書き方になってしまいましたが、こんなことが話されました。

演奏は『旅するソングライター』へと続きました。

『DARKNESS IN THE HEART』の「CARRY ON 」は『旅するソングライター』の「自分忘れの旅」へと繋がってきたのでしょう。
「どこだっていいんだ 君がいれば」は今回のセットリストにある『君がいるところがMY SWEET HOME』と同様の思いなのでしょう。


『さよならゲーム』へと続きます。
『さよならゲーム』では、初めてライブに行った'96を思い出しながら飛びました。
ここでだったか、省吾さんは客席最前列の人たちにグータッチをされました。
後でじぇたろうさんに聞くと、前列上手の方でものすごく盛り上がって踊る観客がいたとのこと。
そういうことがきっかけになったりするのかもしれません。


『花火』『あれから二人』のあとに『光の糸』。
迷いの後の新しい出発、という感じです。
『光の糸』は2016年1月に東京国際フォーラムで聴いた感動を思い出しながら、またも落涙。


第2部の最後は『…to be "Kissin' you"』。
深い悩みの中にいたが、徐々に思いはシンプルになってゆく。
という様子を表しているよう思える曲順でした。


アンコールは『夜はこれから』『日はまた昇る』。
『夜はこれから』は省吾さんの曲の中では曲調と歌詞のどちらも明るいものです。
夜の東京の賑やかな部分を見た曲で、1980年の曲『東京』と対極をなしています。

前アルバムのツアーでの『この夜に乾杯』のような、盛り上げる曲という位置づけをされるものだと思いますが、この夜に乾杯にあるような、華やかさの裏にある苦悩は感じられません。

アルバム『Journey of a Songwriter』に共通して流れている迷いの無さが現れていると感じます。


最後は『日はまた昇る』で締めくくられました。
この曲に共鳴する人は多いと思います。
その理由は何だろうか。
辛いこと、厄介なことがあっても生きていけるさ、というメッセージと同時に、
『俺がそこにいようといまいと日はまた昇る』
というフレーズがパワーを持っているような気がします。

世界は大きくて、勝手に回っている。
小さな存在である人は、小さなことに振り回されて生きている。
『心配無用、全ては些事だ』とでも言われているように思えます。

日々の暮らしの中で起こっている問題には、ライブで弾けたところで日常に戻ったらまた向き合わなくてはならない。
でもきっと大丈夫さ、と言われているのだと解釈しています。


このファンクラブイベント『100% FAN FUN FAN 2017』は、ツアーには無いリラックスした雰囲気になるよう演出されていますが、それだけではなく、今後の『ON THE ROAD』に繋がる重要なものであり、ターニングポイントなのだと思います。

ステージを去る直前に省吾さんはこう言われました。
『また何か楽しいことを考えて、FFFをやりに神戸に戻ってきます。ON THE ROADも、やり続けます』




どこかのROCK & ROLL CITYで、省吾さんと最高級のバンドメンバー、そして友と再会出来ることを願いながら帰宅しました。
初恋ペンダントを胸に。





今回のセットリストです。

【第1部】
1.初恋
2.Soulful Strut
3.My Cherie Amour
4.My Girl
5.Mercy,Mercy,Mercy
6.You’ve Really Got a Hold on Me
7.Crazy Love
8.This Boy
9.Stop in the Name of Love ~ You can’t Hurry Love
10.Will You Still Love Me Tomorrow
11.What’s Going on
12.Ain’t No Mountain High Enough
13.The in Crowd

【第2部】
14.DARKNESS IN THE HEART (少年の夏)
15.旅するソングライター
16.さよならゲーム
17.花火
18.あれから二人
19.光の糸
20.君がいるところがMy Sweet Home
21….to be “Kissin’ you”

【アンコール1】
22.夜はこれから

【アンコール2】
23.日はまた昇る

Posted at 2017/12/10 21:55:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2017年04月18日 イイね!

ON THE ROAD 2016 SPECIAL 名古屋

ON THE ROAD 2016 SPECIAL 名古屋
【SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2016 SPECIAL "Journey of a Songwriter" since 1976 国連UNHCR 難民支援プロジェクトの為のチャリティーコンサート 愛知/日本ガイシホール】


ネタバレお構い無しで書いていますので、今回のツアーの内容をまだ知りたくない方は読まないようお願いします。



省吾兄さんのソロデビュー41周年の今日、この日記をアップします。

4月18日、約束されたはずの場所へ行ってきました。

今回のツアー4度目、浜田省吾さんのライブ参加です。


雨の日が続いていましたが、今日は朝から青空が。
雲は多く風も強いものの、明るい空です。
ON THE ROAD "FILMS"を思わせる空模様。

午前6時前に家を出て、まずまさきshogoさん宅に向かい、合流して乗り合いでガイシホールへ。

ガイシ駐車場にて更にki-ロードさんと合流し、いつものアホ3人衆で9時半に入り待ちポイント着。

既に30人くらい待機していましたが、去年の入り待ちよりかなり前の方に並ぶことができました。
入り待ち先頭の方は午前6時から並んでいるとのことでした。
じゃあ今度は5時半現地入り目指さねば。


11時19分 古村さんウォーキング開始
12時07分 タクシーで小田原さんイン
12時26分 古村さんご帰還
12時39分 長田さんイン
13時12分 ユキノさんイン
13時50分 省吾さんイン

省吾兄さんはジャンボタクシーで現れ、降りて我々の方へ歩いてこられまして、スマホを手に、写真を撮る仕草。

去年のガイシ同様、入り待ち集団の写真を撮って下さいました。
Shogoraphに載ること間違いなし!

この間、じぇたろうさん、省吾兄さんの入りに間に合うように到着していました。

今回はツアトラ無しかもしれないという噂がありましたが、ありました。

今回のチャリティーと福岡振り替えは4月、2016ツアー自体はもともと12月で終了。
4ヶ月もの間、ツアトラをあのラッピングのまま遊ばせておくわけにいかないから、ラッピング剥がしてしまっているだろうという推測。

しかし、ツアトラさんありました。
まさきshogoさん情報によると、ROADが無い間はラッピングの上から更に真っ黒のラッピングを施し、他の用件で使われていたそうです。
その写真もありました。
確かに、黒く覆っている部分から省吾さんの胴体が少しはみ出て見えてました。


座席は、アリーナ24列。
理想はもう少し前ですが、充分によく見える位置です。
ガイシホールは大きい方ではないので、アリーナ席であればかなり良い席と言っていいと思います。


アホ4名、勇んでアリーナ席へ。


開演前のBGMは、『Your Song』『Please Mr.Postman』など。
他に何曲も流れていましたが、知らない曲が多く、上記2曲した曲名が分からずじまい。


今回のツアーでの1曲目は必ず『路地裏の少年』です。
2016年はソロデビュー40周年、デビュー曲の路地裏の少年も40周年、それを象徴させるべく先頭に持ってきたものと思われます。


HELLO ROCK & ROLL CITYでは省吾兄さんはステージ上を動き回りますが、いつも最初にステージサイド上方の観客に手を振りに行かれます。
『こっちの上の方の人、見えてる?聴こえてる?』と訊ねられることもあります。
まっすぐ僕の方を向いて歌ってもらえたらそれが最も嬉しいことではあるものの、ステージを見難い席の方々を気遣う姿を見ることは、嬉しいではなく感動を覚えます。


モダンガール歌い出しの前に、
『このコンサートの趣旨に賛同してくれてありがとう。ミュージシャン、スタッフと一緒に、意味のある良い時間にしたいと思います。最後までどうかよろしく』
という意味のことをおっしゃいました。
この、いつもの『最後までどうかよろしく』、大好きです。


その次の曲、今回のツアーでは「想い出のファイヤー・ストーム」「ラストショー」のどちらかですが、今日は「ラストショー」でした。
どちらも好きな曲ですが、ラストショーの方が盛り上がる気がします。
みんなで手を振って大合唱になりますので。


お次の「19のままさ」の時に、
『間にしっかり休憩を入れるから安心して』と、高齢化するオーディエンスへの優しいお言葉(汗)
『古い曲、新しい曲、織り交ぜて沢山演奏する』ということをおっしゃいました。


「悲しみの岸辺」が演奏されましたが、改めて歌詞を噛みしめて聴くと、深く心に沁みます。
アルバムJ.BOYの中では聴く頻度低めの曲だったんですが、僕自身の様々な経験を通して、昔とは違う意味のこもった曲になっています。
『君をもしなくしたらこの旅も終わりさ』はどういう意味なのだろうか。


「DJお願い!」ではスクリーンにフォードムスタングが現れ、エンジン始動。
たまりません。
今はマスタングと呼ぶのが通例ですが、J.BOY発売の頃はムスタングでしたよね。


「Midnight Blue Train」冒頭の寸劇、最後に省吾さん『いいなぁ町支、てんむすもらって…』と、名古屋仕様のコメントでした。


お次、「MONEY」ではなく「愛の世代の前に」でした。
『36年前に作った曲ですが、残念なことに、今もリアルな歌なのです』という言葉と共に演奏が始まりました。
「愛の世代=核・戦争の無い時代」の前の暴風雨はまだやまない。


ここで休憩に入りました。
休憩時のBGM、ガラリと変わっており、「青空」「ある晴れた夏の日の午後」「我が心のマリア」でした。
スクリーンには、戦地から避難する人々の姿などが次々と映し出されていました。
選曲にも映像にも、チャリティー向けのメッセージが込められていました。
通常のツアーでは「晩夏の鐘」「滑走路ー夕景」「五月の絵画」「永遠のワルツ」でした。


第2部の最初は「丘の上の愛」。
SAND CASTLEでなく、HOME BOUNDオリジナルのアレンジに近い演奏です。
どちらのバージョンもたまらなく好きです。
アルバムHOME BOUNDはとても短期間で曲が作られたようですが、それでよくこんなにも感動的な曲が作れるもんだと思います。
作ろうと決めた期間だけで作るのではなく、日常の中であらゆることを既に考えていて、作る期間はそれらをまとめる作業の時間なのだろうと思います。


続いて「もうひとつの土曜日」。
テンポはオリジナルよりスローに感じましたが、小田原さんのドラム、軽快なアレンジが為されていてこれまでのどのバージョンとも異なる優しさに満ちた演奏と感じました。
スクリーンに映し出されたオンボロ車、車種は何だろうか。シボレーの何かかな。


ここで、最高級のバンドの近況について話されました。
ユキノさんの2ndアルバムを作っていること、去年から言われている60年代R&Bアルバムのこと。
で、まだ一度も披露されたことのない曲が演奏されました。
R&Bアルバムの曲の中から、
Young-Holt Unlimitedというバンドの「Soulful Strut」という曲。
発売が楽しみです♪

長田さんがボーカルの曲もあるみたいです。
バンドのみなさん、このアルバムには相当力を入れているようです。

『小田原くんは旅するソングライターを作るときは3回しか叩かず「浜田さん、もうこれでバッチリだからこれで終わり」ってなって……でも今回のアルバムはとても丁寧に何度も演奏してるんだよね〜』
言葉はこのとおりではなかったと思いますが、かような省吾さんによる小田原さんいじりがありました。
『事実です』とのこと。


「きっと明日」演奏中のスクリーンには今回も頑張る女性たちの姿。
僕が応募した写真はやはり発見出来ず。


「ON THE ROAD」でのMCは、下記のような内容でした。
『このチャリティーコンサートの趣旨に賛同してくれてどうもありがとう。
こうして音楽を楽しむことが出来るのは平和のおかげ。
尊い犠牲の上に成り立つこの平和を大切にして行きたい』

チャリティーの趣旨については多くを語られませんでした。
『多くの世代が来てくれていること。
みんなが互いに今の世界の悲しいことたちを既に語り合っているはず。
だから、俺がここで多くを語る必要もない』
こんな意味の言葉がありました。

押し付けない、勝手に決めないという態度が一貫している省吾兄さんです。

その姿勢は、これまでの曲の歌詞と同じだと思います。
敢えて具体的なことを書かず、解釈を聴き手に委ねる。
すると、解釈の種類は無限に広がる。
何を断定することもなく、ただ問題を提起しながら、ご自身は走り続ける。

理屈で説明するのではなく、
『自分自身にあらゆることを問い続け走り続ける姿を見せる』ことこそ意義があるというお考えなのだと思います。
そこに痺れます。



アジアの風三部作と誓い、こんな夜はI MISS YOU……とアンコールは続き、

最後の曲は「家路」。
大合唱となりました。
生きることの全てが詰まった曲だと思います。

2009年の"100% FAN FUN FAN"で、演奏リクエスト1位だったのは納得の出来事でした。

生きていて起こる苦しみと、生まれてしまう孤独、それでも走り続けて辿り着きたいという望み、全部入りの曲です。

どうしようもない苦しさを知った上で、それでも立ち上がると言っているこの曲は、最低限のパワーを聴く者に要求してきます。

省吾兄さんの曲に共通すること。
ただどこまでも辛いと言っている曲は無く、『それでも生きる』という意味が必ず込められていると思います。
ん?「防波堤の上」や「悪い夢」にも込められているかな?
それは追って考えます。


終演後のBGMは「アジアの風 青空 祈り part-3 祈り」。


今回も素晴らしいライブでした。
ステージの上にはいつも最高級のバンド。
それにしても完成度高いです。


帰路、随分と空腹でしたので、深夜だというのに養老SAで激盛りラーメンを食べてしまった…。
帰宅したのは午前2時、翌日は仕事、睡眠不足のまま固い喉にコーヒーだけ流し込んで走りましたが、心には何か芯のようなものをもらえた気がして元気です。


はぁ……ライブ終わっちまった…次のツアーいつかなぁ……
と省吾ロスになんかなってないで、教わったことを日々実践するのみであります。
省吾兄さんとて、日々の暮らしがどんなものか知っていて手を焼いていて、それでも我々に多くのことを示唆してくれているのですから。


〜2017年4月18日のセットリスト〜

第1部
 1.路地裏の少年
 2.HELLO ROCK & ROLL CITY
 3.モダンガール
 4.ラストショー
 5.19のままさ
 6.悲しみの岸辺
 7.DJお願い
 8.バックシート・ラブ
 9.今夜こそ
10.終わりなき疾走
11.Midnight Blue Train
12.愛の世代の前に

休憩中のBGM
・青空
・ある晴れた夏の日の午後
・我が心のマリア

第2部
13.丘の上の愛
14.もうひとつの土曜日
15.マグノリアの小径
16.光の糸
17.旅するソングライター
18.きっと明日
19.夜はこれから
20.ON THE ROAD
21.J.BOY

アンコール1
22.アジアの風 青空 祈り part-1 風
23.アジアの風 青空 祈り part-2 青空
24.アジアの風 青空 祈り part-3 祈り
25.誓い

アンコール2
26.こんな夜はI MISS YOU
27.光と影の季節
28.I am a father

アンコール3
29.家路
Posted at 2017/04/21 22:33:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2016年11月26日 イイね!

【SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2016 "Journey of a Songwriter" since 1976 日本ガイシホール】

【SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2016 "Journey of a Songwriter" since 1976 日本ガイシホール】約束されたはずの場所へ行ってきました♪

浜田省吾さんのライブ、2016年3度目の参加です。

日本ガイシホールは名古屋市。ちょっぴり遠征気味な距離ですが、朝の陽射しに手をかざしながら出発して充分に入り待ちに間に合います。





途中、伊勢湾岸道で黒いプリウスが走ってまして、何だか見慣れた文字があるような気がするなぁ…と近寄ると、

「ON THE ROAD」「J.BOY」とある!

こりゃガイシホールに行くんだなと思い、僕は自分のステッカーと「19-52」のナンバーを見せつけるような減速の仕方をしてみました。



気づいてもらえまして、窓越しに笑顔で挨拶させて頂きました。

よい出会いです。



そんな出来事もあり嬉々と走り、13時前に現地着。

まずはツアトラ拝見。

粋なツアトラドライバーさんにお会いできたら神戸でのお礼を申し上げたかったのですが、いらっしゃいませんでした。

もう何度も撮っていても、また撮ってしまうツアトラ。。







13時頃に入り待ちポイントに到着しますと、既に人だかり。

100名以上いたと思います。

100名と言うと、まださほど多く集まっていない段階なのですが…

入り待ち場所が階段でして、会場入りする省吾兄さんを見下ろす格好になります。

で、階段の最上段まで既に人がいるので、下が全く見えません。。


あららら来るのが遅かったか…

と思っていると、スタッフさんが柵を移動してくれまして、何とか下が見える位置に行くことが出来ました。


それから待つこと1時間。

大抵は13時台には入られるのですが、今日はなかなか現れません。


そして14時07分、ジャンボタクシーでご登場!

我々の前を後にされたのは、14時10分。

異例中の異例、3分間もいて下さいました♪


聞き取れない部分も多かったんですが、たくさん語りかけてもらえました。

言葉は一方通行ではなくて、

「ピース!」とおっしゃって、我々も「ピース!」と返すと言った演出でありました。

ライブ中、

「ウォーイェー!」

「ウォーイェー!」

とよくやるアレのようなものです!

近隣に民家があるので小さな声ではありましたが。

感動と言う言葉では到底表されない心持ちで兄貴を見つめる僕でした。


ライブでJ.BOYが演奏される際、我々は右手の人差し指と親指で「J」の文字を作って腕を振り上げていますが、ステージから見ると『L』となり、loserのLになっちゃうので、一本指がいい、

ということをおっしゃいました。


そしてそして何と、省吾兄さんが、

「写真撮っていい?」

と我々に質問されまして、

当然ながら一同快諾です。

周囲のスタッフさんが撮ったのではなくて、省吾さんが撮ったのです♪





写真の右上の方で赤い服を着て左手を挙げているのが僕です。

こんな入り待ちを経験できるとは思ってもおらず、生きててよかった!

福岡公演を延期してしまったこと、今日の入り時刻が遅くなってしまったこと、出待ちへの対応は取りやめること、色んなことを済まなく思われてのことなのか、心温まる出来事でした。



17時過ぎに入場の列に並び、IC会員証で入場。

席は…スタンドGブロック13列。



ステージから最も遠い部類に入るあたりです。

アリーナ最前列のつもりだったので予定とは違ってしまいましたが、席があるというのは素晴らしいことです。

ステージ、アリーナ、全体を見渡せる場所です。

やや小さめの会場なので、ステージまでさほど遠いと感じません。

最高級のバンドは間近です。



あっという間に18時になり、開演。


今回のツアー、1曲目は「路地裏の少年」です。

ソロデビュー40周年なので、ソロデビュー曲を先頭に持ってきているのでしょう。

路地裏の少年から始まるライブって、渚園以来あったのだろうか。

爽快なスタートです。

思い出すと、2011ツアーの「ON THE ROAD」から始まるライブも鳥肌でした。




2曲目は言わずと知れた「HELLO ROCK & ROLL CITY」。

ここでマイクスタンドからマイクを外し、ステージ上を軽やかに動きながら歌う省吾さん。

まず最初に声をかける相手はステージサイド席の上の方の観客です。

それがまた、心地よい感動を与えてくれます。

僕自身に語りかけてもらえたらそれは昇天クラスの感動ではありますが、そういうことではなくて…

ステージが見えにくい席になっちゃった人にも、「こっちはちゃんと見てるよ」と語りかける姿が素晴らし過ぎる。




このあたりでMCが入ったんだと思います。

「みんなの体力を考えて、しっかり休憩を入れます」と。

観客を笑わせつつ、高齢化するファンを気遣うはからいです。




3曲目は「モダンガール」。

2番の歌詞、オリジナルでは「受話器越しに聞こえる?」のところを「受話器越えに聞こえる?」と歌われているように聞こえました。




4曲目「ラストショー」。

我々オーディエンスとの大合唱となりました。

ちょっとした仕草でこちらに振り、我々は歌声で返す、という情景。

そういうことはこれまでにもありましたが、今までにはなかった一体感を覚えたのは僕だけではないはずです。




5曲目「19のままさ」の前に少し語りが入りまして、「2011ツアー以来5年ぶりの名古屋」とのことでした。




6曲目「悲しみの岸辺」。

兄さんの曲を聴き始めたのはアルバムJ.BOYが世に出た少し後だったので、この曲はよく聴いています。

が、少年の頃は「悲しげな歌やなぁ」という程度の感想しか持っていませんでした。

今、新しい意味を持って僕の前に現れた曲です。

こんなふうに聴いたことは一度もなかった、と思いながら聴き入りました。




そして、「DJ お願い!」と「バックシート・ラブ」。

聴きたいけどなかなかライブでは聴けなかった曲たちです♪

町支さん、ユキノさん、竹内さんとのハーモニーが美しかったです。




9曲目「今夜こそ」。

これまた大合唱でした。

年齢層高めの我々オーディエンスですが、まだまだ元気です。




10曲目「終わりなき疾走」。

ライブでは定番ですね。

「吹き飛ばせキツい日々の暮らしを」のあたりで涙腺が……。

30年ほど聴いていると、自分がどの曲のどの部分に反応するのか、どう反応するのかってことが変化していくのが分かります。




この曲が入っているアルバム「HOME BOUND」、駆け足での制作だったので、ごく短期間で書かれた曲ばかりだそうです。

それでいてこの完成度。




11曲目「Midnight Blue Train」。

ブルートレインが走る映像がとても美しく、素晴らしい演出です。

映像とメンバーのどちらを見つめようか悩んでしまいます。




12曲目「MONEY」。

町支さんの赤いギターが奏でるイントロ、変わらずカッコいいです。

MONEYのようにテンポの速い曲、作った頃はライブになるとますます速く演奏したくなる傾向にあったけれど、年を経るごとにゆっくりになって来た、そんなことをご本人がいつかおっしゃってました。

今の自分たちが最高と思えるテンポでやっているだけなんだけど、だんだんゆっくりになり、「それが今の俺たちに心地よい」と言う意味のことが書かれてました。




ここで休憩。

インストゥルメンタルで、

・晩夏の鐘

・滑走路ー夕景

・五月の絵画

・永遠のワルツ

が流れました。




第2部の最初は「丘の上の愛」。

ビバリーヒルズの高級住宅街からイメージを膨らませて書かれた歌詞だということ、数年前に知りました。

アルバム「HOME BOUND」はレコーディングのために渡米してから書かれた歌詞が多いとのこと。

この曲、ライブで聴くのは初めてのような気がします。

FILMSで初めて見た時の感動もよみがえります。




14曲目「もうひとつの土曜日」。

大好きな人に指輪を贈るというシンプルな内容とも言えますが、2番の歌詞は難解です。

いくつもの解釈が可能な詩。

あれこれと考えさせられる内容を経て、最後にはやはりシンプルに「受け取ってほしい」と来るところが泣けます。

今回のライブではとてもリズミカルなアレンジがなされていました。




MC。

「敗北は勝利よりもずっと多くのことを学ばせてくれる」というモハメド・アリの言葉を引用されていました。

俺の70年代は負けっぱなし…と。

その負けが力を生んでくれたと。




15曲目「マグノリアの小径」。

名曲ですね。

ライブでは女性おふたりのハーモニーが際立っていて、より美しい曲になっています。




16曲目「光の糸」。

この境地をこのように歌える人は他にいません。

焦らないで緩まないで生きたいです。




17曲目「旅するソングライター」。

「自分忘れの旅」は大きなことを成し遂げた人に限らず、誰もが必要とすることと思えます。

尾崎は「自分らしさに打ちのめされても…」と言いました。

これまでの自分にとらわれてはならない、ということでしょうか。




18曲目「きっと明日」。

ファンから集まった写真をスクリーンに映し出す演出。

僕は自分の母の若い頃の写真を送りましたが、どうやら使われていないようです。

神戸でも頑張って探しましたが見つからず。

べっぴん過ぎて不採用になったのかな。

お友達のk-iロードさんが応募された写真は採用されており、すげーデカく使われてました♪




19曲目「夜はこれから」。

アルバム「MY FIRST LOVE」での「この夜に乾杯」のような役割、それ以上に明るく盛り上げてくれる曲です。

東京の夜を舞台にした曲なのでしょうけど、アルバムHOME BOUNDの「東京」とは対照的です。




MC。

ガイシホール公演はレインボーホール時代を含めて28回目、名古屋は69回目、愛知では76回目だそうです。

回数だけ聞くと多いのか少ないのかよく分からないですが、半年に1度は愛知県でライブをしている計算です。




20曲目「ON THE ROAD」。

1982年からのツアータイトルでもあるON THE ROAD。

約束されたはずの場所があると信じて行きたいというのは、本当に約束されているということではなくて、目指すべきことを目指せと言っているんだと思います。




21曲目「J.BOY」。

前述の、Jを裏返すとLOSEのLになっちゃうの巻、により、握り拳を突き上げるワタシでした。




22?24曲は、アジアの風。

・アジアの風 青空 祈り part-1 風

・アジアの風 青空 祈り part-2 青空

・アジアの風 青空 祈り part-3 祈り

今回のアルバムの核となる曲たちです。

戦争・紛争・核・権力…をテーマとする詩が続きます。

風・青空・祈り、どれも削れない、必要なことばかりが書かれていると思えます。

風は戦争そのもの、青空は恐れを知らぬ自惚れた人、祈りは人間の営みの本質を指した内容。

青空の歌詞の謎めいた部分、まだ解釈が出来ません。

今回もホールツアー時と同じ映像が使われており、食い入るように見ましたが、判然としませんでした。

引き続き考えます。




25曲目「誓い」。

亡くなった友を見送る曲です。

ただ悲しむ曲ではなくて、死を見つめることは生を見つめることと同義だ、という曲です。

やや憂いを帯びたシンプルなメロディですが、どこまでも深い。

町支さんとのハーモニーが美しく力強く、いつまでも聴いていたかったです。

浜田省吾・町支寛二の絆の深さも強く感じる演奏でした。




26「こんな夜はI MISS YOU」。

女性陣おふたりが入って、これまでにないI MISS YOUです。

自然とON THE ROAD "FILMS"のI MISS YOUと比較してしまうのですが、どちらも素晴らしい。




27「光と影の季節」。

前アルバム「MY FIRST LOVE」から唯一演奏された曲。

君に会いたくて戻って来たよと我々に向けて叫んで下さったのであります。




28曲目の「I am a father」では、きっと明日同様にファンから応募された写真が映像に使われました。

父親をテーマとしていますが、僕は自分の写真で応募しました。

しかし残念ながら使われておらず。

神戸でも必死で探しましたし、他の公演に参加した友人にも探しておいてもらいましたが、どうやらいないようです。

どうやら男前過ぎたみたいです。




そして最後の曲は、「家路」。

時のはざまに魂を解き放ち、どんなに遠くてもたどり着く、というのは、

ありのままの自分でいて、目指すものを持ち続けて、そこへと向かい続けるということだと解釈しています。

走り続けることだけが生きることだと歌っているMidnight Blue Trainにも通じます。




途中MCで、

「このバンドで60年代R&Bのアルバムを作ろうと思っている」

というのがありました。

どんなものになるのか楽しみです♪




年代別調査の結果は……

オーディエンスの年齢、50代が最多です。

しかし、パワーに溢れてます。

僕の場合、年齢を重ねるごとに恥じらいというものが無くなってきており…良くも悪くも弾けられる人間と化しています。

良いことですよねきっと。




終演し、感動を胸に、22時頃にガイシホールを後にしました。たくさんの11tトラックを眺めながら。



今回のツアーに関わるトラック、26台もあるそうです。




素晴らしいライブ。

興奮覚めやらぬというよりも、静かな深い感動がいつまでも続くという感覚です。




~11月26日のセットリスト~

第1部

1.路地裏の少年

2.HELLO ROCK & ROLL CITY

3.モダンガール

4.ラストショー

5.19のままさ

6.悲しみの岸辺

7.DJお願い

8.バックシート・ラブ

9.今夜こそ

10.終わりなき疾走

11.Midnight Blue Train

12.MONEY




休憩中のBGM

・晩夏の鐘

・滑走路ー夕景

・五月の絵画

・永遠のワルツ




第2部

13.丘の上の愛

14.もうひとつの土曜日

15.マグノリアの小径

16.光の糸

17.旅するソングライター

18.きっと明日

19.夜はこれから

20.ON THE ROAD

21.J.BOY




アンコール1

22.アジアの風 青空 祈り part-1 風

23.アジアの風 青空 祈り part-2 青空

24.アジアの風 青空 祈り part-3 祈り

25.誓い




アンコール2

26.こんな夜はI MISS YOU

27.光と影の季節

28.I am a father




アンコール3


29.家路
Posted at 2016/12/21 20:21:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記
2013年11月05日 イイね!

会報♪

会報♪会報が届きました♪


7月に参戦したファンクラブ限定ライブ、


『Shogo Hamada “100%FAN FUN FAN” On The Avenue 2013 曇り時々雨のち晴れ』


について詳しく書かれています。


メディアへの露出が少ない浜田兄貴の情報や考えを知る数少ないソース、毎号楽しみです。


さて、熟読するか♪
Posted at 2013/11/06 02:07:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 浜田省吾 | 日記

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「とらわれの貧しい心で http://cvw.jp/b/287079/41127999/
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