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自転車は車道を走るのが原則だが、実情は、歩道を走ってることが多い。

車道を走ってると、危ないなぁ、と思われたりもする。

この度、自転車が歩道を走れる場合がかなり限定される。

年齢・身体的ハンデの有無等の条件があり、該当しない者が自転車に乗る

時は歩道を走るべからず、と言う内容。


自転車が歩道を走っているのは日本以外に無い、と言われているらしいが、

だからって安易に世界基準に合わせてよいものか？

自転車に関するルールが浸透しておらず、無秩序な状態のまま、

歩・車・自転車分離に係る道路環境整備も不充分なまま、

自転車を歩道から追い出すのは誤りではないだろうか。

そもそも自転車は車道を走るもので、それを分かっていない者が悪い。

と言われたら、それは正しいけど、今のままルールだけ変えてしまうと危険。

自転車同士、および自転車と歩行者の事故が激増しているのが法改正の理由の

ひとつらしいが、道路環境も国民の意識も改める前にやってしまうと、

今度は自動車と自転車の事故が急増し、自転車同士や自転車と歩行者の事故に

よる怪我人が減る代わりに、自動車に跳ねられて死亡する人数が増えるの

ではないだろうか。

自転車に乗る者にとっても、クルマを運転する者にとっても脅威。


２０年ほど前、自宅近くの歩道が拡幅され、歩行者と自転車の通行部分が

分けられたことがあったが、数年で境界が撤去された。

突如工事が始まり、境界線が出来たが、特に案内も無く（あったのかもしれ

ないが、ワシは知らなかったので遍く知れ渡るものではなかった）、浸透せず、

新たなモラルは出来上がらず、あきらめた。こんな感じだろうか。


どうも順番が、やり方がまずい気がする。