マジックタンクブースト調整!!

先日、
満を持して取り付けたテイクオフさんのマジックタンク、

取り付けて最初に2回転緩めてブーストがノーマルと殆ど変わらず、

3回転、4回転と緩めて行くと、
ブーストはコンマ9チョイくらい、

これでも十分走りが変わります。

少し細かく説明すると、

ブースト調整するのはこのニードルネジ、

先が尖っていますが、

これが本体の弁座にピタリとハマリ、

エアーの流れを止めます、


逆に言うとニードルネジを緩める事でエアーの流れを制御してブースト調整が出来るようになります。
そしてネジの周りにスプリングがありますが、

これは普通にボルトとナットを使って固定する時に使うスプリングワッシャーと同じ働きをします。
つまり、スプリングが突っ張る事でネジ自体にテンションが掛かり緩みにくくしています。

ニードルネジと言えば昔のスポーツカーやスポーツセダンと言われたハイパフォーマンスカーは殆どこのキャブレターを装備していました、 写真はS54Bスカイライン、キャブレターはWEBER、エンジン形式はG-7型、

WEBERが舶来、イタリア製に対してこちらは国産、
三国ソレックス、
これらのキャブレターにもエンジンにガソリンを供給する量を調整する為にニードルネジが使われていました、
写真はKPGC-110 ケンメリGT-Rに搭載のS20エンジン。

マジックタンクの説明書には締めこんでニードル弁座にタッチしてから5回転以上は緩めないで下さいと注意書きがありますが、

弁座にタッチしてからニードルネジが外れるまで緩めると約11回転、

つまり、
約5回転はネジが外れて行方不明にならないようにマージンを取ってあります、

オイラの場合、
7回転半くらいでブーストが1.02くらいまで上昇、

ニードルネジが緩んで外れてしまわないようにネジにネジロックなどを塗って緩みを防いであります。

多分、まだ雨天に走らせた事はありませんが、

昨年末、タイヤを新品にしたとは言え、

アクセルワークに気をつけないと、

大変な事になりそうな予感!!