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デミオドライブのブログ一覧

2019年05月28日 イイね!

2018 秋 北海道旅行3

2018 秋 北海道旅行3〇3日目
今日は苫小牧→えりも岬→釧路の旅程です。
天気予報は相変わらず”くもり時々雨”、そして強風です。
ですが、本日の行程はほとんど車中ですので、早々にチェックアウトして出発です。


・マルトマ食堂
まず向かったのは”マルトマ食堂”です。
ここは数年前に来て”ホッキカレー”を食べたのですが、満腹時に食したにも関わらず美味しかったため、また来たいと思っていました。
今回は旅行ルートに入れられそうだったので、このお店に来るために苫小牧のホテルを予約したのでした。

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久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しいです。
最初は甘いのですが、あとからピリピリと辛くなってきます。
ホッキ貝がたくさん入っていて、ボリュームも多くおなか一杯になります。
前回は、次回来るときは妻を連れてきたいと言っていましたが、まだ連れてこられていませんので、次回は一緒に来たいですね。


・カネダイ大野商店
次に向かった場所は、勇払郡むかわ町にある”カネダイ大野商店”です。
こちらは本物の”本ししゃも”が食べられるお店で、しかも10、11月限定で”本ししゃものお寿司”が食べられるのです!
今後、私がこの時期に北海道旅行をすることは難しいので、今回の旅行で絶対に食べておこうと思い行ってきました。
ちなみに、スーパーで売っているししゃもは、ほぼ全て”カペリン”という魚なのだそうです。
このお店の会計の仕方が面白く、まずは店の外にぶら下がっている本ししゃもを自分で選び店員さんに買い物かごに入れてもらいます。

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次に、券売機でその他の商品(本ししゃものお寿司)を購入します(会計1回目)。
おわったら、そのまま人がいるレジに向かい、先ほどの本ししゃもの支払いをします(会計2回目)。
その後、店員さんにテーブルまで案内してもらい、自分で本ししゃもを焼きます。

店員さんが焼き方を教えてくれるし、説明書も置いてあるのでその通りにすれば良いのですが、なかなか難しいですね。

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たぶん、これくらいの焼き加減でいいはず!
電熱器から一本ずついただきます。

味は、、、おいしいです!
以前、ふるさと納税の返礼品で本ししゃもを貰ったのですが、その時よりも脂がのっていました。
改めて感じたことは、普段食べているししゃもと味が違うということです。
なんというか、、、日干しの程度によるかもしれませんが、こっちの方が相当脂っこいです。
ただ、私は量は食べられないかな、ちょっと脂にやられてしまいました。
高級魚なのにたくさん食べられないなんて、、、ふと以前会社の同僚の女性に言われたことを思い出しました。

「安っすい男!」

次に、メインディッシュの”本ししゃものお寿司”をいただきます!

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(もぐもぐ・・・)

こういう味なのね。
美味しいですが、この食感と味は今まで食べた魚に酷似しています。
ですが、それが何の魚なのか忘れちゃったんですよね。。。
食感はモチモチしています、味はほんのり甘みがあります。
人生経験として、とても良い体験をしました。

そうそう、文章は”本ししゃも”と書きましたが、本当は”ししゃも”です。
カネダイ大野商店の”本ししゃも”を食べた人のレビュー(過去の私のブログを含め)を見ると、”本ししゃも”が”ししゃも”で、”カペリン”は”偽物”と言われています。
軽く調べてみたのですが、以下のとおりのようでした。

〇カペリン(別名:カラフトシシャモ):キュウリウオ目キュウリウオ科カラフトシシャモ属カラフトシシャモ
・基本的に世界中で獲れます。
・漁獲量が豊富です。
・原材料の場合は”カラフトシシャモ”と書く必要があるが、商品名は”シシャモ”の文字が入っていればよい。

〇シシャモ:キュウリウオ目キュウリウオ科シシャモ属シシャモ
・世界中でも北海道の鵡川から釧路の間のみしか獲れません。言い方を変えると、北海道のごく一部で獲れたものが”ししゃも”です。
・漁獲量が制限されていて希少です。
・こちらは当然”シシャモ”と表示すればよい。

これを別の動物に例えると、こんな感じです。
・ネコ:食肉目ネコ科ネコ属ヨーロッパヤマネコ
・虎:食肉目ネコ科ヒョウ属トラ


まぁ、確かに違いますね。
ただ、カペリンの名誉のために書きますが、これって人間が勝手に決めた決まりでして、カペリンが偽物かというと、それは違うでしょと思うのですよ。
偽物って、かなりパンチが強い文字ですよね。
カペリンに失礼じゃないかと思うんです、だって命奪って食べさせてもらってるのに、こいつは偽物なんだって話はないでしょうと(苦笑)。
ネコ好きが虎を偽物って言ったら、何言ってんの?、ってなるのと同じ理屈です。
カペリンは偽物ではない、カラフトシシャモという別の魚で、混同する原因は食べている人間側が作ったということです。
カネダイ大野商店のHPに色々説明がありますが、ちょっと違うんじゃない?、という感じでした。
相手を正す前に自分を正せ、という今時の世間に決定的に欠如していることが凝縮されているような気がします。
よって、私がまとめるとこんな感じです。

北海道の一部でしか獲れない季節もののシシャモは、脂がのっていて美味しかったです。
なお、比べるのはおかしいですが、普段食べ慣れているカラフトシシャモも美味しいですよ。


ってことですね。
ししゃもの話から、自分(私自身のこと)もきちんと律しないとなぁ、と思った次第です。

というか熱くなりすぎたので、この話題はここまでで(笑)。

さて、本日のお昼の食事はこれで終わりです。
いまから、えりも岬に向かいます。
そういえば、実は今回大変なものを家に忘れてしまいました。
何かというと、、、

パンツ!

普段は絶対忘れることが無いものを忘れてしまいました。
ですので、移動中に見つけた”ファッションセンターしまむら”に、今しかない!と思い立ち寄り、パンツを購入しました!
セール品の一番安いやつですが、今の私には宝石にも勝る価値のあるものです。
ありがとう、”ファッションセンターしまむら”!!

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・えりも岬
遠っ・・・(ぐったり)。
距離はそれほどではないのですが、むかわ町からえりも岬に向かう道は町が多くて制限速度が低いんです。
しかも(北海道にしては)信号が多く他の都市間移動よりも時間がかかり、到着したのは夕方でした。

人生初の”えりも岬”です。
えりも岬の駐車場に到着しセラちゃんを停めると、観光客は私一人しかいないことに気が付きました。
さびしい所よねぇ、と思いながら車内から外を眺めて少し休憩です。

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「何もないとこです」と歌われていますが、売店と立派な建物がありました。
外は暴風でして、以前に稚内で経験した暴風に近い強さで、ドアを開けると一瞬で風に持っていかれそうです。
少し様子を見ていましたが、風が収まる気配がなかったため、両手でドアを掴みながらゆっくりとセラちゃんから出ました。

すんげー風!

顔を風上に向けて口を開けると「ヘケケケケ!」ってなります。
わかりませんよね。
よく、アニメで顔に強風が当たると、ほっぺが凹んだり、口の中に風が入るとほっぺが膨らんだりしますよね。
アレです、アレ。

なんとかラスカルと記念写真を撮り、すぐにラスカルは車内に退避させました。
飛んでっちゃうからね!

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その後、一人でえりも岬を歩いてきました。
途中で、昆布を担いだ地元の方とすれ違ってご挨拶したり、風に吹っ飛ばされそうになりながら散策しました。

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案内の文章を見ると、ここでは野生のアザラシを見られるとのこと。

ゴマちゃん!? ←アザラシです。

ゴマちゃん見たい!
しかし、海を眺めるも見つかりません。
結局、野生のゴマちゃんを見つけることができませんでした。
その代わり、置物のように座っている多数の海鳥を見ることができました。

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こんなに小さいんじゃ、釧路あたりまで吹っ飛んでいきそうです。

えりも岬って、たぶん日常的に風が強いんでしょうね。
古くからの木造の建物はすべて風をよけられるところに建っていて、こういう過酷な環境でも人間は生活しているんだなぁ、としみじみ思いました。
今度来るときは、野生のゴマちゃん(アザラシ)を見られたら良いな。

すっかり日没時間が早くなり、えりも岬観光が終わった頃には、あたりが暗くなっていました。
これから、本日の宿泊地である釧路に向かいます。

走る。
走る走る。

あー、雨が降ってきた・・・(どしゃ降り)

走る走る走る。

雨が止んだー。

走る走る走る走る。

(車を停めて夜空を眺めると、満天の星空)

走る走る走る走る走る。

真っ暗の中走り続けていたら、遠くに銀色の小さな光が二つ見えた気がしました。

「ん?」

その先が右に回り込むブラインドコーナーだったので、止まれる速度まで減速しながらコーナーに入ると・・・

で~ん!

こちらをガン見する鹿が、道路のど真ん中に仁王立ちしていました。
しかも、デカい!

「カメラっ、カメラっ!!」

と助手席をまさぐっていたら、焦ると上手くいかないもので、シカはゆっくりと道路の右に消えていきました。
よく富士山に車で登るのですが、その時に鹿と遭遇することが多く、鹿の眼の光り方を憶えていたのが幸いしました。
サイズは富士山の鹿の二回りくらい大きかったですね。

北海道でっかいどー。

衝突していたら、廃車になっていました・・・。
北海道は渋滞がないので注意力が切れそうになりますが、ムツゴロウ王国の中を走っているようなものなので、十分気を付けなければいけませんね。

再び走る。
走る走る走る。
走る走る走る走る。

道の駅白糠恋問で一瞬トイレ休憩し再び出発、あと一息です。

走る走る。

ようやく、釧路プリンスホテルに到着しました。
時間は夜九時くらいでしょうか。
急いで部屋に荷物を置いて、晩御飯を食べに行きます。
街中は歩いている人が殆ど居なくて閑散としていました。
今回の旅では、とにかく生サンマが食べたかったのでネットで評価の高かった”お寿司屋さんの ブぅ~”に行ってきました。


・お寿司屋さんの ブぅ~
名前を見たときは「大丈夫かな」と思ったのですが、行ってみてびっくり!
生サンマだけでなく、美味しい魚をたくさん食べることができました!

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今回の道中で一番おいしかった”生サンマ”

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これも美味しかった”ししゃもの天ぷら”

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店主:「これ(お吸い物)、サービスですからどうぞ?〇△■×って食べたことあります?」

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私 :「ないですー。」
店主:「こういうのです。(見た目が白子の塊みたいなものを持ち上げる)」
私 :「(ダメなやつだ・・・。)それ、白子ですか?白子は食べると気持ち悪くなるから・・・」


と、私が迷っていると、隣に座っていたお客さんから話しかけられました。

お客さん:「じゃぁ、俺のあげるから食ってみなよ(〇△■×の天ぷら?)。これ食べられたら頼めば?」←たぶん、和商市場の方です。

なんか、こういうやり取りをしたことが無かったので、凄く新鮮で、考え方が変わるまではいかなくても、人付き合いって捨てたもんでは無いかもと思ってしまいました。

私 :「ありがとうございます!(一ついただき、もぐもぐ・・・)」

白子と区別がつかない・・・ギリギリセーフな感じでした。
こういう時はなんて言ったら良いかな。。。

私 :「おいしいけど、量は食べられないです・・・。」

あとからわかったのですが、これは”真ダチ”でした。
今が旬で、絶対食べておいたほうが良い逸品だそうです。
ちなみに、真ダチを食べると精力がついて、食べすぎると鼻血が出ると言われました。

店主は気軽に話しかけてくれる方で、一人客だった私の相手もしてくれました。
その中で印象に残った話がありまして、かいつまんで書くと以下のとおりでした。

「繁忙期は順番待ちの行列が出来ますが、今のような閑散期だとお客さんがあまり来店しません。
私もお店の収入で食べているので、一年をとおして収入がないと困ります。
だから、時期に関係なく来店してくれる、地元のお客さんを大切にしています。

よく、観光客向けに高い値付けをしているお店がありますよね。
確かに繁忙期は儲かるかもしれませんが、地元のお客さんはそういう店にはいきません。
そういうお店は、今のような時期は厳しいでしょう。
この店も、先代の時はそうだったんです。
そうならないようにするには、やはり地元のお客さんを大事にしないといけないんです。
繁忙期でお客さんがたくさん来ている時に、地元のお客さんをないがしろにしたら、そのあとは来てくれませんからね。

例えば、先ほどお吸い物をサービスしたでしょ?
サービスなんてやらないお店もありますが、お客さんにお吸い物をサービスすることで良い思いをしてくれて、また来店してくれるならありがたいことですよ。
先代の時はお休みも多かったのですが、せっかく来てくれたお客さんがお休みを理由に次回来てくれなくなっても困りますよね。
だから、私は極力お店をお休みにしないんです。

次回、また来るときがあったら、並ぶのではなくて事前に電話で予約をください。
そして、ゆっくり美味しいものを食べていってください。
(といって、名刺を頂きました。)」


今まで、釧路に宿泊するときは夜ご飯のお店が決まらず苦労してたのです。
そして、カニを食べること以外は釧路に魅力を感じていませんでした(失礼)。
ですが、ようやく釧路に”行きつけのお店”を見つけることができました
お客の私にとっても、ただただうれしい限りです。
今度行くときは、店主が私のことを憶えていなくても、お土産でも持参しようかと思います。
私はサービス業ではありませんが、すごく人生の勉強になりました。
私より全然若い店主さん、ありがとうございました!

美味しい食べ物でおなか一杯になったので、ホテルに戻り入浴を済ませ、ノンアルコール・ビールを飲みながら釧路の夜景を見てから就寝しました。

今日は走ったルートはこんな感じです。
352.77キロ。

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あしたは、カニ、牡蠣を食べる予定です!!

おやすみなさい~。

まる。
Posted at 2019/05/28 00:58:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2019年05月11日 イイね!

MFCT東北ラウンドへの参加とエンジンブローについて

MFCT東北ラウンドへの参加とエンジンブローについてMFCT東北ラウンドに参加してきました。

運転スタイルを変えてから3年目になり、ようやく形になり始めてきた思っています。
競技結果は振るわなかったものの、いまが目標の途中であることを考えると、公式の自分のベストタイムを更新できたことに関しては小さな達成感を覚えています。

3年前からF1に興味を持つようになり、とりわけ結果を出せなかったホンダと自分を重ねて見ていました。
新たにトロロッソと組んだホンダが、周りにケアされながら一歩一歩前進していく姿は本当に自分の状況と重なって見え、一つ一つ課題をクリアしていけば結果が出始めることを私に教えてくれ、勇気をもらいました。
私が3年前から運転スタイルを変えようと考え始めて、それを実践するために何をすればいいかを悩んで、そして今ようやく形になり始めたことを振り返ると、私もトロロッソと同じように少しずつ結果が出始めてきたのかもしれません。
そういう意味では、自分の成長を感じられる有意義な大会になりました。

今回のセッティングは本番1か月前に急遽決定したのですが、きっかけはたまたま見かけたF1のネット記事でした。

「若いころのハミルトンはとにかくオーバーステアのセッティングを好み結果を出していた。それに対してアロンソはアンダーステアが好みだった。」

といった内容でした。
これを見たとき、あぁ、アンダーステアでも良いんだ・・・、セオリーどおりじゃなくてもいいんだ・・・、って非常に腑に落ちたのを憶えています。

急いでオークションで中古タイヤを購入し、セラちゃんをアンダーステア方向にセッティングしました。
結果的に、今までより扱いやすい車になり、私にとってタイムを出しやすい車になりました。
これも、小さな前進による結果の一つでした。

前日練習中に、3コーナーで盛大にスピンをしたのですが、そのあとから一般道を走行する程度で酷い振動が発生するようになってしまいました。
あまりに振動が酷くサーキットを走っても大丈夫か不安に感じたため、DラーS氏に相談したところ(ホント、いつもありがとうございます)、、、

「う~ん、タイヤだと思うなぁ。ノーマルタイヤに戻して確認したほうがいいですね。原因がタイヤだとわかれば、それはそれで安心できるでしょ。」

とのこと。
言われた通りノーマルタイヤに戻してみると、振動はすっかり収まりました。
さすがS氏。
原因はフラットスポットでした。
F1ドライバーのコメントで「スタート直後にフラットスポットができてしまい、まともにドライブできなかった。」などを見ても大して信じていなかったのですが、すみません、ホント走れたものではないです。
自分でやった結果ですので、仕方がありません。
そんな状態で翌日の本番を迎えることになりました。

そして本番を迎えたのですが、予想外の展開になりました。
1本目はとにかくオーバーステアに悩まされました。
セッティングをアンダーステアにしたにも関わらず、舵角を付けたままアクセルを踏むと極端なオーバーステアが発生し、コーナー通過速度をあげられませんでした。
そんななか、四苦八苦して出したタイムがこちらです。

2本目:* 1'41.072 7/ 7

結果的には、これがベストタイムとなりました。

2本目は、見知らぬチューナーさんにセッティングのアドバイスをいただけたので、そのようにして出走しました。
計測開始1周目はリアの挙動を確認するために慎重に走ったのですが、オーバーステアはかなり解消されていました。
イケる感触を得たので2周目からアタックを開始したのですが、1分45秒台より速いタイムが出ません。
気分的には乗れていたのですが、タイムが上がるどころか大きく下がってしまいました。
衝撃的だったのは、全開でアタック中の最終コーナーで、後方からRX-8が急激に迫り、そして抜かれたことでした。
MSアクセラは、登りがきつい最終コーナーではRX-8を抜く側なのです。

パワーが出ていない

この時、その事実にようやく気が付きました。
結果として、2本目のリザルトは以下のとおりでした。

2本目:1'42.498 1/ 9

様子見をした1周目以降、全開でアタックしたにもかかわらず、それを上回るタイムを出せていませんでした。

以上がMFCTの参戦記になります。




ですが、このブログの主たる話題はここからです。

走行終了後、ピットレーンからパドックに向かう途中に、車の異変に気が付きました。
異常な音・振動がするのです。
そして、生ガスのにおいが漂っていました。
そのまま待機所に戻ると、妻が怪訝な表情でセラちゃんをみていたので、傍から見てもおかしかったのでしょう。

はじめにお礼をさせていただきます。
パドックにいた、クラスを問わず様々な方に助けていただきまして、ありがとうございました。
とりわけ、しーたか様におかれましては不具合の調査をしてくださり、本当に感謝しております。
しーたか様が調査してくださったおかげで帰宅までの予定が立てられました、心からお礼申し上げます。

現地で確認できたことは、下の写真のとおりでした。



2番シリンダーのプラグ破損による失火でした。
この状況をDラーS氏に報告し対応策を教えてもらいました。
S氏にはお世話になりっぱなしです。
プラグから脱落した部分が見つかるか探してほしいと指示を受けたのですが見つからず、それならばプラグ交換で直るかもしれないとの回答があり、まずはそのようにすることにしました。
SUGO近辺のカー用品店やDラーが純正相当のプラグを扱っているか電話で確認したのですが、唯一、東北マツダ柴田店が翌朝ならば純正プラグを用意できるとのことだったので手配をしました。

その後は、ずっと待って頂いたベリーサ乗りのおーじさんとRX-8乗りのトストイさんと一緒に夕食を食べたあと、急遽手配した宿に宿泊することになりました。
ちなみに、食事の時の話題は当然車談議でして、どらテクやら何やら色々な楽しい話をすることができました。
一番印象的だった話題は、「車好きは、ほとんど全員が自分の車をカッコイイと思っている」という話でした。
食事の後に駐車場に向かった各々が、「確かに俺の車が一番カッコイイな!」と言っていたのには大ウケでした(笑)。

翌朝、東北マツダ柴田店を訪ね、受け取ったプラグを取り付けみたのですが、エンジンの状態が全く変わりませんでした。
イグニッションコイルの故障を確認したのですが、こちらは正常な状態でした。
柴田店のメカニックの方のご厚意によりコンピュータ診断をしていただいたのですが、2番シリンダーからの信号が返って来ない状態とのことでした。
まぁ・・・、この辺で大体状況がわかってきたわけです。

再度DラーS氏に相談し、幸い自走が可能だったので一般道で宮城から埼玉まで向かうことにしました。
ですが、エンジン回転数を3千回転以下に抑えなければならず、赤信号からの加速で周りの速度について行けません。
3気筒で走っているので、当然ですね。
しばらく走ったのですが、巡行より加速が多い一般道より巡行時間が圧倒的に長い高速道を使ったほうがエンジンに負担が少なく、かつ無事に帰宅できるのではと考えるようになりました。
なにより、私が繊細なクラッチワークをすることに疲れてしまいました。。。

「確かにそうっすね。結局、なんでオレらが高速を勧めないかっていうと、何かあったら対応ができないからなんっすよね。一般道ならコンビニの駐車場に止めることとかできるじゃないですか。ただ、今回の場合は何かあるって考えづらいんですよねぇ。立場上勧められないけれど、オレが同じ立場だったら高速使いますね。

ありがとうございます、この人のこういうところが好き。
結局自己責任なので、判断基準を示してくれれば私が私の責任で決めればいいことです。
アップダウンが激しい東北道を避け、遠回りでも常磐道を使用した結果、無事に帰宅することができました。

後日、地元のDラーに車を預けて調査をしてもらった結果、以下のことが分かりました。

・2番シリンダーの圧縮不良
・触媒の破損


これを、最低限走れるようにする場合は、

・エンジン交換 約70万円
・触媒交換 現時点では不明だけれど高額


とのことでした。
ついでにS氏からアドバイスを受けました。

「今回の修理は十分考えたほうがいいです。今回修理したら、今後でてくる沢山の小さな故障を全部やらなければならなくなるので、戻れなくなりますよ。」

数年前からエンジンのオイル滲みが酷く、S氏から忠告されていました。

S氏:「エンジンの状態は悪いですが、壊れるまで使うしか手がないっすね。現状はかなり馬力が落ちていますよ。」
私 :「かなりって、どれくらい?」
S氏:「〇〇さんが想像している以上ですよ。」

その時が来たということですね。

ちなみに仮に修理するとして、今回と同じ故障を発生させないように空燃比計等の必要な手も加えた場合の金額を自分で調べてみたところ、約110万円でした。
地元の知人に状況を話すと、当然みんなから買い替えを勧められました。
まぁ、普通の人ならそうですよね。

今は、以下の選択肢のうちどれにするかを、ずーっと悩んでいます。

・修理する
←今回の修理費だけでなく、今後もエアコンやらパワーウインドウやら壊れていきますが、それも直していけるのかということですね。

・BK型にハコ替えする
←ハコ替えして乗る車はセラちゃんなのか?パーツを移植したらそうなのか?エンジン交換したいまのアクセラはセラちゃんなのか?・・・一体なにをもってセラちゃんなのか??

・BL型にハコ替えする
←新しい車ですので、しばらく大きなメンテは必要ないと思います。

・DJデミオに乗り換える
←アクセラのサーキットタイヤは20万円以上するんです。これを2年に1回購入するのは家計に大きなダメージを与えるため、以前から「いつまで続けられるのかな」と考えていました。それが今なのかな、、、と。

・サーキット走行をやめる
←妻から「それは無理でしょ」と指摘されましたが、確かによく考えても無理ですね。私からこれを取ったら、何も残りませんから。

以上が、現在の私とセラちゃんの状況です。

当然といえば当然ですが、今年のサーキット活動予定は白紙になりました。

でもね、私はまだ、この子を四国と九州に連れて行っていないですよ。
一緒に走っていないんですよね。
これを後悔というんですね、心残りなんですね。

もしかしたら、どなたかに何かしらの相談をするかもしれません。
その際は、よろしければお相手いただけたら幸いです。

まる。
Posted at 2019/05/11 02:07:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ

プロフィール

「@Team枯山水 さま。

今日は。
そろそろマイカーで来られなくなる時期なので来てみましたが、空いてました。
きのこ鍋と山椒ピザを食べに来ただけなんですけどね(笑)
ありがとうございます、気をつけますー!」
何シテル?   06/14 12:51
デミオドライブです。 みんカラはいつも見ているだけだったのですが、この度マツダ車2台目となる”マツダスピード アクセラ”を購入したので、ブログなるものを始めて...

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