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2020年07月19日 イイね!

アンプ確認用ボリュームBOX作成・PA302S動作確認

アンプ確認用ボリュームBOX作成・PA302S動作確認今日は朝イチでパーツ屋さんに行って、2連ボリューム、端子、アルミBOXを買ってきて、ボリュームBOXを作成しました。

カー用のデッキで確認していましたが、特性的に低音が持ち上がっているので民生用のプレーヤーから音出ししてみることにしました。
民生用のデッキはもちろんボリュームが無いので、そのままライン出力をRCAケーブルでアンプに接続すると最大出力で再生してしまいます。PA302Sは定格80Wですから大変なことになります。アンプのゲインを最小としても、ボリュームではありませんので左に回し切っても30W位は出るでしょう。
ですからボリュームが必要です。簡単なパッシブのボリュームBOXを作ってパワーアンプのボリュームとして活用できるようにしました。

BOXにRCA端子とシールドケーブルで可変抵抗器2連50kΩAに配線しました。



それから、確認用スピーカーはBOXタイプで施設用のエレクトロボイス S-40ですが特性に特徴があります。低音がぼんつくのです。中音等も補正したいのです。
施設音響に設置してある調整用グライコはたいそうですので、ほとんど使っていないロックフォードのアナログEQを使ってみました。



これで補正して確認用としたいと思います。カーデッキ内臓のEQは電源切ったらリセットされるので今まではいちいち調整していました。

これが、エレクトロボイス(EV S-40)の特性です。



150Hz付近が持ち上がっているでしょう。小型でも低音が出やすい様にバスレフ構造になっているのですがボンつくのです。低音に制御が無いというか。
ですのでグライコで補正します。これは耳での確認用です。

特性の確認ですが、通常の家庭用オーディオデッキなのでスイープ音源を再生しても20kHzまでもちろんフラットです。デジタルですから16bit/44kHzのDAコンバーターで20kHzまでは確実に保障することとなっています。

再生してPA302Sに入力しスピーカーにダミー抵抗を取付、その信号をSDカードレコーダーに録音しPCにて波形を再現します。
そういう測定の仕方です。

もちろん20kHzまでフルフラットです。もし高周波域まで測定しようとすると、オシレーターの信号をアンプに入力して、オシロスコープで測定したり、サンプリング周波数が96Khzのオーディオインターフェイスで録音することでしか測定は出来ません。20kHz以上は可聴範囲外なので現実的にあまり意味は無いでしょう。ハイレゾの効果としてなら意義はあるかも知れません。

普通に出回っているパワーアンプは平気で最低でも30kHz以上までフルフラットです。後はダンピングファクターとかスピーカーを駆動する能力とか、スピーカーに影響を与えます。それが音質として現れるんだと思います。YAMAHAのPAアンプは当たり前のようにライブで使用されていますが、それをアムクロンに変えたら低音が良くなったとかあるんですよ。でもグラフィックEQで調整するのは当たり前なのでどちらでもよいんです。スピーカーが昔ならBOSEのあの115mm万能スピーカーを8個並べた802?が流行ってたり、その後はEVのSX-300が流行ったり、今は格安のクラシックプロとか価格の安さと手軽さが幅を利かしていますよ。
小規模のライブハウスや簡単な野外ライブではマイクが1000円位のを使っていたりとか時代は変わったものです。シュアーだと思ったらクラシックプロとかですよ。でも音は悪くは無いんですよ。それが十分に使えるのです。

で、動作確認としてのPA302Sの周波数特性ですが、下の画像のようにフルフラットです。



動作確認だけの為、とりあえず必要と思われるコンデンサーを交換しました。
交換したのは一部だけです。動作確認後、取り替えていないものは交換する予定です。



・右中央のコンデンサー4個は平滑回路でオーディオ用の1000μF/50Vです。これは元のまま
・右上は保護用リレーです。その横は保護回路用のICですが見えにくいです。
 電源を入れた際にボンとかプチという音を消すため遅延し又保護用のリレーです
・中央がパワーTrで放熱板に取り付けられています
・その左側がドライバー用のTrでこれも小型の放熱板に取り付けられています。
・青いコンデンサー類は既に交換したものでオーディオ用の105°Cタイプで寿命がちょっとだけ長いです。たしか2000時間。
・パワー部は見事にディスクリート回路です。ドライバーICとか使っていません。
・中央上の緑色のコンデンサーは両極性(バイポーラ)で保護用リレー駆動ICに接続されています。基板にはBPが指定されています。カップリングではありません。
・左上に前段増幅用のオペアンプがあります。ソケットで交換できるように改造されています。元々はNECのはずですがバーブラウン製のものに交換されています。
数百円で買えるものです。まぁ特別良いものではないですね。マニア向けで一万円以上するのもあるんですよ。オペアンプがですよ。標準物で100円位です。
・左上の半固定可変抵抗はゲインですがオペアンプの前のボリューム方式です
 抵抗をシリーズにグランドに接続されていてゼロにはならないようになっています。それから昔流行った高音補正用のコンデンサーがありますがこれはどうなんでしょうか? ほんの少しラウドネスのような効果もあるかと。
・カップリングは緑色のフイルムコンデンサーです。左下の下から2番目と左上のゲイン調整用トリムの下の二つです。これはオリジナルかと思います。
カップリングは音が通過するので良いものをという流れになります。

動作確認としてこのままで組付けました。アイドル調整用の半固定可変抵抗器があるのですが、上手く電圧が調整できないので、若干熱が出ない方向で調節しています。サービスマニュアルが無いので確実な調整方法が現時点で分からないのです。

・現時点でスピーカー端子のDC漏れ電圧は14mV~15mVですね。
 何とも言えませんが異常ではないです。

音出し確認しましたが普通でした。凄くクリアになったとかは判断できません。
普通です。アルパインと交換しても差が分かりません。
それとも耳が悪いのか??
スピーカーがEV S-40(3万位のもの)なので、もっと良いもので鳴らしたら違いが出るのかもしれません。家庭ですから音量も大きくできませんからね。

一応、動作は確認できたのでアンプ側の方の残りのコンデンサーを交換していきます。平滑コンデンサーをオーディオ用105°Cのものに。フイルムコンデンサーを他の物に。やれることはそれぐらいですね。ゲインポットはガリがあったら交換します。アイドル電流はもう少し流しても良いかも位です。

何しろ回路図が無いのと調整マニュアルがないのがつらいです。
電源経路が二つあったりとかで複雑そうです。

まぁコンデンサーは消耗品なので自動車でいえば10万キロ交換部品みたいなものです。正常動作しているのなら良いコンデンサーに交換で、性能を維持できると思います。
Posted at 2020/07/20 00:32:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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