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昨日は夜中まで掛かって、とりあえずハーネスを作成しました。

確認しながらですので時間が掛かります。

・レベライザー機能のチェックと動作確認
・リレー逆起電力測定とダイオード選定
・ハーネスケーブル選定
・部品配置・配線はどうするか
・ハーネス作成
・部屋でのパワーサプライを使用してシュミレーションチェック

レベライザーの動作確認の為、パワーサプライを2機使用しています。



みのむしクリップで配線して動作確認



これが最も不安があります。前期のレベライザーはマニュアルなんですが取り付けようとしている後期HIDはオートなのです。
前期の機能で後期のレベライザーを動作させるというものです。
これだけは今回の基本動作確認後、やはり実機での動作確認が必要です。

H4ハーネスからHiとLoでも点灯が途切れないようにダイオード取付、バッチョクリレー(ハイワッテージHID)の配線の取り回しですが、リレーコネクター側でダイオードを取付ました。動作確認後はコネクターカプラー部は全て半田付けです。
ヘッドライトは信頼性が大事ですので、きっちりやります。



リレー動作の逆起電力はオシロで測定しました。ノイズの元になりますから手を抜いては駄目です。



ダイオード無しではこのようにリレーオフで数Vも出ています。これはわざとチャタリングさせたものです。オンオフ繰り返しの手動スイッチングですね。

手持ちの京セラのSBDをひとつだけ取り付けましたら、下記のように逆起電力が吸収されています。



ハーネスはエーモンの1.25sqであまり太くないものです。バラストは45Wに改造しています。バラスト1つの消費電流はピークで12A位(160W位)直ぐに10Aに落ちて約30秒ほどで4.25Aで安定します。消費電力としては約60Wです。HIDだから低いというわけではないですよ。効率としては81%程度です。改造前の35Wでも同じです。ですから35Wの純正バラストならギリギリ純正のハーネスで事足りるかと思います。点灯直後はかなりの電力を使いますから、改造バラストでは純正ハーネスでは厳しいと思います。
シェード開閉用のハーネスは0.75sqで十分です。

安定時の電力等を加味してヒューズは25Aとしました。左右別々ではなく共通としました。シェードの動作時の電流を測定しましたら高くて1Aでしたので、左右共通で5Aとしました。

実際の車両に1つだけ配線してみて動作確認OKなら、バンパー外して実際に交換するつもりです。無事後期HID化が完了しましたら整備手帳に詳細を記録する予定です。