過給圧アップ色々テスト
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ターボ(コンプレッサー)側の出口とアクチェーターに接続されている配管をエンジンルームまで伸ばしました。
色々テストするためです。
前回はアクチェーターへの配管を外して物理的にアクチェーターを動作させないようにしました。
結果、当たり前ですが簡単に1.3(×100kPa)まで上昇することが判りました。
ターボ関係は正常だという事も分かりました。
本日は、ターボ(コンプレッサー)側からの配管を開放して、どこまで過給圧が上昇するかのテストです。
・アクチェーターの上側は封止
・ターボ(コンプレッサー)側からアクチェーター下側に接続されている配管の途中にT字継手(3方継手)を取り付けて、1つの配管を開放します。
要はアクチェーターのロッド(バネ)を押す空気の圧力をT字配管で抜いてしまうというものです。
2
結果は0.78(×100kPa)と若干上昇しました。
ノーマルより上昇しました。幾らか加速も良くなりました。
3
次に、アクチェーター上側の配管は封止しているのですが、そちらを開放。
・ターボ(コンプレッサー)側からアクチェーター下側に接続されている配管の途中にT字継手(3方継手)を取り付けて、1つの配管を開放します。
に追加で
・アクチェーター上側開放
(VSV機能停止)
としました。
この場合は低回転から過給圧が上昇します。アクセルのツキが良くなります。
この状態でかなり快適です。
ノーマルでこれ位は欲しい。
これでアクチェーターが制御されているのか、単に過給圧を逃がしているのかは分かりません。純正ターボ当初のリリーフバルブで圧を調整するのと同じ動作になったのかもしれません。
このままでは配管が外れていると同じ状態ですから、いつ壊れるかもしれないのと大気開放ですから環境的にNGでしょう。
VSVバルブのエアクリ側配管に戻しても良いかもしれません。
これによるブーストアップはあくまで実験ですので自己責任で。
4
以前、機械式VVCをテストしましたが不調で、物自体も精度も悪く軸から外部リークするようなものです。
こちらのものですが、久しぶりネジを回してみましたら、なんとOリングが切れてました。
Oリングを適当なものに交換しました。
5
今回のテストで機械的なバネ追加方式ではなく、配管を弄る事である程度の過給圧アップが可能だという事が分かりました。
VSV機能は純正通りに配管を戻し、アクチェーター下側の配管にT字継手にて空気圧力を抜くという方法でこの値が出ました。
これ位ならノーマルよりは走りも我慢できる程度です。
安全も考えまして、またVSV機能も残してトラブル時に調整出来るように上記のVVCを取り付けることで一旦妥協しました。
6
機械式VVCを安全の為取り付けました。
バルブは全開です。何かあった時閉めることが出来ます。その為だけの取り付けです。
配管、VVCをタイラップで一旦固定しています。
VVCの片方の配管は、開放ではなく別途エアクリ側に取り付ける予定です。
7
現時点、0.8(×100kPa)です。
テストの為の配管が長い事で圧力損失があると思いますので、後日バンパーを外して配管を短くしたいと思います。又配管も内径を太くしたらもう少しこの状態で過給圧も上がるものと思います。
今回は一旦これにて終了とします。
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