
今一度、KINTOと残価設定ローンの相違を比較検討して見ます。
KINTOと残価設定ローンとで、価格の差が出そうな費用項目は、任意保険です。KINTOは、保険契約者がトヨタであり、一方、残価設定ローンは、私たち個人となります。任意保険は、大変保険料の評価が難しい項目ですが、トヨタが保険契約者となる場合には、フリート保険という大量契約による価格メリットがあります。また、私たち個人が保険契約者となる場合には、大量契約による価格メリットが無い上、私たち個人の保険契約者の属性で、保険料が大きく異なってしまいます。
上記の残価設定ローンにおける任意保険料は、下記(緑色の部分)の属性で計算したものです。
どちらかというと、任意保険料(1年目:69,600円)は、安いタイプの保険契約者の属性なので、もし、任意保険料が高そうと想定される属性の方であれば、特に若い方は、KINTOの利用価値は大きいかもしれません。
トヨタは、今回のKINTOを若い人たちに少しでも利用していだければと言っていますが、確かに、任意保険料が高くなってしまう若い人たちには利用価値があるかも知れません。
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2019/02/14 21:29:56