トヨタのKINTOがKINTO SELECT(キントー・セレクト)のサービスを実験的に開始しています。今日は、このキントー・セレクトの経済性を探ってみたいと思います。キントー・ワンについては、2019年2月付の「車の経済学(39)①②」で紹介していますので、時間のある方は、こちらも併せて参照頂ければと存じます。
このキントー・セレクトは、高級車レクサスの6モデルを半年毎に3年間、自由に乗り換えることができるという過去には見たことのない画期的な商品と言えます。主な内容としては、以下の通りとなっています。
・月額料金、3年契約(車両代、登録費用、任意保険、自動車税、故障修理が含まれる)
・気軽に6台を乗り比べ(同じモデルを2回以上乗ることも可)
・レクサスオーナーズデスクを24時間365日利用可
・豊富なオプション込み
・月額180,000円(税抜き)
この半年毎に乗り換えるということが実に斬新なアイディアですが、果たして、利用者のライフ・スタイルに合致するかどうか多少疑義は残りますし、月18万円は少し高いのではという意見をあると思います。
このKINTO SELECTの対象となる6モデルは以下の通りで、いずれのモデルも新車でハイブリッド車となっているのが特徴です。
また、費用の中に次の特長があります。
・エコカー減税(自動車取得税と重量税が免除)
・グリーン化特例(翌年度の自動車税が75%免除)
・定期点検・メンテナンスが原則発生しない(1ヶ月点検(無料)を除く)
・故障修理(特別・一般保証の期限内)は、あまり発生しない(利用者の免責負担あり)
確かに、新車の当初の6ヶ月間は、税金、メンテ・修理代は少なくて済みますので、トヨタの負担も少なくて済みます。ただし、車は新車を購入してから6ヶ月~1年間で大きく下取り価格が低下してしまいますので、このリスクはトヨタが負担することとなります。(次回に続く)
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2019/03/11 15:23:17