
シンガポールや米国に車の自動販売機があることをご存知の方も多いかと思います。
日本では、株式・投資信託の金融取引は、もはやネットが主流なり、自動車・生命保険の分野でもネット販売が拡大中です。何故、対面販売に代わり、ネット取引が増えてきたこと考えてみました。
ネット販売は、対面販売より価格・手数料が低いという理由もありますのが、それだけが理由ではないと考えています。私は、証券会社の代表をやっている立場から申し上げたいのですが、要するにセールスマンはウザったいので、ネットで取引に逃げて行くのが最大の理由だと確信しています。
さて、車のセールスマンは、どうでしょうか?週末にディーラーで試乗に行ったら、翌月曜日には、ポストにセールスマンの手書きの手紙が届いていたとか(誠意の押し売り)、こちらからアポを取って訪ねてもセールスマンが不在だったとか、こちらからの質問に明確に答えられなかったりとか・・・心当たりのある方も多いかと思います。
車、任意保険、自動車ローンについては、現在、ほとんどの情報がネットから収集できますので、そのまま購入までのワンストップ・ショッピングも可能ではないかと思います。
車の試乗を除けばディーラーなんて不要とも言えますし、何せ、セールスマンの人件費も去ることながら、車のディーラーの店舗面積は相当大きくコスト負担も少なくありません。日本で導入するには、技術的な問題はありますが、近い将来、日本にも車の自動販売機が登場するかも知れません。
Posted at 2018/07/12 18:33:48 | |
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