
電気自動車(EV)は、バッテリーの寿命に懸念があることから、これまで中古車としての人気が今一つでしたが、多少その懸念が薄れつつあるかも知れません。半導体不足による新車の販売台数が限られている状況の中、中古車の人気・価格は上昇傾向にあります。
以下は、3年後の残存価格率(下取り価格(または売却価格)/新車価格)の一覧ですが、特に、電気自動車(EV)の残存価格率(下取り価格)が低いということではないようです。
(表7)残存価格率の比較
結論として、残存価格の観点からは、電気自動車(EV) ≠ ガソリン車(HV、PHVを含む) といえます。電気自動車(EV)の残存価格率が低いということではなく、個々の車種により、残存価格率が異なるということが云えそうです。
(以下、次回に続く・・・)
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Posted at 2022/09/16 09:36:45 | |
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