
フェラーリをこよなく愛する友人からフェラーリについても話題にして欲しいとの依頼があり、投稿させて頂きます。
みんカラでも話題になりましたが、フェラーリでは残価75%(多分業界で最高の残価率)のローンを提供しています。もっとも、この残価はオープン・エンド方式(残価は保証されない)なので、期間終了時には清算が行われる仕組みとなっています。
しかしながら、フェラーリは、疑いなく無く残価率が最も高い車の一つと言えます。以下、保守的に見たリセール・バリュー(売却価格:万円)が、3年後の75%および5年後の55%は、現実味を伴います。
参考までに、中古車(小売り)価格も表示しています。
仮に、この残価ローンを活用してフェラーリ・カリフォルニア(2,450万円)を全額借入で購入した場合の支払額は、以下の通りとなります。金利は不明なので、1%と2%の場合を想定しました。
1000万円程度で3年間、1300万円程度で5年間、フェラーリのオーナー(ちなみに、所有権はありませんが)になることが可能です。もっとも、1000~1300万円のローンを組めるかどうかという不安は残ります。
車のローンは、通常、割賦販売法という法律に基づき、借入金額に上限が課されていますが、何故か、車は適用除外となっていますので、心配は不要です。(車は担保価値が高い?)
参考までに、法律に基づく借入の上限額は、以下の通りですが、車は適用除外と言っても、ファイナンス会社は参考にしていると思われます。
< 支払可能見込額(年収等―生活維持費―クレジット債務)×0.9
この生活維持費の計算方法は、以下の通りとされています。他に借入がない方なら、そう大きくない年収でもフェラーリの乗ることができるかも知れません。
好評発売中「車の経済学」(田利順著)(アマゾン電子書籍)
Posted at 2018/12/20 16:29:28 | |
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