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2018年07月12日 イイね!

車の経済学(4)車の自動販売機は、日本にも登場する?

車の経済学(4)車の自動販売機は、日本にも登場する?
シンガポールや米国に車の自動販売機があることをご存知の方も多いかと思います。

日本では、株式・投資信託の金融取引は、もはやネットが主流なり、自動車・生命保険の分野でもネット販売が拡大中です。何故、対面販売に代わり、ネット取引が増えてきたこと考えてみました。

ネット販売は、対面販売より価格・手数料が低いという理由もありますのが、それだけが理由ではないと考えています。私は、証券会社の代表をやっている立場から申し上げたいのですが、要するにセールスマンはウザったいので、ネットで取引に逃げて行くのが最大の理由だと確信しています。

さて、車のセールスマンは、どうでしょうか?週末にディーラーで試乗に行ったら、翌月曜日には、ポストにセールスマンの手書きの手紙が届いていたとか(誠意の押し売り)、こちらからアポを取って訪ねてもセールスマンが不在だったとか、こちらからの質問に明確に答えられなかったりとか・・・心当たりのある方も多いかと思います。

車、任意保険、自動車ローンについては、現在、ほとんどの情報がネットから収集できますので、そのまま購入までのワンストップ・ショッピングも可能ではないかと思います。

車の試乗を除けばディーラーなんて不要とも言えますし、何せ、セールスマンの人件費も去ることながら、車のディーラーの店舗面積は相当大きくコスト負担も少なくありません。日本で導入するには、技術的な問題はありますが、近い将来、日本にも車の自動販売機が登場するかも知れません。



Posted at 2018/07/12 18:33:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年07月09日 イイね!

車の経済学(3)家計簿では分からない車の維持費

車の経済学(3)家計簿では分からない車の維持費約3割の家庭が家計簿をつけているという調査結果があります。一家の家計を担う主婦・主夫としては、月々の収支を顧みて、工夫を凝らしながら日々の無駄な支出を減らし、少しでも預金・貯金を殖やし豊かな老後を迎えたいと願望を持たれることは、当然のことと思います。確かに、家計簿は、節約を達成するための有用な手段に違いありません。

就中、車に関しては「住宅」および「教育」と並んで人生の三大出費の一つとされている大きな出費とされていますので、家計簿をつければ、車の費用を節約でき、その節約できる金額もさぞかし大きいものと期待が膨らみます。

しかしどうでしょうか? 車に関しては、期待とは裏腹に家計簿をつけていて、何となく違和感を覚えることはありませんか? 家計簿では、教科書的には車に関する現金支出を「車両費」、「自動車関連費」等の名目で記帳します。

綿密に言うと車の出費には、「車両取得費」、「税金」、「法定点検・車検」、「メンテナンス費用」、「修理代」、「燃料費」、「駐車場代」、「高速料金」、「洗車代」、「保険料」等が含まれ、支出の頻度も「購入時」、「定期」、「不定期」と分かれ、家計簿では支出の実態を把握するのが難しいと考えられます。家計簿で、これら多種多様の支出を「車両費」または「自動車関連費」として一元管理しても、本当に無駄な支出を把握し、車の維持費が節約できるか疑問が生じます。

車には、マイホームと同様に資産価値があります。資産価値があるが故、処分(売却)すれば現金化することもできます。しかしその一方、一旦資産として取得・保有した以上、メンテナンス、保険、車検等の債務を同時に背負うことになります。

債務の中には車を購入した時に金額と支出時期が確定しているもの(例えば、自動車税等の税金、ローンの返済額)と確定していないもの(例えば、修理代、燃料費等)があり、後者の未確定の債務については、車の購入後に発生しうる債務を予め合理的に見積もっておく必要があります。

何の備えもないと車検直前に高額な見積もりを突き付けられて、戸惑う方も多いのでないかと思います。車の購入前には、少なくとも向う5年間位の維持費は、少なくとも予算を立てて置かないといけませんね。
Posted at 2018/07/09 20:49:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし/家族
2018年07月08日 イイね!

車の経済学(2)

車の経済学(2)車を購入する前に、ディ-ラーからの見積書を検討しても、購入後の維持費等までも計算し検討する方は、そう多くないと思います。

これまでも車の維持費の計算方法は、いくつも紹介されてきましたが、現実性が乏しく、シックリくるものが無かったかと思います。

車は買った時だけでなく、その後の維持費だけでも相当な金額になります。車は、マイホーム、教育費と並んで人生三大出費の一つとなりますので、慎重に維持費を検討してから購入する必要があります。

維持費の高い低いは、同クラスの車でさえ、実に大きな差があります。自分で維持費を計算してみない限り、車の経済性(購入時の費用+その後の維持費を総合的に勘案は分かりません。

そこで、米国では、一般的な維持費の計算方法を、インプレッサ・スポーツ(2.0ℓ, Eye-Sight, 2WD, CVT) (新車価格237.6万円)を例にとって紹介します。

前提条件として、車の走行距離は年間1万キロ、燃費はJC08モードを使っています。




インプレッサ・スポーツを5年間保有した場合のコストは、合計で約303万円、1年当りで約60万円という結果になりました。

内容を見ますと、償却費が41.2%で最も大きく、次いでメンテナンス費用が18.9%となっています。
ガソリン代が、思っているよりは高くないのかと思います。

結論から言いますとインプレッサ・スポーツの5年間の維持費は、同じ2000CCクラスのセダンとしては、低い方であるということが分かっています。

もっとも、上記の計算方法には、駐車場代、ローンの金利。高速料金、洗車代は含まれていません。

参考になりましたでしょうか? 次回は、車の「償却費」について考えていきたいと思います。
Posted at 2018/07/08 21:37:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年07月06日 イイね!

車の経済学(1)

-車の購入時に検討する時間が一番短いのが日本ー



車の購入時に検討する時間が世界の主要国で一番短いのが日本です。
以下が調査の結果で、検討する時間が4時間未満の割合を示したものです。

日本:37%
ブラジル:26%
米国:22%
ドイツ:19%
インド:15%
中国:7%

日本人の37%が車を購入する時の検討する時間が4時間未満という、ショッキングなデータとなっています。確かに、車の買い替えの理由としては、「ディ―ラーのセールスマンに勧められた」とか、「車検の見積もりが高かった」とか、受け身的な理由で車を買い替える方も多いものと見受けられます。

しかしながら、車の評価などは、維持費の計算を含めて、決して4時間未満で行えるものではありません。殊更、最近では車を取り囲む環境が著しく変化していますので、前回車を買ったのが7年前ということであれば、7年前と現在の車は全く別物かも知れません。


小職は、ドイツ系の会社に勤務したことがありますが、その時に、同僚のドイツ人が、日本人がロクスポ検討することなく、あっさり車を買ってしまう現実を見て、ビックリしていました。確かに、ドイツ車は高いです、高いだけにドイツ人は時間をかけてゆっくり車を選ぶ様です。

その時にフト疑問に思いました。事実として、ドイツ車は日本車に比べれば高価です。しかしながら、本当に高いのかという疑問です。日本は、税金も高く、車検制度等のメインテナンス費用も高く、もしかしたら、乗り味、ステータスも考えて、ドイツ車の方が安いのではないかと・・・

日本人にとって、マイカーは、マイホーム、教育費と並んで人生の三大出費です。如何にして、マイカーの出費を節約出来るかは人生設計の中で重要な問題となります。今後、如何にして車の維持費を節約していくかを皆様と一緒に考えていきたいと思います。(続く)
Posted at 2018/07/07 00:41:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「車の経済学(68) 走行距離課税の経済学⑤ http://cvw.jp/b/2877098/46622881/
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カー・エコノミストの田理順(でん りじゅん)です。 BMWに約10年間乗りましたが、度重なる故障(何回ものランプ切れ、冷却水漏れ、オイル漏れ、パワーウィン...
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