
母親の実家がある田舎で法事があったので帰省しました。子供の頃から高校生になるくらいまで毎年夏休みになると一週間ほど滞在して親戚の同年代の子供たちと遊びまわっていた場所です。

いつもスイカやトマト・キュウリなどを冷やしていた川もだいぶ様相が変わりおしゃれなつり橋などが設置されて周辺にはロープウェーに乗るために訪れる観光客のための駐車場が整備されたりレストランやお土産屋、ホテルなどもたくさん建っています。

この辺の河原で良く泳いだりしたのですが川の様子も変わってしまっています。中央アルプスの雪解け水なので真夏でも10分くらい泳いでると唇が紫色になって寒くて冷たくて入っていられません。

私の子供の頃にはその存在すら知らなかったソースカツ丼がいつの間にか地元の名物料理となっています。明治亭と言うのが有名ですがお昼時と言うこともあり行列が凄かったので新しく出来たらしいと東右衛門(とえもん)と言う茅葺屋根が目立つ店に行くことに。初めての店なのでちょっと不安です。

肉が柔らかいヒレかつ丼定食を頼んでみました。早速一口食べてみたのですが不安は吹っ飛び、かなり頑張ってる味でした。お漬物や味噌汁、デザートなどもちゃんとして親切な感じで美味しかったです。明治亭が混雑してたらこちらもアリですね。ソースは明治亭に比べたらやや辛めと言うかしゃきっとした味付けだと思います。ソースかつ丼とそばのセットメニューもあり、次回はそれも食べてみたいと思いました。美味しかったです。

昼食後に親戚の皆さん一同と合流してお寺に向かい、無事法要が終了。立派なお寺でした。

お寺での法要が済んだらお墓参りです。お盆には少し早いのですが諸事情によりこの時期となりました。母の実家のお墓は中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷にあり本当に素晴らしいロケーションです。

お墓参りが済んだら親戚一同揃っての法事の会食です。今回はこちらのホテルの宴会場にて行われました。私たちの宿泊場所もここに取ってくれていました。法事終了後はすぐお風呂に入って部屋で寛げたのでラクチンでした。法要も含めて全ての段取りをしてくれた従弟の○ちゃんありがとう。

宿の中庭には小川がながれていて紫陽花も咲いていました。夕方から朝にかけて昼間の暑さからぐっと気温が下がり、朝方は凄く涼しかったです。

翌朝はホテル周辺を散策しながら帰途につきます。子供の頃よく親戚の子たちと魚釣りした駒が池です。周辺の様子は激変しましたが池の姿は昔のままのでほっとします。

参道などで遊んだこともあるお寺ももちろん健在です。ヒカリゴケで有名な石垣ですが今は保護のためか柵がしてあり近づけないようになっていました。今更ながら太くて立派なスギの木に驚きました。

インターに乗るまで周辺で山や土地の写真をたくさん撮りました。今回は法事と言うことで大きなカメラは持って出ずコンデジのみの撮影です。中央アルプス駒ヶ岳がきれいです。

こちらは南アルプスです。日差しが強く、暑かったですが空気がスカっとして見通しが良く田んぼも青々としていてやっぱり田舎はいいなあと思いました。

昼食は地元民オススメのランチバイキングを頂くことに。市内から15分ほど走った高台にあるシルクミュージアムと言う場所です。

建物内には織物や染物作品の展示や体験コーナーなどがあり地元の人に広く利用されているようです。その中に地元の野菜などを使ったランチバイキングのレストランは併設されています。

地元のお母さんたちが地元の野菜等を使って料理を提供すると言うナチュラルバイキングレストラン菜々ちゃん。豪華ではないですが素朴な郷土料理や私にとって懐かしい料理が並んでいてとても良かったです。これでオトナ1300円はリーズナブルだと思います。

駒ヶ岳を眺めながら一泊二日の短い帰省旅行を終え、帰途につくことに。やはり慣れ親しんだふる里は良いものです。次回はまたのんびりとしに来たいです。
Posted at 2015/07/28 21:39:40 | |
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