以下の『根拠』に列挙した理由から『あまりにも粗末なクルマ』『ストレスの塊のようなクルマ』としか言いようがない。
乗員を熱中症に陥し入れる欠陥設計のA/Cといい、健康体の乗員を腰痛に陥し入れる粗末な座席といい、乗用車としてごく常識的な使い方をしていても、乗員の健康に悪影響を及ぼす粗悪な工業製品。安かろう悪かろうの見本のような代物。
○根 拠
1.A/Cの欠陥設計
炎天下の猛暑日といった条件下では、例え何時間、どれだけノンストップで快調に走ろうと、空調吹出口からは『除湿された温風』しか出ない(空調設定…A/C ON、設定温度Lo、AUTO、内気循環)。
そのような状況下において、どうしても外せない所用により、やむを得ず1〜2時間ほど休憩をせずに乗り続けただけで、軽度の熱中症になってしまったことも複数回ありました。
その後、車両を購入したスズキディーラーにて、新車保証でA/Cユニットの全数交換を実施したものの、状況は全く改善されず。
次車が納車されるまで、炎天下の猛暑日が予想される日は、なるべく日中に予定を入れないよう心掛けていましたが、どうしても出掛けなければならない時は、コンビニで冷えた2Lの水を2本買い、その飲み口に30cm程に切った水道用ゴムホースを差し込み、コンデンサーに満遍なく冷水を掛けるという、極めて原始的な対策を行なってしのぎました。しかし、そんな対策を行なったところで変化は微々たるもので、空調としての役目を果たしているとは到底言えない。
猛暑の炎天下の中、全くの新車に対してこのような作業を行ない、ただでさえうだるような暑さにも拘らず、周囲からの好奇な視線も加わり、本当にストレスでしかありませんでした。
2.コスト最優先で乗員を無視したサスペンション
純正の足廻り、且つ指定されたタイヤ空気圧であっても、市街地走行でごく日常的に遭遇する、路面のちょっとした目地段差や、路面より少し凹んだマンホール上を通過しただけで、『ガツン!!!』という鋭利で直接的な、とても耐え難い衝撃をそのまま乗員に伝えます。
さらに、衝撃の際の強さと音が、毎度、想像を遥かに上回るので、その度に寿命が縮む思いをします。
同乗するパートナーも『このクルマになってからは安心してうたた寝が出来なくなった。油断してうたた寝をしてしまったら、路面からの衝撃で舌を噛んでしまった。このクルマ、サスペンションやタイヤは本当に付いているの?』と…。
3.コスト最優先で乗員を無視した座席
座席内部のウレタン材の使用量を、極限まで減らしている印象。スカスカで、なんとも心許ない座席。
『コシ』とか『フィット感』など云々言う以前の代物。
パートナーは、このクルマで朝から丸一日出掛けた際には、夕方頃になると必ず『腰が痛い』と訴えていました。
元来、全く腰痛持ちではないパートナーも、過去にさまざまなクルマを乗り継いで来ましたが、腰痛を経験したのはこのクルマが初めてとのこと。
※大袈裟に聞こえるかも知れませんが、これら3つの根拠は全て事実であり、着色は一切していません。
○主観による結論
A/Cについては、日中炎天下の猛暑日で全く効かなくても、日没後は25℃設定でキンキンに冷えた風が出てくるので、明らかに容量不足。
もし、R1234yfが冷えにくい性質の冷媒であるなら、それを見越した設計にするべき。
(※事実、R1234yfを採用する他の軽自動車では、例え炎天下であってもキンキンに冷えた風が出てきます。他のユーザーで、冷房が効かないのは軽自動車だから仕方がない、と諦めて我慢している方もいらっしゃるようですが、冷房が効かないのはこのクルマの仕様であって、前述のとおり軽自動車だからではありません。)
昨今の夏の暑さは、確かに異常な暑さではありますが、去年、今年に始まった訳ではないので、決して想定外の暑さではないのです。
燃費やコストなんかより、命の方が遥かに大切では。
乗り心地については、車体そのものの極端な軽量化と、こちらも明らかに容量不足である、すぐに底突きをする低コストなサスペンションと粗末な座席が原因かと思います。
いくら、リアシートがロングスライド機構でレッグスペースが広くなろうとも、スカスカで腰痛を誘発する恐れのある粗末な座席と、まるで原付スクーターを想起させる乗り心地のサスペンションでは、あまりに申し訳なくて、大切なゲストなんてとても乗せられません。
このクルマの設計思想が、極端に『軽量』『低燃費』『低価格』へと振り過ぎ、その結果、クルマとして、そして乗用車としての基礎的な部分の設計と造り込みが、犠牲になったとしか思えません。
乗用車である以上、本来であれば先ず乗員のことを最優先に考慮して設計・製造されるべきはずが、『軽量』『低燃費』『低価格』というカタログスペックを最優先にし、乗員の存在をないがしろにした、いわば本末転倒のクルマであると思いました。
以上の理由から、現状のままでこのクルマの存在意義を見出すならば、カタログの中で使われているイメージ写真どおり、あくまでも日常生活の足や道具として、ほんの数km先の近所への買い物や送迎等といった、連続乗車時間ごく数分程度の用途に限定した方が良いと思います。その程度なら、炎天下の猛暑日で冷房が全く効かなくても、どんなに乗り心地が悪くても、なんとか我慢出来るでしょう。
私のようにメインのクルマとして、隣県程度へのドライブも楽しむといった、日常生活の範囲を超える用途に供するには、このクルマでは無理があります。
楽しかったはずのドライブや旅行が、思い出どころかストレスと疲労しか残りません。
仮に、このクルマの所有者自身が、自分のクルマでのドライブだから楽しいと思えたとしても、同乗者に対して同じ感想を求めるのは、あまりにも酷というものです。
令和7年9月13日
このクルマを使用し続けることに、心身共に限界に達した為、他社の軽自動車へ代替。
○車両情報
スズキ ワゴンRカスタムZ ハイブリッドZT 4WD
型 式…4AA-MH55S
車体色…ノクターンブルーパール(ZJP)
○その他メモ
・契 約 日 令和6(2024)年6月18日
・初度登録 令和6年7月
・納 車 日 令和6年8月12日
・納車時ODOメーター 7km
・放 出 日 令和7(2025)年9月13日
・放出時ODOメーター 15,000km
・所有期間 1年1ヶ月