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ととろ555のブログ一覧

2025年09月29日 イイね!

ストレート6に拘るBMWがV8、V10を作った理由。

ストレート6に拘るBMWがV8、V10を作った理由。直列6気筒に拘るBMWがV型エンジン、特にV8やV10を製造していたのには、直列6気筒とは異なる明確な理由と目的がありました。これは、主に高性能モデル、特に「M」モデルにおいて顕著です。

​1. 高出力化と排気量の拡大
​BMWがV型エンジンを製造していた最大の理由は、より大きな排気量と高出力を得るためです。

➀​直列6気筒の限界
直列6気筒は構造が長くなるため、エンジンの搭載スペースに制約が生じます。特にボンネットの短いスポーツカーや、衝突安全基準が厳しくなるにつれて、この問題は無視できなくなりました。

②​V型エンジンの利点
V型エンジンは、同じ気筒数でも直列型より全長を短くできます。これにより、より多くの気筒数(=より大きな排気量)を搭載し、高出力を実現することが可能になります。

​2. 高回転化とレスポンスの追求
​V型エンジン、特にMモデルに搭載されたV10は、F1の技術をフィードバックした究極の自然吸気エンジンでした。

➀​M5(E60型)のV10エンジン
このエンジンは、当時のF1マシンに搭載されていたV10エンジンからインスピレーションを受けて開発されました。高回転・高出力に特化し、最高出力は507psに達しました。V10ならではの独特のサウンドと、モーターのように吹け上がる官能的なフィーリングは、多くのファンを魅了しました。

②​M3(E92型)のV8エンジン
M3史上唯一のV8エンジンです。こちらも高回転型自然吸気エンジンとして開発され、高レスポンスと強烈なパワーを両立しました。直列6気筒では達成が難しかった圧倒的なパワーと加速力を、コンパクトなボディに詰め込むために採用されたのです。

​3. ブランドイメージとフラッグシップモデル
​V8やV10といった多気筒エンジンは、ブランドのフラッグシップモデルや高性能モデルにふさわしい「圧倒的なパワー」と「特別感」を演出する上で不可欠でした。

​➀高級モデルへの搭載
7シリーズや5シリーズなどの上級モデルには、より静粛性が高く、余裕のある走りを実現するために、直列6気筒の上位グレードとしてV8エンジンが用意されていました。

②​Mモデルの特別な存在感
V10エンジンを搭載したM5/M6は、「F1直系のエンジンを積んだ究極のスポーツセダン/クーペ」という、他のメーカーにはない唯一無二の存在感を確立しました。

​近年、BMWのMモデルは再び直列6気筒に回帰しています。その理由は、以下の通りです。

➀​環境規制の強化
排気ガス規制や燃費基準の厳格化に伴い、大排気量の自然吸気エンジンは不利になりました。

​②ターボ技術の進化
ターボチャージャーの技術が飛躍的に向上したことで、直列6気筒でもV8やV10に匹敵する、あるいはそれ以上の高出力を得られるようになりました。

➂​ダウンサイジング
エンジンをコンパクトにすることで、車体の軽量化や重量配分の最適化を図り、ハンドリング性能を向上させることができます。

​このように、BMWは「走る歓び」を追求するため、その時代の技術や環境に合わせて最適なエンジンを選択してきました。V8やV10の製造は、直列6気筒の伝統から外れた一時的なものではなく、あくまでも「究極のパフォーマンス」を追求した結果だったと言えます。
Posted at 2025/09/29 20:14:17 | コメント(2) | トラックバック(0)
2025年09月26日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【クロスクライメート 3シリーズ】

本企画への意気込みをお願い致します!


​モニターキャンペーン【クロスクライメート3シリーズ】の性能に強い関心を持ち、応募させていただきます。

​現在、サマータイヤをメインで使用しており、冬もサマータイヤを使用しており、実際はスキーとか、スノードライブを楽しみたいんですが、スタッドレスタイヤを購入し、冬に交換することに躊躇し、二の足を踏んでいます。また、予期せぬ降雪や急な気温低下に備える必要があり、手間とコストに悩みを抱えておりました。
​貴社の【クロスクライメート3シリーズ】は、ドライ路面での安定した走行性能と、冬場の突然の雪にも対応できる安全性を高次元で両立、スポーツ性能を備えたモデルもあることを知り、まさに私の理想を叶えるタイヤだと感じています。このタイヤを装着することで、私の日々の運転が激変、いままで諦めていたスノードライブも気軽に安心で快適に楽しめると確信しております。
​もし、モニターに選んでいただけた際には、以下の方法で「クロスクライメート3シリーズ」の魅力を積極的に発信し、貴社に貢献したいと考えております。

➀​詳細なレポート
買い物、週末のドライブ、そして楽しみな降雪地域での走行など、多様なシーンでの使用感を詳細に記録し、写真や動画を交えたレポートを作成します。

②​SNSでの情報発信
みんカラ、InstagramやXなどのSNSでリアルタイムな走行インプレッションを定期的に発信し、多くの方にタイヤの性能や利便性を伝えます。

➂長期的なレビュー
燃費の変化や摩耗状況など、長期的な視点でのデータも丁寧に記録し、購入を検討している方にとって客観的な参考情報を提供します。

​運転歴は38年で、年間走行距離は5,000km程度です。現在はCX-30 RSE(XD) AWDに乗っており、主に通勤買い物と週末のレジャーで車を使用しております。
​このタイヤがどれほどのパフォーマンスを発揮するのか、私自身がユーザー目線でしっかりとお伝えしたいと強く願っております。
ぜひ、私にその機会をいただければ幸いです。
​何卒、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
Posted at 2025/09/26 23:05:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2025年09月26日 イイね!

見慣れない車を見ました…。

見慣れない車を見ました…。横須賀の中心街を走ってると、
「原子力規制委員会 原子力防災車」と書かれた車をみました!
神奈川県には、原子力発電所はないはずですが…。
もしかして、「ジョージ(アメリカ海軍 原子力空母 ジョージワシントン)」で何かあったのかな?
ちなみに、「ジョージ」に搭載される原子炉は福島第一原子力発電所の1号機の約半分の原子炉出力を持っています。
もし、「ジョージ」がメルトダウンすると、半径20kmが規制区域となり、横浜市は北は西区まで、西は戸塚区までが出入りができなくなります。

見慣れない車を見ると、ちょっと不安になります…。
Posted at 2025/09/26 19:45:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年09月25日 イイね!

車のフロントガラスにある『黒いドット柄』は何?

車のフロントガラスにある『黒いドット柄』は何?車のフロントガラスにある『黒いドット柄』は「黒セラ」(黒セラミック)と呼ばれるもので、「フリット(frit)」とも言われます。単なる模様ではなく、車の安全と機能にとってとても重要な役割を担っています。
​役割は主に以下の3つです。

​1. 接着剤の保護
​フロントガラスは特殊な接着剤(ウレタンシーラント)で車体に取り付けられています。

➀​紫外線(UV)カット
黒セラは、この接着剤が太陽光の紫外線によって劣化するのを防ぐ日よけの役割を果たしています。接着剤が劣化すると、ガラスが車体から剥がれやすくなり、安全性が低下してしまいます。

②​密着性の向上
ガラスの端の黒い部分は、接着剤がガラスにしっかりとくっつくための粗い表面を作る役割もあります。

➂​目隠し
接着剤が見えないように隠すことで、外観をすっきりさせる効果もあります。

​2. 温度の均一化と歪みの防止
​ガラスのフチの黒い部分は、透明な部分よりも太陽熱を吸収しやすいため、急激な温度変化が起こりやすいです。

➀​熱の分散
黒セラミックのドット(点)柄は、濃い黒色から透明なガラスへと熱の伝わり方を段階的に変化させ、急激な温度差によるガラスの歪みやひび割れを防ぐ役割をしています。

②​視覚的な配慮
このドット柄のおかげで、接着剤を隠す黒いフチと透明なガラスの境目が滑らかに見えるようになり、視覚的な違和感を減らしています。

​3. 日差し対策(センターバイザー)
​特にルームミラーの周りにもドット柄が集中していることがあります。これは「センターバイザー」とも呼ばれ、ルームミラーとサンバイザーの間のわずかな隙間から差し込む太陽光を遮り、運転者が眩しくならないようにする日よけの役割を担っています。

​この黒セラミックはガラスに焼き付けられているため、剥がれたり傷がついたりすることはほとんどありませんし、自分で剥がすこともできません。小さなドット柄ですが、縁の下の力持ちとして安全運転に貢献してくれています。

車の中を見ると、「これは何?」っていうものが沢山ありますが、ちゃんと理由があるんですね。
Posted at 2025/09/25 22:49:50 | コメント(2) | トラックバック(0)
2025年09月23日 イイね!

BMWのMTの最大トルクが550Nmである理由

BMWのMTの最大トルクが550Nmである理由BMWのMT車で最大トルクが550Nmに設定されている理由には、いくつかの要因が複合的に絡んでいます。
​主な理由は以下の通りです。

​1. トランスミッションのトルク耐量
​最も直接的な理由として、マニュアルトランスミッション(MT)自体のトルク耐量が挙げられます。550Nmというトルクは、BMWが採用しているMT(例えばZF製の6速MTなど)が、信頼性、耐久性、そしてコストとのバランスを考慮して設計された許容トルクの範囲内であると考えられます。
​これ以上のトルクを許容するためには、より大型で頑丈なギアやクラッチ、シャフトなどが必要となり、トランスミッション自体の重量増加、コスト上昇、そしてシフトフィールの悪化につながる可能性があります。BMWは、高トルクを扱いながらも、ドライバビリティや信頼性を確保するための最適なバランスを追求していると言えます。

​2. ドライバビリティと操作性の確保
​大トルクのエンジンにMTを組み合わせる場合、クラッチやシフト操作に大きな負荷がかかります。

➀​クラッチの重さ
大トルクを伝えるためには、より強力なクラッチが必要になります。その結果、クラッチペダルが非常に重くなり、日常的な運転での快適性が損なわれる可能性があります。

②​シフトフィールの悪化
トランスミッション内部の各部品にかかる負荷が大きくなると、シフト操作が重くなったり、スムーズさが失われたりすることがあります。

➂​扱いにくさ
大トルクのMT車は、ドライバーの繊細なクラッチワークやシフトチェンジが求められます。特に低速域では、急激なトルクの立ち上がりをコントロールするのが難しくなり、ギクシャクした走りになりがちです。
​BMWは、Mモデルなどのスポーツカーにおいても、単に速さだけでなく、「駆けぬける歓び」というブランド哲学に基づき、ドライバーがコントロールしやすい、気持ちの良いドライビングフィールを重視しています。そのため、無制限にトルクを増やすのではなく、MTとの組み合わせで最大限に性能を発揮しつつも、扱いやすさを維持できる範囲でトルクを設定していると考えられます。

​3. 車両ラインナップ全体での役割分担
​BMWは、同じモデルでもMTとAT(多くはMモデルで採用されているDCTやトルクコンバーター式AT)の両方を設定することがあります。ATは一般的にMTよりも大トルクを許容できる構造になっており、例えばBMW M3/M4コンペティションのATモデルは、MTモデルよりも高いトルク(650Nm)を発生させます。

​このように、BMWはMT車を「ドライバーが積極的に操る楽しさ」を追求するモデル、AT車を「圧倒的なパフォーマンスと快適性を両立する」モデルとして位置づけ、それぞれの役割を明確にしていると考えられます。これにより、MT車の持つ独特の魅力を維持しつつ、より高出力・高トルクを求めるユーザーにはATモデルという選択肢を提供しています。

​BMWのMT車の最大トルクが550Nmに設定されているのは、単なるコスト重視やエンジンの限界ではなく、トランスミッション自体の物理的な許容トルクと、ドライバビリティ、快適性、そして車両ラインナップ全体での役割分担といった複数の要因を総合的に考慮した結果であると言えます。

複数の要因を総合的に考えて、「駆け抜ける歓び」を重視しているBMWですが、需要の低下が著しいのか、MTを廃止する方向のようです。残念です。
Posted at 2025/09/23 11:37:16 | コメント(1) | トラックバック(0)

プロフィール

「@うっきょ さん

こんばんは。
懐かしすぎます…。

あぶ刑事は見ないんですか?
あぶ刑事で日産「レパード」が出ていましたが、
当時は、「格好良すぎる…。」とため息をついていました。」
何シテル?   12/15 23:01
ととろ555です。 車が大好きです。 日産(R31 2ドアクーペ GTS-X→R32 2ドアクーペ GTS-t タイプM)→トヨタ(JZX100 ツアラーS)...
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