1st stage:エンジン載替え→S/C化
2nd stage:改造申請→リアブレーキのディスク化
3rd stage:ミッションのギア比変更
4th stage:OBD対応→ECU&センサー交換
5th stage:上記キャンセル→ブーコン設置
エロカワ号とは
エロ=官能的な動力性能・特性
カワ=感性を擽る優れたデザイン
をコンセプトにして、本気で遊ぶR2。ベースモデルは年改F型のグレードF+、ABSはOPです。
当初からの目的であった、S/Cのエンジンに換装したことによって、DOHC+S/C+AWD+MTの楽しいクルマとなりました。
たぶんCVTの方が速いと思います。あちらはトルクの美味しい領域を使いますから。でも、エロカワ号はCVT車両で感じる高回転域の伸び悩み感が無く、NAのようにスッキリと吹け切ります。元々が素性の良いユニットであることを十分に感じられます。
「改造申請を必要としないカスタマイズ」が原則。求める動力性能・特性を得るためには車両そのものを変更する必要がありました。もちろん保安基準は全て満足させます。
・・・でしたけれども。
リアブレーキのディスク化に伴い改造申請を行いました。作業自体の難易度は低いのですが、申請を通すにはそれっぽい資料や誠意に加えて、溢れんばかりの情熱が必要です。
改造申請についてはブログにアップしていますので、興味がある方はご参照下さいませ(申請に関する具体的なご質問には、諸事情により応じかねます)。
ECUやセンサーをステラD型に交換してOBD2に対応させています。汎用のスキャンツールで色々なデータを覗き見る事が出来ます。また燃料がハイオクからレギュラーになりました。
サスペンションは全調式の社外サスと純正アッパーマウントを組み合わせています。街中でのソフトさと、コーナーリング中のハードさが上手くMIXできたと思います。リアの無用な突き上げもありません。
フロントブレーキはスズキ車のキャリパーサポートとディスクローターを使って14インチ化しています。こちらは改造申請は不要ですが、14インチのホイールはほぼ履けません。
純正の超クロスなMTは、商用プレオと同じギア比です。SOHCなら面白い設定ですが、S/Cにはミスマッチ。なのでプレオRSのギアセット(ファイナルを除く)に交換しました。これにはミッションケースの普通じゃない加工が必要でした。ギア比変更により低速トルクが必要になったため、純正のエアクリーナーボックスに戻しています。
低~中速トルク強化のため、S/Cのプーリーを小径化しました。作業途中で簡単にできるプーリーの固定方法を思い付きましたので、整備手帳にアップしました。
ステラD型のセットから元々のハイオク仕様に戻しました。OBD2レスは残念ですが、低回転でのトルクアップにより、燃費を改善する事を目的としました。CVTのようにエンジンのオイシイ所を使う仕様ならレギュラー仕様でも問題ないのですが。
ブースト圧の安定化を目的として、PROFECを装着しました。ブースト圧は1.0で設定しています。それでもクラッチへのダメージが気になるところです。今後はPROFEC MAPでデータを収集し、適切な管理に繋げたいと考えます。
5速が長すぎる感じもあり、山間部の高速道で巡航する際は4速併用もあります。5速の入れ替えを検討中です。←パーツ終売