初年度登録平成8年で、グレードはデラックスです。
某銀行の現金輸送車放出品をヤフオクで落札入手した車輌です。荷台にはアタッシュケース盗難防止のチェーンが装着、車体にセキュリティー装置が装備されている車輌でした。
銀行頭取の実印が押された書類を持って陸運局に名義変更に行くのには、ある意味でスリルがありました。(先方はとくにどうこうなく事務処理なんですけどね)
車庫証明を取りに警察にいったときも、車検証を見て警察窓口で多々ありましたから...
で、私の名義になって発行されたナンバーが驚きでした。
銀行関係、役所関係にはごろ合わせのいいナンバーが割り当てられる傾向にあるとは噂で聞いていたのですが、まさかこんなのが降られるなんて。
おかけで、世間からは、変態車に変態ナンバーが付いている変人やー。と言われる始末でした。
見る人が見たら、その筋の車両なのねー。とまで勘違いされちゃいました。
そうそう、この車で駅前や病院の前を走ると、おばぁーさんが手を上げます。タクシーと勘違いしてくれます。
スーパーへ行くと、ガードマンにこっちこっちと搬入口へ誘導されることも多々あり。
役所関係に出向いた時にも、警備員に誘導された先は、役所の車が保管されているガレージなんてことも...
警察の検問でも、なにかと勘違いされるらしく、別枠で寄せられて「おはようございます。本日はどちらへ向かわれますか?」と飲酒検問とはあきらかに対応の違う挨拶されたり...
いろんな意味で別枠扱いされる車でした。
遊園地等の観光地に駐車していると、なぜか見知らぬ女性がこの車と一緒に記念撮影されるという変態ブリでした。
ともかく、女性にはとてもウケのいい面と風体をしていて、なぜか「カワイイ」といわれる車でした。
この車は交差点での貰い事故で左側面大破したのです。
保険会社は全損を指示、それでもこの車に乗り続けたい私は修理をいいます。
保険会社とおおもめにもめ、レッドブックじゃない、中古車屋店頭での平均価格まで修理代を出しやがれと交渉しまして...リビルド部品フル活用修理で復活したのです。
そんな中、経年によるいろんな部品のダメージがあり、保守部品が欲しいなー。とか考えていたところ....
クラウンワゴンの出物情報があり。
部品取り車体としてクラウンワゴンを娶ったのだけど....
このクラウンバンより、部品どり入手ワゴンの方が車体程度が良いということで、車両乗換となり、次のクラウンバンラブを挙手された方のところへ手放しました。