レンジャー　シーケンシャル　取説

≪ユニット取付前の下準備≫
ここでは右テールランプを例にしてます。
ユニットを取付するためにまずテールランプのレンズを外します。写真のように８ヶ所のネジ全て+ドライバーで外します。
これで外れない方は、ガラス用の吸盤があれば引っ張って外して下さい。外れた方は　④　に進みます。
外れない方は他の外し方を紹介しますので絶対に無理に－ドライバーでこじったりしないで下さい。レンズが破損したりしますので。

他の方法はテールランプの裏側からアクセスします。ここではウインカーレンズを例にしてます。
先にレンズの落下防止のために先ほど外したネジの右上と左上の２本を仮止めしておきます。次にテールランプ裏側の〇印のネジ２本を外します。蓋を開けるとソケットが４つ出てくるので写真のソケットを矢印の方向に回して外します。

ドライバーの柄のほうにハンカチなど柔らかい布で包んで、ソケットの穴に入れレンズを傷つけないように内側から押して外します。外れたら落下防止のネジ２本も外します。
これをブレーキ側もします。

≪ユニット取付≫
テールランプの表側から全ての電球を外しておきます。
次に付属のバックアップ材(小)をウインカーのインナーの段差のある部分に写真のように貼り付けます。
段差の無い所には1.3センチくらいに合わせてバックの方のインナーにも全て貼り付けます。(１２カ所)

ブレーキ側も同様にバックアップ材(大)を貼り付けます。
車検時などにユニットを外してバックアップ材も外す場合は、車検後に１００均で　ふすまの隙間テープを購入しハサミで切ればバックアップ材の代用として使えます。

≪ブレーキユニット≫
電球交換の要領でダブル球のソケットに差し込みます。口金のピンに段差があるので正しい向きで差し込んでください。シングル球のソケットは使用しません。

基板の裏の文字の向きを見て上下に注意して基板をはめ込みます。このままでも固定してると思いますが、しっかり固定したい方はテープを剥がして接着してください。

レンズをはめ込みネジで固定します。
これでブレーキ側は完成です。

≪ウインカー　バックユニット≫
〇印のバックLEDから出ている配線をバックソケット側に差し込みます。

こちら側の基板をはめ込み〇印の切り込み部分から配線を出します。

次にウインカーソケットに差し込みます。

シーケンシャルユニットも写真のように緑の面が見えるように入れますがスペースが狭いので①を斜め奥に入れてから②を入れます。それが難しい場合は一度バックアップ材を外して下さい。

配線がはみ出ないようにしながら基板をはめ込みます。
〇印の切り込み部分のみに配線が見えたらOKです。

付属のカーボンシートを貼って配線を隠します。
スイッチは写真参照で流れる流れないの切り替えができます。

同様にレンズを取り付けます。

左の写真のようにソケットを外すと〇印の流れるスピード調整ができます。
ノーマル点灯で使用やスピード調整しない方は左右のスピードのタイミングは合わしてあるので触らなくても大丈夫です。
スピードの調整はユニットの下の方のツマミを＋ドライバーで回します。時計回りが遅く、反時計回りが速くなります。
ハザード点灯させながら左右共に同じスピードになるように調整して下さい。間違って上のツマミを動かした場合は時計回りいっぱいに回して下さい。
※＋ドライバーでユニットを押さえ過ぎないように。(故障の原因)　　　シーケンシャル　ノーマル切り替えはレンズを外す必要があります。※

≪ハイフラ防止抵抗の取付≫
(これはプロフィアの画像を引用してます)
抵抗器の線を純正のウインカー線とアース線に取付します。カプラーから出てる線の黒色(マイナスアース)と緑色(ウインカー＋)の線の２カ所です。抵抗器本体を設置しやすい場所が決まったら配線を束ねてるビニールテープを剥がしてエレクトロタップで取付します。カプラーより車体側の線でも間違ってなければ大丈夫です。
抵抗器は＋－の極性は無いので線の向きはどちら側でもＯＫです。
※抵抗器はハザード連続点灯時は温度が２００℃以上になるので放熱の良い熱にも強いシャーシ部分などにステーやボルトナットなど利用して取付して下さい。車によってシャーシ部分のボルトナットの穴の有無や形状が違いますので、ベストな位置を見つけて下さい。(最後のページに配線図あります。)

抵抗器本体の設置場所が決まったら、抵抗器の線を純正の線にエレクトロタップで取付けます。

写真のようにプライヤーでかしめます。

写真のようにエレクトロタップの金具が食い込んで内部と接触してたらＯＫです。ウインカーＯＮでハイフラになる場合は接触してません。(あまり何回もかしめ過ぎると線を切断するかも知れないので加減して下さい。)
写真は分かりやすくするためにエレクトロタップをオープンしてますが、ハイフラになってなければオープンする必要はありません。また右側のフタも閉じて下さい。
これを緑(＋)黒(－)の２カ所します。

(これはプロフィアの画像を引用してます)
テールランプの下方のステンレスに穴がある場合は写真のように抵抗器の端の突起部分をボルトナットで挟んで締め付け固定出来ます。

念のため、ハイフラ防止抵抗の配線図です。