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りがとみ~ぬのブログ一覧

2018年03月17日 イイね!

除雪機の故障騒動


この冬、シボレー・クルーズのことを知る直前に、ウチの除雪機の故障をきっかけに「機械は大切に扱うべし」と思い至った出来事を振り返る。

ウチの除雪機の事情

我が家には除雪機が2台ある。一台はホンダ製で4年前にエンジンがかからなくなって使わなくなった。代わりにヤンマー製のかなり古いものを知人に譲ってもらい、以後の冬を乗り切ってきた。

ヤンマー製のはかなり古くて、型番からすると20年落ちのものだった。「動くあいだは…」と思って使っていたが、今季の冬に入ってからいよいよおかしくなってきた。
・ギヤが低速/高速の内、高速しか使えない
・エンジンがかかりにくい → 全くかからなくなった
・辛うじてエンジンがかかっても、前進も後進もしない。刃が回るだけ

そして年が明けて、寒波がもうすぐ来るという予報のときに、とうとうニッチもサッチも行かなくなった。車関係の仕事をしているOさんに相談して、診てもらうことになった。


機械との付き合い方 1

「俺も除雪機のことは(専門外なので)分からんゾ」という断りを受けた上で、さまざま診てもらった。

氷点下5度くらいの小雪がちらつく天候の中、今まで開けたことのない蓋を開けて、今まで見たこともなかった様々な機構を覗かせてもらった。
・ギヤが高速しか動かないのは、低速用ベルトのゴムが外れていため
・エンジンがかかりにくいのは、鍵の真下にあるヒューズの接触がおかしいため
・前進も後進もしないのは、、、ギヤが削れすぎてイカレてしまったため

…このような原因を、機械オンチのこの頭でも容易に理解できるくらいにハッキリと確認させてもらった。

全ての原因が明らかになるまで5時間くらいかかった。
「どうしてこんなになるまで放っておいたのか」
「機械は小さな故障の内に原因を探り当てて対処していかないとダメ」
「放っておくと、小さな故障が大きな故障、取り返しのつかない故障に繋がって買い替えることになる」

…このような極意を時折厳しい口調も交えながら、切々と教えてもらった。

結論としては、「この除雪機はもう使えない」ということだった。ギヤがこのようになってしまっては、メーカーでもどうしようもないハズとのことだった。「ヤンマーの支店に行ってこい」とのことだった。

機械オンチの私にはそこまでのことは理解できなかったが、翌日、支店に行ってみると、確かに「もう年式が古すぎて修理するよりも新品を買った方がよい」と言われた。


後進に入れると赤丸部分からギヤが飛び出してくる。私の目にはこれしか映らないし、探し当てるのにもだいぶ時間がかかったが、この一点で以て使い物にならないらしい…。


機械との付き合い方 2

まだみんカラのことも知らず、機械弄りが好きな感覚も全く分からない自分には、この時点でもまだ半信半疑だった。

「ギヤさえ交換できればまだまだ使えるのでは!? 刃は立派に回るのだし…」

このように思っていたが、機械オンチな以上、修理のしようがない。部品がまだ出回っているとして、それを手に入れる方法も知らない。部品が手に入ったとして、重い除雪機を持ちあげて、ミッション部分を弄る手段もない。

明日から最強…とか言われる寒波が来る状況で、今まで頼りにしていた除雪機が使えなくなってしまった。正確には、いま置かれている位置から一歩も動かせないことを認めるしかなかった。


頼りにしていたモノを失う不安

除雪機が動かせないとなると、家の入り口の雪を片づけられないため、車を出すのも一苦労になる。除雪車が寄せていった雪の山を除けないと車を出せない。いわば日々の外出が困難になる。

車検を前に車の買い替えが必要なことも知っていたため、除雪機が先か車が先かの状況に置かれた。「(合計で)いくら金かかるんだ…」という不安に駆られた。


ただし残るホンダ機の故障の原因も分かってきたので、そちらを試すことになった。いわばセル・スターターがかからないだけであり、手動で動かすことが可能だった。

今だから「マニュアル」とか「リコイル・スターター」という名前を知っているが、とにかく、その始動方法は消防団の小型ポンプとか草刈り機で経験済みなので、私でも動かすことができた。

お世話になったOさんからは、、、
「長い間使っていなかった機械は、いきなり動かすと壊れることがある。グリススプレーでギヤとか金属が擦れる部分を円滑にせよ」
…と電話で教えてもらった。もう吹雪もそこまで来ていたので、急いで試した。


機械の性格の違い

そうしてこの冬は何とか乗り切ることができた。新しく買うのは、車だけで済んだ。

ギヤがダメになったヤンマー製の除雪機は、今も動かすことができず、雪が融けた駐車場の中央付近に置きっぱなしになっている。
ホンダ機はいちいちリコイルを回すのが面倒だが、「除雪するぞ!」って気合いが入るので、やがて気にならなくなった。弓を引くような動作も何となくカッコいいかも(!)。


また、ヤンマー機とホンダ機の違いも如実に知った。いわば農機具メーカーと乗り物メーカーの違いがある。

結論から言うと、豪雪地帯ではヤンマー機の方が断然いい。積もったばかりの雪はどちらも飛ばせるが、一度晴れ間を迎え、融けて圧縮された厚い雪になると、違いが生じてくる。ホンダ機は厚く固まった雪にぶつかると、その上に乗り上げていってしまうのだ。
何度もバックして、自分が作った坂道に突入し直すことになる。
今まで馴染みだったヤンマー機には、そんな使いにくさはない。

ホンダ機は乗り物として優れていて、高速ギアだと積もったばかりの新雪の上をまるでスノー・モービルのようにスイスイ移動する。しかしそれは「除雪」の役には立たない。

固い雪に激しく突っ込むと、刃を守るためだったか何だかで、頻繁にピンが飛ぶ。いちいち購入して嵌め直さなくてはならない。大雪のときには、買うのも嵌めるのも一苦労である。

このように、ホンダ機はどちらかというと豪雪地帯には向かない。


まとめ

今回の一件で、まず赤文字で記したような機械の極意は、痛いほどに分かった。【機械は整備しながら大切に扱うもの】という当たり前のことが、ようやくこの歳になって自分にも分かってきた。

まず除雪機にギヤやエンジンのオイル交換が必要なことも知らなかったのだ。何となく知ってはいたが、具体的にどうするかの方法を知らなかった。調べる手段も考えつかなかった。
…けれども、この一件のおかげで、今は何でも自分で調べて整備して長く使っていこうという気構えがある。

あと前述したメーカーによる機械の性格の違いも、何度も味わった結果、何となく面白く思えてきた。

そして何より、機械が機械としての役目を果たせなくなったときの残念無念な感じも、嫌というほどに知った。機械は使えなくなると、単なる重たい鉄の塊になる。

ヤンマー機は、もう業者さんに頼む以外に、今ある駐車場中央付近から動かすことができない。人の力では50cmも動かせない。軽トラに積むにしても、どうやって持ちあげて積むのか私たちはまるで知らない(これから考えていく)。

つい数か月前まではまずまず私たちの役に立っていたものが、今はとにかく残念な鉄の塊でしかない。大切に扱ってこなかった自分たちが悪いのだが…。


このように、機械は大切に扱うもの、大切に扱わないと悲惨なことになるという意識が芽生えてから、シボレー・クルーズと出会うことになったのだった。
年式の古いタイプなので、大事に使っていかないと早々にお別れすることになるかもしれない…。
2018年02月19日 イイね!

シボレー・クルーズとの出会い・オマケ


(前回からの続き)

雑感

結局のところ、自分はハッチバック式のコンパクトカーが形的に好きなのだろう。
今回で3台連続である。それも10~15年落ちの年式で安く買って、5~7年乗る。

そして車を何よりも生活のための道具としてしか見ない。目的地に向かったり、人や物を運ぶための道具として第一に考える。
素早い加速とか、いわゆる走り屋的なことに興味がない。改造にも興味がない(これから多少は変わるかもだが)。


目移り

契約を結んでからも、世の中のクルマに対する興味は膨らみ続けていて、今はすれ違うクルマの車種を逐一チェックするようになった。

シボレー・クルーズに至る決定を変えるつもりはないけど、それでもいろんなクルマに惹かれる。

思いきってスズキのイグニスや発売されたばかりのクロスビーの新車でもよかったかもしれない。
今回のクルーズと同じ価格帯なら、ホンダのフィットやマツダのデミオのような競合車種の方が燃費などのスペックが優れている。ただし遠くに行かないと買えない。

ダイハツのタントやホンダのN-Boxも、見るたびに「便利だろうなぁ~」と思うけれど、車高の低さから雪道で頻繁にスタックしてしまう気がする。


吹雪の様子を撮影してみた。こういうところを軽自動車で通れる自信ない…。


まとめ

クルマ探しがこんなに面白いとは思わなかった。自分の人生と正面から向き合うことになる。住んでるところ・仕事内容・稼ぎ・貯金、、、綺麗事抜きでこれらと正面から向き合い、真剣に考えていくことになる。
たくさんの人とクルマのことで話すようになった。とりあえず最低でも5年は乗りたい。
2018年02月18日 イイね!

シボレー・クルーズとの出会い・後半


よいところと悪いところを考える

(前半からの続き)

わりと近場の販売屋さんで売ってたので、すぐに見に行った。
仕出しのオードブルや御弁当は問題なく運べて、後部座席が少し狭いけど人が5人くらい乗れて、車高の高さから山道・雪道にも強そうで、草刈り機を積めるだけの長さもそこそこあって、何よりも購入価格が安かった。

「シボレーとスズキが共同開発したクルーズってクルマがあったんか~。これなら自分のライフスタイルにピッタリなんじゃ…(゚Д゚)?」
…とその日のうちに第一候補に躍り出た。

問題なのは、、、
・実際の走行性がよく分からない
・毎年の自動車税や燃費、任意保険も含めた維持費が他の候補より劣る
という点だけだった。


スズキとの共同開発という点

走行性については、スズキの Kei に同乗させてもらった経験がある。
いつもの山仕事の悪路を、大人3人+仕事道具でギュウギュウ詰めになりながら走った。「こんなに小さなクルマがこんなギュウギュウになって大丈夫なのかな???」という心配は30秒くらいで吹っ飛んだ。
スズキの Kei は凄まじい小回りを効かせてグイグイと悪路を進んでいった。登り坂も何のそのだった。

たぶんターボ機能付きだったんじゃないだろうか。
「そんなスピードでこのカーブに突っ込んだら落っこちるよぉぉぉ落っこちない落っこちない、曲がった曲がった! スゲェ、なんですかこのクルマは(゚Д゚)!?」
…という驚きの連続だった。

なのでスズキというメーカーの技術には一定の信頼を持っていた。
シボレーという有名な外車ブランドとの関係がよく分からないけど、車体部分をスズキが担当しているのなら、かなり前向きに考えられる。


維持費に対する不安

いきなり外車扱いのクルマを買うことに反対する人もいた。
「部品がない!あっても高い!任意保険も高い!(クルーズだと)年式古い! なので自動車税も高い! アンタ大丈夫なの? 乗り続けられるの?」
…このようにまくしたてられた。

「手放した人も知ってるよ! "こんなに金のかかるクルマ、乗ってられない"って言ってたよ!」
…具体例も挙げられてしまった。

しかしこのうち自動車税については、他の候補との購入価格も含めた比較が可能。
「購入価格+年間の自動車税」を候補ごとに並べて、何年経つとシボレー・クルーズとイーブンになるのかを考えてみた。
するとクルーズの購入価格があまりにも安いため、7~10年はかかる計算になった。
つまり、10年くらい乗ってやっと同じ金額になるようなお買い得車と考えることができる。

次に燃費と部品…。これは今の自分には分からない。乗ってみないと分からない。
スイフトの部品を様々流用できるって話しだけど、クルマに詳しくないので、何ができて何ができないかの細かい点が分からない。
こうしてこの巨大SNSにお邪魔して、情報収集させてもらうことにした。

最後に任意保険。これも今の自分には分からない。外車乗っている友人にいろいろ相談してみることにする。


いい歳こいて…

実際の話し、ここまで問題点を明らかにして自分で覚悟を決めてみたら、急にボウタイのエンブレムや赤くて丸いテールランプが愛しく思えてきた。このクルマと一緒に生きていく暮らしが夢のように思えてきた。

そりゃ未知の買い物をする不安もある。でも自分のライフスタイルには間違いなく合致する。
この「上手くいくかどうか分からない不安」も引っくるめて、自分で考えて探し当てたコンパクトカーを乗ってみたい…と思い焦がれるようになった。

「今さら他のクルマを選んでも、「あの時のシボレーだったら」と後悔するところもあるに違いない」
「ここまで深く考えたのなら、多少の問題が起きても大丈夫!」


このように自分なりに慎重に考えた上で購入の契約を結んだ。
要するに一言で言うと、ホレこんでしまったのである。大切に乗っていきたい。


ここで述べるべきことではないが、販売側が悪徳業者で、乗ってすぐに壊れて修理代が高くついたなんて心配もないように、ちゃんと保証内容にも目を通した。

なので維持できるかどうかだけが不安…。楽しみ半分、不安半分な状態である。
2018年02月17日 イイね!

シボレー・クルーズとの出会い・前半

現在納車待ちのシボレー・クルーズ…。実は存在を知ってから、まだ1か月も経っていない。クルマのことは全く知らない人間だったけど、この1か月でずいぶん変わった。怒涛のような変化だったので、落ち着かせるために少しまとめてみる。

まず「chevrolet = シボレー」というところから

「chevrolet」は「シボレー」と呼び、有名な外車の一種であることは知っていた。
たぶんクルーズかMWの真後ろを走ったことがあるのだろう。ある日、前のクルマを見ながら「チェブロレット? 聞いたことないゾそんな名前…。フランス車だとするとシェブロレ、、、あ、これがシボレーか!」と気づいた記憶がある。たぶん5年以上前…。

でもシボレーの車種までは知らない。親会社がGMで2000年ころスズキと業務提携し、ソリオを元にMW、スイフトを元にクルーズを共同開発したとかその辺の話しは、購入を決めてから無理やり知ったことである。


車の買い替えを迫られる

初代デミオの車検の時期が近づき、車屋さんから「かなりかかりそうだから、クルマを新しくした方がいいな」と言われた。1月中旬のことである。

前々から覚悟はしていたが、3台目の自家用車を買うことになった。
まず自分のライフスタイルを見つめ直す。ぶっちゃけると自分の仕事・生活は、、、
・山に入って山菜やキノコを採る。実家の店に預け、料理にする
・オードブルやお弁当を仕出しとして運ぶ
・買い出しで頻繁に街に行く
・お客さんを乗せて移動することもある
・山の整備で草刈り機などの汚れた道具も運ぶ
・雪国暮らしである
このような自営業者である。

それを元に乏しい知識で弾き出した条件・候補は、、、
・仕出しをたくさん積める広さ・高さ。草刈り機が積める長さ。
 +椅子を倒しても段差が生じないこと。
・雪道と山道を走るときのそれなりの走行性・安全性。
・予算は30~50万。あまりローンは組みたくない性分。…なので中古でよし。
・でもできれば維持費は安く、デザインも好ましいもの。

   ↓ ↓ ↓

1、ダイハツのタントやホンダN-Boxのような軽トールワゴン。4WD厳守。
2、デザインを我慢してフツ~の軽ワゴン
3、現行のハッチバック式コンパクトカーで大きめのもの
こんなクルマやそれと一緒に暮らす未来が思い浮かんだ…。


インターネットの存在をきっかけに

カーセンサーのサイトを見つけ、頻繁に訪れるようになった。それまでは雑誌を手に取ったこともなかったが、たくさんの中古車をくまなく調べられる世界を知って、すぐに夢中になった。
しかしネットの画像では、具体的な車体の大きさや車高がつかめない。その辺は街を走りながら、実物を見てチェックするようになった。

2週間くらいで、クルマ探しが大好きになっている自分に気がついた。
インターネットのテキスト情報と、街の実物の具体的情報を交互に読み取って、様々なクルマのイメージをつかんでいく。
スーパーにズラリと並んでいるクルマの後ろに回りこんで車名をチェックし、カーセンサーでスペック等を調べあげた。
逆にネットにズラリと並んでいるクルマのテキスト情報を読み込み、テキストだけでは知ることのできない具体的イメージを、街で見かけた実物で補った。

「ダイハツのタントだと、荷物も人も問題なく運べるで間違いなさそうだけど、山道・雪道が心配だな~。あと予算的な問題が…。でも毎年の自動車税は安いゾ???」
「フツ~の軽ワゴンだと維持費が最も安く済みそうだが、デザイン的な問題が…。このような内装のがマイカーだと流石に悲しいかも…。そして購入価格が結構するものなんだ…」
「結局、今のデミオのような車体ので、山道・雪道にも強くて、荷物も多少積めそうなのがいいのでは???」

「ハッチバック」や「コンパクトカー」という言葉も知らない状態で、このように思い始めていたときに、ついに見つけたのである、「これだ!」と思えるクルマが。

(後半に続く)
2018年02月16日 イイね!

初代デミオとの別れ

クルマを愛する世界なんて全く知らない人生だったけど、さすがに7年弱も乗ってると思い出がたくさん募る。別れを意識することになる。

安くてボロいクルマだったけど、いついかなるときも自分の暮らしと共にあった。

自分が嫌になって、「こんな人生終わってしまえばいいんだ~(# ゚Д゚)!」と暴走気味に走ったことがある。時速50kmの直線を80kmくらいで少し走って、「…これで事故って社会に迷惑をかけてはいかん!」と我に返った。

優先順位を間違えて、事故りそうになったこともある。夜中で標識がよく見えなかった。相手の怒りのクラクションが忘れられない。

よくDTM作品のデモ音源を鳴らしていた。様々な環境で聞きこんで出来をチェックする必要がある。…つまり自分がプロのアーティストだったら、ボーナストラックに収められるような貴重な音源を聴きまくっていた唯一の存在と言える。

それから、車中カラオケでF.マーキュリ―とかプリンスとかE.フレイザー等の外タレの物真似も頻繁にやった。上手い下手は関係なく、誰も知らないところで彼らになり切ることで、冴えない自分を超克する意味合いがある。
そういう自分のお恥ずかしい一面を知り尽くしている唯一の観客とも言える。

このように様々な想い出がつまっている。


一番忘れられないのは、ホンシメジを大量にゲットした喜びのあまり、山中でドアロックしてしまったこと。
「ワ~\(^o^)/」って気分で、鍵と一緒にハケゴをトランクに置いて、そのままガシャンと閉めてしまった。電話も通じないほどの山奥なので、誰も呼べない。他の車が通りそうな道まで歩く気も起きない。夕暮れ時のため、何をするにも素早い決断が求められた。

幸い窓を5cmくらい開けていたので、腕を突っ込んでロック解除することにした。本当に山奥で、大声を出しても誰にも心配されることがない。バイザーの存在が問題だったが、「うおおおお(# ゚Д゚)!」という怒号とともに軟体動物の物真似が始まった。
バイザーがあるために、いったん腕を上に向けてから、5cm弱の隙間に通して真下に伸ばすことになる。筋肉が圧迫され、関節に激痛が走るたびに怒号で堪えた。薬指と中指の爪の部分でようやっとロック解除のアレをつまめる距離関係だったが、固くて引っ張れない。

本当にバイザーが無ければ、または割ってしまえば、楽にロック解除できる状況なのだが、何とか届きそうな気もする。当に自分とクルマ(車体・構造・機構)との語らいだった。

このような隙間に手を突っ込まざるを得ない状況に陥った(^^;

プロフィール

「ハスラー搭乗日記3~4週目 http://cvw.jp/b/2925090/48491529/
何シテル?   06/17 21:12
りがとみ~ぬです。車には20年近く無関心だったけど、突然変わりました。よろしくお願いします。 その他の出没場所: ツイッター(音楽関連)→ https:...
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