今宵は
拘束日・・・
呼び出される前にもう一本アップしておきます ^^;
毎年尾道を訪れる理由は多々ありますが、古くから港町として栄えたこの街には確固たる
「文化」が存在しています。「食」に関しては決して豪華ではありませんが本当に美味しいモノを求める
「気概」とそれに応え供する
「店」があります。
漁港もあり良いものを手頃な値段で楽しめる大いに魅力的な
「食の街」
それを体現する最もディープにしてコアな場所が
「新開(シンガイ)」
"warning" 以下「みんフラ」です。空腹時の閲覧は危険を伴う場合があります♪
一夜目はここから
「尾道玉扇」
「からこげ」
ハオコゼの揚物、ビールの当てに最高!
「シャコ酢」
旬は初夏までといわれていますが冷凍していない鮮度の良い個体は十分に美味。
尻尾の方から腹側、次に背側の殻を剥がし身をいただきます。ツメの肉も忘れずに^^;
今夜の
真打ち登場!
「ガザミ」
良い大きさのワタリガニが入っていました。海鮮の師匠曰く、内子の入った冬のガザミが有名ですがこの時期のオスも実に美味。このべっとりと付いたミソが極めて濃厚!ワタリガニというと鍋の出汁くらいにしか考えていませんでしたが侮る事なかれ! 締まった身の美味しさも手伝い食べるのに夢中でビールの減りも少なめでした(爆)
「タイラガイのバター焼き」
歯応えと味はホタテ以上、値は半分!
グルタミン酸やイノシン酸、グリコーゲンやコハク酸といった旨味成分が詰まっているそうです。
「アコウの煮付け」
小ぶりですがさすが瀬戸内の
最高級魚、ほど良い火加減も技を感じます。
「アコウダイ」ではなく標準和名は「キジハタ」
「メバルの焼き」
関西の赤メバルのなかでも瀬戸内産は極上だそうです。
くせのない適度に歯応えのある白身は焼いても煮付けても良く合います♪
魚はすべて海鮮の師匠がこの夜のラインナップをチェックしセレクトしました!
さて、この夜は珍しく一軒目で「刺し」をいただきませんでした。
そこで二軒目は
「あかとら」
オープンして数年ですが早くも常に満席となる銘店
刺しを想定して最初から冷酒
「天寶一」「賀茂金秀」などをチョイス
来ました
「トロカツオの刺しと鰆のタタキ」
いずれも脂がほど良く乗って美味!
もう一品
「カワハギの薄造り」
顔つきはウマヅラハギでしょうか?
くせのない肝がたまりません♪
カシラはもったいないので別途調理してもらいます。
「地物アカウニ」
表面のツブがしっかりしており身も大きめ♪
山葵と一緒に海苔に包んでいただきます。
実に濃厚な味わい
「アカニシ貝の壺焼き」
バター炒め、刺しは経験がありますが壺焼きは初めて!
コリコリとした食感はクセになります。
そしてカワハギのアラで作ってもらった
「潮汁」で〆ます
尾道では味噌仕立てにすることが多いそうです
夜も更けて参りました。〆のBarは
「cerisier スリジエ」
この3月にオープンしたばかりの穴場的なBar、スリジエとはフランス語で「桜」
良い雰囲気♪
奥には「JBL paragon」
伝説的なスピーカーだそうです、アンプもマッキントッシュ!
LAPHROAIG 30yearsをチョイス
特製「生チョコ」
口の中でいとも簡単に溶けてしまいます。
シングルモルトとの相性も抜群♪
バーテンダー氏は日本ソムリエ協会認定のソムリエ
テーブル下からのライティングは幻想的な視覚効果です。
伝説のBar「
暁」が休業して早半年、寂しい限りでしたがこのように素敵なBarが誕生する下地がこの地にはあるのでしょう。
旅の備忘録「みんフラ」
長スクロールにお付き合いいただきありがとうございました。
二夜目も準備ちぅ(笑)
ブログ一覧 |
美食 | グルメ/料理
Posted at
2008/09/24 00:16:08