パワーウインドーモーターを分解
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先日、突然動かなくなった運転席側のパワーウインドー・・動いたり止まったりと調子が良くありません。
モーターを外して調べてみました。
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モーターをレギュレーターから外す前にレギュレーターのギヤの部分が動かないように固定してから外します。
いきなりモーターを外すとバネの力でレギュレーターが弾かれて危険です。
私はレギュレータに空いていた穴に回り止めのビスを入れて固定してからモーターを外しました。
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モーターをバラします。
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ブラシホルダー部分・・画像の左側にポイントの接点のようなものがあります、これはブレーカーです。
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拡大するとこんな感じ・・これはアース回路に組み込まれていてモーターに過負荷が掛かった際に過大電流でバイメタルのアームが発熱して反る事で接点を開いてアースを断ち、配線等の焼損を防ぐものです。
これはバイメタルが冷えれば復帰するようになっています、今回は接点の研磨やアームの圧着力の調整を行いました。
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モーターを組み立て作動テストをします。
組む時の注意としてモーターのケースを被せる際に向きを逆に付けるとモーターの回転方向も逆になるのでバラす前にケースの向きを確認しておく事が大事です。
作動テストをすると動いている途中で止まってしまいます、どうもギヤの回転が重いようです。
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ギヤの部分にはシムが入っているのですがシムが変形して噛んでいるようです。
変形したシムを取り払い、同径の薄いワッシャーに交換しました。
組み付けて作動テストをすると今度は連続回転させてもモーターは止まりません。
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レギュレーター、ガラスを組み付けます。
ガラスのガイドブロックが無いので応急的にゴム板を巻いてこんな感じで取り付けました、これでも結構ガタが止まりました(笑)
ウインドーを何度も上下させましたが今度は何度やっても止まる事はなくなりました、ただ昇降のスピードは相変わらず遅いですが(笑)
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