
前回の続きです。
前回の最後にちょっと過激な書き方をしましたが、知らなかった故にとんでもない事になったケースを挙げていきます。
先ずは比較的真面なケースから。
これは実際にあったケースですが、新車を購入し、波板鋼板付きの頑丈なガレージで保管。
走行中も特に問題があった訳でもなく、その人物は諸事情で購入1年後に車を売却しようと査定に出しました。
・・・で、見積結果ですが・・・・
雹害判断で全損扱い
300万で購入した車の買取金額が、たった1年経過で全損扱いとのこと。信じられないと思うかもしれませんが、本当に実際にあった事です。
一般的な目では何も無いように見えても、査定士が見ると問題が色々見えてくる事も結構あります。
熟練の査定士なら、板金塗装をした部位は直ぐに判断できるので、例え、事故車扱い部位でなくとも板金しただけでも査定額はそれなりに落とされます。
メーカー名は伏せますが、某有名メーカーでも雹害車を普通に新車として販売していたケースもあったり・・・
まあ今回は多少なりとも買取値段が多少付いているので、まだマシな方です(自分が経験したら最悪ですが)。
もう一つの酷いケースが、ルーフをデントリペアで修復したケースとかです。
デントリペアは歴史が浅く、まだまだ全体的に熟練しているとは言えない状況ですが、特に巷の怪しい?中古車業者であるのが、雹害などで傷んだルーフをデントリペアで直すケースですね。
雹害もそうですが、特に豪雪帯などで自宅の屋根から雪の固まりが車のルーフに落下してダメージを負うなどなど。
車のルーフですが、ボンネットやトランクと違いパネル板の厚みが薄いので、ダメージがごく簡単で小スペースでもない限り、板金塗装で直す事はまずやりません。
「ルーフを板金でやる」と宣う業者は回避した方が得策です。
なので、基本はルーフ交換になります。
この辺りを熟知されているなら、これだけでも修復歴車扱いになりますね。
・・・で、さらに酷いのは、このルーフ交換で大事な車が巨大な鉄屑になってしまうケースで・・・・
特に近年で、自動ブレーキなどの衝突軽減や自動運転(支援含む)が装着されている車のルーフ、フロントガラスの整備等では、カメラやセンサー周辺の部品脱着が禁止されています
2024年からOBDが車検項目に入ったのも、これらが原因の一環とされていますね。
ただ、どうしても修理をしないといけない場合もあるので、その際は脱着禁止指定部品の整備後に「エーミング」という作業が必要になります。
詳しく書くと長くなるので簡単にしますが、
車を購入して、その後の何らかの原因でルーフやフロントガラスを損傷、非認定業者がカメラ周辺の部品を剥がし、デントリペアでルーフ修復やガラス交換など・・・
この後にOBDから何もエラーが出ないと幸運ですが、エラーが出たら最悪です。
問題としては、まず、車検に通らない事が一つ。
で、困った挙句、その後に真面な業者(メーカーDとか)に「何とかをしてくれ」と言っても、間に非認定業者が入るとその後は何も出来ないという法律があるので、残念ながら如何しようもありません。
車検に通らない → その後の真面な業者が何もする事ができない → 鉄屑化
となります。
ちなみにコレ、今、お付き合いしている整備工場の経営者とで先日会話した話です。
こういう問題が最近方々で挙がっているそうです。
まだ続きますが、今回の最後に一つだけ。
「○○海上」と付く保険会社は対応が悪い事が多いので、事故や自損などで担当者と会話する場合、必ず録音をする癖を付けましょう
iPhoneならiOS18.2から通話録音できるので、それを活用するのも良いでしょう(18.1は不安定な場合があるので注意)。
ただ、「録音します」的なアナウンスが流れるので、それを回避したいならICレコーダーを使ってスピーカー通話すると良いです(※これは法的に「当事者録音」となり、盗聴になりません)。
それと、自車がスポーツ系の場合は、加害者の保険会社担当から過失割合を良くしたいせいか、「貴方が悪いでしょ?」的な発言をされる事があります。
なので、過失割合が悪くない場合はドライブレコーダーで確認できる等で強気な発言をした方が良いです。
暴言にならない程度で強い発言をした方がお得です(笑)
これは次に詳しく書きますが、保険会社のネット特約は安価な場合が多く得策に思いますが、私は極力代理店での契約をお勧めします(結局、後で得をする場合が結構ある)。
まあ、保険を熟知しているなどのプロ級ならネットでも良いですがね。
Posted at 2026/01/27 03:14:42 | |
トラックバック(0) | 日記