以前、Q&Aで宣言した、
「社外メタキャタ+社外マフラーを純正ECUで管理するとどうなるか?」
という内容を検証してみました。
GC/GF世代から、
「社外メタキャタ+社外マフラーだと、純正ECU管理ではオーバーシュート現象が起こりやすく、ECU書き換えが必要」
というのが定説でしたが、今回、時間が取れたので、実際はどうなのか検証してみた結果報告です。
私は現状、フラッシュエディターでパワーライターのデータを現車していますが、フラッシュエディターの利点?でノーマルECUデータに直ぐ戻せるので、
「社外メタキャタ+社外マフラー+純正ECU」
の状況を作ります。
ただ、元々の設計上のEJ20よりもハイパワーを無理やり出している理由で、
燃調が狂うと直ぐにブッ壊れる特徴があるエンジンである
ことから、毒キノコから純正エアクリBOX換えておきました。
さらに、実験でエンジンを壊してはアホなので、2回しか行っていません。
実験環境ですが、同じ道を走行し、同じシフトポジション(4速)でフルブースト掛けた時のEVC6の画像です(違うのは、外気温とエアクリBOXのみ)。
現車書き換えデータ時(エアクリは毒キノコ) 142kPa↓
純正ECUデータ時(エアクリBOXは純正+社外フィルター)
165kPa↓
2回、フルブースト掛けましたが、
2回とも160kPaオーバーで、ワーニングが鳴っていました
ただ、ブーストというのは厄介で、色々なパーツが組み合わさって起こる現象なため、ECUのプロでもブーストを安定させるのは結構骨が折れるそうで・・・・
ということで、定説、
「社外メタキャタ+社外マフラーだと、純正ECU管理ではオーバーシュート現象が起こりやすい」
というのは、あながち間違いではなかった事になります。
ただ、現車合わせを行っているインプレッサネット版のパワーライター・データを使用しても、オーバーシュートが出る場合もあります。
まあ、GR/GV。VABはアプライドでインタークーラーが仕様変更(圧損低減仕様)になっていたりするので、そのあたりの影響かもしれませんが。
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Posted at
2019/09/19 16:47:04