カッティングステッカーの話が出たので、ついでに書いておきます。
ローランドのステカシリーズが出回ってから、カッティングステッカーが身近になってきました。
で、題名ですが、メーカーロゴ、商品ロゴはどのように扱われるか?という話です。
手順としては、
① メーカー側が巷のイラストレーターに制作代行をお願いする
② イラストレーターがAI拡張子でロゴを制作
③ 制作されたロゴを会社側が受け取る
④ メーカー名やロゴ、商品名などを、意匠登録、登録商標として、特許事務所の弁理士に出願代行を依頼
⑤ 特許庁が審査、審査が通れば登録される⑥ 印刷会社にAIファイルを提出し、広告や製品のパッケージなどに印刷される
という流れになります。
余談ですが、会社登記で「株式会社ゼネラル」と、「ゼネラル株式会社」は別の会社になりますが、
ロゴを意匠登録をする場合は、日本字体、ローマ字に限らず、書体形式を同じにすると特許庁の審査で通らない可能性があります
話は脱線しましたが、
つまり、「会社ロゴや商品ロゴは特許法で管理されたモノ」という事になりますが、ここで問題・・・・
会社ロゴや商品ロゴを勝手にステッカーにして良いのか?
という事です。
まあ、結論を先に言うと、
全く問題なし!<( ̄^ ̄)>
私の独断ではなく、法律根拠に基づいてますが、
別の法律に例えると、著作権法で「絵画の模写」にあたります。
まあ、絵画と同じく、「本物」と偽り、かつ、販売した場合にはアウトですが(;^_^A
ここで、昨日完成したロゴの画像です↓
2016年、17年、18年と作成したので、これまた今更感が強いですが(;^_^A
以前作成したモノは、イラレの初心者機能であるトレースを基に作成しましたが、今回は前回ブログと同じく、文字幅、文字間隔、曲線カーブ半径、シアーを解析し、0.1mm単位で高精度に書いています(おそらく肉眼では真贋診断は不可能w)。
ただ、どんなに精巧に作ろうが本物ではないので、これまた問題なしです。
このように書くと、
「ロゴなんてネットにナンボでも落ちてるじゃん?」という人もいると思いますが・・・・・・
巷に出回っているロゴは、どこの誰か分からない先人が勝手に書いたモノが多いので、純正ロゴと比較すると全く違う事がよくあります
まあ、会社ロゴや登録商標ロゴをAIデータで公開している会社もありますが↓
https://www.tomei-p.co.jp/logoset/
純正AIデータは、方法を知れば結構簡単に手に入ってしまいますが、ネット上で公表するとアウトなので・・・・( ̄b ̄) シーッ
そういえばですが、STIのロゴ形状は時代で変わってるらしいので、ひょっとしたら、「Proud of BOXER」も変わってるかもしれませんね(;^_^A
Posted at 2022/10/06 19:55:45 | |
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