
RRも2023年式になってフロントスクリーンが従来型より1.5cm高くなったそうだが、その効果は正直よくわからないほど風が体に当たってくる。それもあって悩んでいたのだが、フロントスクリーンの大型化をやってみた。
23年モデルのスクリーンより+6cm高いのがどう見えるか、ちょっと不安だったので、装着後の試走時に比較になりそうな写真を撮ってみたので紹介してみよう。
購入したのはアクリポイント製の23年式スモークタイプ。 23年式は他にもTSRなどから出ているが、製造はアクリポイントが行なっている。
このタイプはすでにモデルチェンジがなされていて、最初に出た製品は先端の爪が割れやすいとの情報もあるが、割れたらアクリポイントが対策品と交換してくれるっていう情報もあって、あえて安い旧タイプを買ってみた。
ただ、サイトの写真を見るとアクリポイントロゴが入っていないので、届いたこれはすでに対策品なのかもしれない。
純正はカウルとの段差がなくなるように設計されているが、アクリポイントはカウルの下に潜り込むように設計されているので肉厚分の段差が生まれている。
ここがツライチになっていればいうことないが、熱したアクリル板をブロー成形しているので流石にそれはキツいか。。。
取り付けはネジ4本を外して、後方にスライドさせながら引くだけで取れる。
アクリポイントの製品には、取り付け用のラバーブッシュは付属しているので、純正のネジを再利用して固定するだけ。
特に割れそうな感じもなく、ネジ穴のズレもなく取り付けられた。
ライディング中の視野の中ではこんな風に見える。
透明度の高さや歪みのなさはさすが日本製。
かなりこんもりと盛り上がってくるので、外から見るととんでもなく変に見えるんじゃないかと心配していた。
まずは下からあおってみる。
純正
アクリポイント
スモークスクリーンがホワイトボディにどう映えるか心配だったけど、いや悪くないね。
ちょっとツアラー的な高さ感かな?
こちらは立った位置から撮ってみた。
純正
アクリポイント
ライト周りやシートフレームのブラック部分があるので、スモークのマッチングは悪くないし、比べると確かに高く聳え立っているけど、カラーマッチングが悪くない分、それほどおかしくはないように感じる。
最後は横方向からフロントカウルとのラインの繋がりぐあい。
純正
アクリポイント
+6cmはかなりギリギリ。
ノーマルはカウルから円弧を描いて後ろに伸びるが、アクリポイントはフロントカウルのラインをそのまま延長したラインになっている。
デザインは破綻していないが、立ち位置から見るとスクリーンの自己主張が激しい。
個人的にはもう2cmほど寝ててもいいと思うけど、まぁ最近のレースマシンのスクリーン的なフォルムでもあるので、これはこれでアリかも。
試走した感じは、風防効果はかなり高い。
体にあたる風圧がかなり軽減され、いつの間にか速度が上がってしまっている。
風切音はスクリーンから発せられるものは感じられないが、ヘルメット越しに感じる音が小さくなったという印象は残念ながらなかった。
また若干ヒラヒラ感が減り曲がりづらくなった。
風の抵抗でフロントに荷重がかかる感じといえばいいだろうか。
もともとフロントがどっしりした感じの23年モデルだが、それが1割増しくらい重さがました感じ。
見た目もオリジナル感が出たし、何より効果が体感できたのがよし。
期待したほど静かにならなかったけど、高速走行時の疲れは明らかに減るでしょう。
Posted at 2023/12/09 16:43:30 | |
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