サーキット走行_240111

2024.1.11（木）

TC2000を走ってきた

Attack筑波まで、あと5週間

前回はキャリパーブラケットの剛性不足により、
ジャダーが酷くてフルブレーキングできませんでした

今回はその対策を施して意気揚々と臨みましたが、
...残念ながら完全解決には至りませんでした

ローター大径化による代償は、小さくなかったです

別の素材でブラケットを造り直すことになったので、
次回には必ず完全解決したいと思います

ブレーキの前後バランスも良くなかったです

ピンタイヤの時は全く問題無かったんだけど、
タイヤが劣化してくると色々と顕在化してきました

早い話、リアキャリパーを4pot化したことで、
フロントより先にリアのABSが作動しちゃうんです

フロントのABS介入は「ダダダッ（止）」ですが、
リアの場合は「スー・・・（滑）」って感じです

突然サイレントに滑るのでフィーリングが最悪だし、
コーナー進入時もそのことばかり考えてしまう

おまけにABS誤作動を惹起しますから、
ブレーキングポイントを詰められず倦んでいました

リアブレーキの仕事量が多過ぎたせいか、
11月に交換したばかりのパッドが残り3mm（笑）

消耗が早過ぎて、ビックリしました

サーキットコンセプトさんに相談をして
リアパッドの効きを落とす方向性を示しましたが、

一つあることを提言されたんです

それは、GTウイングを立てること

リアのダウンフォースを稼いでグリップが増えれば、
必然的にリアがロックし難くなるとのことでした

今まであまり意識したことが無かったので、
指摘されてようやく気が付きました

もっとアンダーステアになる可能性が高いけど、
それ以上のメリットが見込めそうなので実践してみました

結論、めちゃくちゃ良い感じ！！

低速域では未だABS誤作動がありますが、
高速域からのフルブレーキングはかなり安定しましたね

1本目のベストが1'04.429だったのに対し、
2本目のベストは1'03.663でした

それでも自己ベストの1秒落ちという体たらくですが、
セクター3は今までで一番速かったんです

GTウイングを立てたのにアンダーにはならないのは、
結局はヨーイングなんだと思います

「ブレーキングこそが肝要であり、
ブレーキングを制する者がリズムを制する」

アマチュアがこんなことを豪語するのは憚られますが、
今回の走行で改めて痛感させられました

3ヶ月のブランクから復帰してから腕が振るわず、
クソタイムしか出なかったので、ずっと沈鬱でした

今回、その原因がようやく判明したので、
まるで暗闇に光が差し込んだような気分でした

一陽来復とは、まさにこのことでしょうか

2本目のインラップで泣きそうになりましたw

課題が山積みで完全体ではないですが、
明日も頑張りたいと思います

大量のタイヤカスを取ろうと思ったら、
マルチツールを忘れてしまったw

お陰様でプラスチックナイフで人海戦術ですよ
側から見て、さぞ間抜けだったでしょうね

...「ん、明日？」って思いました？

そう、今夜は筑波サーキットの近くで泊まりなんです