リア席ヒーターのエア抜き作業

リアヒーターのエア抜きは、ヒーターコアにあるエア抜き用パイプにあるシーリングキャップAを外し、ドレンホースBを接続して行う要領になっています。

続いて
・車両前方を300㎜ジャッキアップ
・ラジエーターにクーラントをウォーターフィラー上位まで注入
・エア抜き用パイプからエアが出なくなったらドレンホースを外してシーリングキャップを付けます。

ちなみに、クーラントはホンダ純正
ウルトラeクーラントを使用しました。
ヒーター有り仕様と無し仕様の差分約2L程注入量が増します。
ヒーターコアとパイプの容量だと思います。

あとは通常のエア抜き要領と一緒のようなのですが、なかなかエアが抜けないのが実態で、しばらくぬるい風しか出ない状態で走り続けていました。
エア抜きが不十分であったのかは定かではありませんが、結果として走り続けていたらヒーターは機能するようになりました。

ハイブリッドのヒーターの場合、クーラントが循環する水路に電動ウォーターポンプとウォーターバルブがあり、水温が上昇することによってバルブを開き、ポンプを駆動するよう制御している関係上、リア席の設定温度をHiにして運転しないとクーラントが流れないので、エアが抜けにくくなる模様です。
そこまではサービスマニュアルに記載がなく、しばらく頭の中ではてなマークが飛び交いました。

諸所の失敗をしながら困難にもぶち当たり、無事というわけにはいきませんでしたが、これでリア席ヒーターの追加企画は終了です。

有難うございました！