車を購入してから、いつのまにか3年以上過ぎ去り車検を迎え、いつのまにか老け込んでまいりましたが、ちょっとした節目を迎えたのでピラーの所に穴をあけてスイッチを増設しました。
失敗しそうなので、以前からためらっていましたが、直径12mmのスイッチはギリギリ収まってくれて念願の追加ハザードスイッチの増設完了です。
端子部は、ボディーに接触しているかもしれないのでグルーガンで固めてあります。

思ったよりいい感じに仕上がりました。
せっかくなのでペンケースも新調し、1回押すと2回ハザード点滅するようにします。また、1秒以上長押しすると7秒間点滅し、その間にRレンジに入れたあとはハザードが点滅を続けPレンジに入れるかパーキングブレーキをかけるとハザード点滅が終了するようにします。(もう一度押すとハザードキャンセル)
右がペンケース1号、3年間おつかれさまでした。(つづく)
●ペンケース配線おさらい●
①Pレンジ(12V)
②Rレンジ(12V)
③Nレンジ(★新規追加/12V)
④パーキングブレーキ
・掛けるとボディーアース0V)
⑤ピラーのスイッチ(★新規追加)
・押すとボディーアース0V
⑥ピラーのスイッチLED(★新規追加)
・+側へ。ー側はスイッチのマイナス側と共通
・LEDは1KΩ抵抗入り(2KΩ×2本の並列)
⑦トグルスイッチ経由ACC12V
・当初はペンケースの電源用であったが都合により信号線扱い
⑧イルミネーション(12V)
⑨ルームランプ制御用(NチャンネルMOSFET)
⑩デイライト左出力
・PチャンネルMOSFET
⑪デイライト右出力
・PチャンネルMOSFET
⑫デイライト点灯状態
・トグルスイッチのフルカラーLED緑成分)
⑬ACC電源(12V)
⑭GND(ボディーアース)
⑮ハザードスイッチ
・0Vでハザード点滅、リレーで制御
⑯カーナビのOPTボタン
・常時5V、押し下げで0V※ボディーアースではない
・1KΩの抵抗を介してNPNトランジスタに接続
・全方位カメラ強制起動用
⑰車速パルス
・停止時5V、パルス発生時0Vの矩形パルス
⑱ウィンカー右(★新規追加)
・点滅時デイライト右側減光用
⑲ウィンカー左(★新規追加)
・点滅時デイライト左側減光用)
●車速パルスおさらい●
JIS5601によると駆動軸が毎分637回転するときに時速60kmと定義されていて、駆動軸1回転毎のパルス数は 4,8,16,20,25 のいずれかに決められているようです。
ここで、イグニスにおいては駆動軸1回転ごとに4回のパルスが発生していると勝手に断定すると、時速60kmでは 637×4=2548 となるので毎分2548回のパルスが発生していることになり、時速1kmの時では
2548(pulse)÷60(km/h)・・・①
なので毎分約42.47回のパルスが発生することになります。
そして、今回の車速の測定方法は車速パルス間の時間を測定することにより車速を計算し測定します。
まず、パルス間の時間を t[秒] 、車速度をv[km/h]とすると1秒間当たりのパルス数は 1÷t 回となり、毎分 1÷t×60 回のパルス数となるので①より
(1÷t×60)÷(2548÷60)=v[km/h]
∴v = 3600/t/2548 = 3600/(2548*t)
となる。はずです。
Posted at 2021/02/28 00:47:36 | |
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