「 自動車の前面に備える方向指示器と昼間走行灯との距離が 40mm 以下である場合にあっては、方向指示器の作動中、当該方向指示器と同じ側の昼間走行灯は、消灯するか、又は光度が低下する構造であってもよい。」
保安基準に、このような一文があります。
たまに見かけるウィンカー点滅時に片側のウィンカー点滅側のデイライトが消灯するヤツかと思われます。この機能を減光バージョンで追加しました。
動作原理は、ウィンカーの信号の立ち上がりでデイライトを減光し、ウィンカー信号の立ち下りから立ち上りまでの時間経過後(自分のイグニスでは0.32秒)に新たなウィンカー信号がない場合はデイライトをふわっと最大点灯します。
ただし、誤差がないとも限らないのでデイライトを復帰させる時間は0.05秒プラスしてあります。
しかし、ウィンカーのバルブによっては、この時間が変動しないとも限らないので校正機能も追加しました。
校正方法は以下のとおりです。
1.エンジン始動後ピラーのスイッチ(ペンケース2号備忘録②参照)を1回押す。(Pレンジ以外に入れる前であることに限る。)
2.ウィンカー2回点滅。(時間を測定してマイコン内不揮発メモリに勝手に記録しブザー鳴動。)
3.エンジン始動後に初めてPレンジ以外に入れるとデータを読み込み校正完了。
エンジン始動後、初めてPレンジ以外のレンジに入れる前にのみ実行可能。基本的には発進時には毎回記録されているウィンカーの点滅テイミングを読み込むことになります。
●ウィンカーの信号
ウィンカーの信号はエンジンルーム内のウィンカーを点灯させる線から取得しました。電圧はアナログなまろやかパルスかと思いましたが、以外にもキレキレのパルスです。ウィンカーの信号がない場合は+側の線はボディーアースにつながっているようです。リレーの制御なのでしょうか。
ちなみに、ハザードボタンOFF時のハザードを制御する線の電圧は以下のようなパルスになっています。よくわかりません。↓
Posted at 2021/03/14 13:17:07 | |
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